考える稽古。

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今日の朝練は三軒茶屋道場にて、加藤先輩と二人で行いました。

先輩も国際大会に向けて 良い仕上がりだと思いました。

じっくりと長い時間 組手を行う事で色々 気付きます。

自分が、同じ角度と同じ技を貰う事によって、自分のパワーと技で相手に伝えたら どんな影響を与えるか等を考えて観察しながら行いました。

今では午前中の一発目から すっかり動けるようになりました。

ミット等の息上げの稽古は普段の自主トレや夜の稽古でやります。

若い時期は『考えて稽古する…』、事の意味が、いまいち理解出来ませんでした。

気持ちと勢いでガンガンやるのが稽古だろ、と考えていました。

三十路を過ぎて現在は考えた稽古の意味が本当に良く理解出来ます。

しかし若い時期でも、考えた稽古の意味が理解出来ていなくても、無意識にそんな動きを漠然と行ってはいました。

きちんと理解して色々 考えながら行うと、若い時期には観えてなかった部分に気付かされたりします。

生徒達の器用な動きや、様々な稽古をやらせてみて、自分自身も見えて来る物もたくさんあり凄く勉強になります。

少年部の生徒達の可能性は本当に無限大なんです。

自分が気付いた部分は彼らに上手く伝えてあげたいです。

自分も ただ何となく彼らにキツイ稽古を意味もなく、やらせたりは決してしません。

皆の表情や疲れの雰囲気や前日の稽古や、1週間のうち、何曜日に稽古に来たか等を全体を観ながら その時々に合った稽古を選択しています。

現役の選手にしか分からない部分もあると自分は思います。

全員が可愛いですし、自分なりに考えて皆が強くなれるように頑張ります。

そんな仕事が凄く楽しいです。

明日は1日、荒木先生が稽古風景をビデオ撮影に来てくれます。

皆に頑張って貰います。

※ ビギナーズカップ、秋季関東大会、世界大会第4期予約チケット等 〆切等をご確認の上、受付にて手続きをお願い致します。