今日は自宅で ゆっくりしました。
気分転換に部屋の電気のライトの色を変えてみました。
オレンジが、かかったライトにしてみましたが良い感じです。
ここ1週間、試合後の稽古の疲れが かなり溜まって来ていたので今日はあえて ゆっくり休みました。
生徒達に言う割には、あまり実行出来ないですが休むのも稽古です。
部屋の掃除をしていると生徒達から貰った今年の年賀状が出てきました。
S君兄弟から来た年賀状を見ていました。
二人とも、物凄く個性のある生徒達です。
お兄ちゃんは とにかく優しい性格で、誰に対しても誠実ですが厳しい稽古の追い込みと集中力が半端ではありません。
ここ一番の本番の試合では、誰よりも冷静に熱く120%の実力を発揮出来る生徒なんです。
どんなに劣勢な試合でも相手が強敵でも、絶対諦めないで 最後の最後まで自分を信じて戦う気持ちとファイトスタイルが自分自身とダブります。
昨年3月に初めて彼を観た時は体の線も細く、試合でも入賞経験がなかったようですが、稽古に取り組む姿勢を観た時に、『この子は必ず強くなる…』と感じました。
しばらくすると みるみる内に実力を付けて成長しましたが、ビギナーズカップでは混戦だったトーナメントの5試合を戦い抜いて初めて試合での結果を出してくれました。
その諦めない気持ちで、劣勢な試合を延長で見事に、ひっくり返す戦いぶりにあまりにも感動して試合後に、すぐに緑帯を受審する許可を出しました。
弟のS君は、お兄ちゃんとは逆に、わんぱくで 皆の輪の中にいても一際目立つ存在で幼い頃の自分に似ている部分があります。
たまに ふざけたり、集中力をかいて 叱られる時もありますが空手が大好きな生徒です。
弟は、すでに支部内交流試合では無敵を誇っていて何度も優勝して、今まで殻を破れずにいた関東大会で、格上の国際王者との試合までたどり着き、負けはしましたが見事3位入賞してくれました。
普段の実力を知っていたので、試合前にメンタル的な部分のアドバイスを自分なりに、しつこく指導しました。
9月の城西カップでは再度 同じ国際王者と戦い、今度は逆にパワーで競り勝つところまで成長を見せて延長戦まで追い詰めました。
あと一歩でしたが確実に稽古の成果が出せた大会でした。
そんな彼らは いつも別の地域から二人で電車で東大和道場に通ってくれています。
とにかく心が純粋な生徒達で、育ちの良さが雰囲気に現れていますが彼らが来ると、不思議と道場が明るくなります。
いつか 竜太郎君や銀次君みたいに、自分と組手を出来るくらいまで成長して貰いたいなと思っています。
長く続けたら、将来的には間違いなく一般の全日本大会に出場するようになる生徒達です。
皆に癒されていますが、自分自身も色々勉強して成長して頑張りたいと思います。