友人達。

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現在朝の6時を過ぎましたが、ゆっくりしていたはずが、100回だけ拳立てをやろうと始めました。

ウエイトトレーニングやジャンピングスクワットまで始めてしまいながら、2時間程やりました。

結局、身体が休まりません。(笑)

しかし これをやれる事が幸せなんです。

仕事が休みですが、今は身体を鍛える事も仕事なので良いかなと。

若い時期から、純粋に空手は続けて来ましたが、昔を思うと自分が まさか今の環境で、選手として空手を続けていられる事や、現在の年齢になった自分を想像は出来なかったんです。

当初、いつか全日本ウエイト制大会辺りにでも、一度くらいは出れたらいいな、くらいの感覚でいたのが未成年の時でした。

子供の時は漠然とではありますが将来、人前で目立ちたいなと考えていました。

強さにはひたすら憧れながらも、小学生の時はプロのサッカー選手になりたかったんです。

漫画『キャプテン翼』に憧れて、シュートに名前とか付けて女の子達の前で、カッコつけていた時期があります。(笑)

今の環境に至るまでには家族であったり、空手関係者の友人達や、様々な人達の支えがありました。

今年、自分は5大会に出場出来ました。

東大和道場の関係者の方々や、職場の先輩方であったり、沢山の人達の支えが当然ありました。

昨年の5月から、自分の専属のセコンドとして全国各地の大会に付いて来てくれている三軒茶屋道場の田中さんについて書かせて頂きます。

田中さんとは、自分が三軒茶屋道場にいた時期から当然 面識はありました。

誰からも好かれる優しい物腰と真面目なキャラクターが印象的でした。

三年程前だったと思いますが網谷君という、長年自分のセコンドについてくれていた後輩が仕事の夢に向かう為に空手から離れました。

彼も大切な親友であり、後輩なので今もよく連絡はとりますし、たまに会います。

命の恩人でもある、網谷君に関してはまた別の機会にお話します。

そんな網谷君が空手から離れて自分は、寂しかったですし『…これから、誰にセコンドを頼もうか…網谷みたいに尽くしてくれるセコンドがいるだろうか…』

と、迷いながら、いくつかの試合に出続けている時に、たまたま昨年5月、田中さんが初めて自分のセコンドに付いてくれたんです。

セコンドは凄く重要な役割であり選手との息が合わないと、試合当日の選手は試合だけに集中している為に身勝手な心境なので、ストレスを感じてしまう場合もあるんです。

結局は、相性だとは思うのですが田中さんは自分にぴったり 当てはまってくれたんです。

年齢が近いのもありますが、回数を重ねる毎に計算しつくされたフォローをバッチリ必死にこなしてくれます。

もちろん試合場の選手への指示に関してだけで言うと、また少し異質な部分もあり当然、指導者の立場にいる先生方や、先輩方の場合が勝負所であったり戦う場面によっては良い場合もあります。

しかしセコンドは1日中、もしくは前日から選手の為に動くので、気も遣いますし大変な仕事でもあるんです。

今では、田中さんは当時の網谷君と同じ協力をしてくれますし、最近では自分も会場では安心して任せきっています。

今では田中さんも自分の友人であり親友です。

そんな出会いがあるのも極真空手を続けていたからなので幸せだなと思います。