試合を終えて。

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皆本当によく頑張ってくれました。

出場した24名の選手の皆さん、お疲れ様でした。

悔しい、惜しい試合が本当に沢山ありました。

確実に強くなっています。

惜しかった選手達同様に自分も今も悔しいですし、皆の気持ちは自分が一番解ります。

出場選手の人数が多く、各コートで試合が重なり、セコンド陣皆に協力して貰いながら分担しましたが、セコンドに付けないで無人になってしまった試合がいくつかあり、付けなかった生徒達には本当に申し訳なく思います。

各コートで協力してくれた中学生、高校生の生徒達にも感謝しています。 (皆、自分の事のように親身になり、後輩達の為に一生懸命動いてくれていました)

朝から色々動いて指導員と一緒にサポートして下さった一般部のKさんも有り難うございました。

セコンド陣営を分担させてくれて、ひたすら皆に指示を出し続けて下さった荒木先生も有り難うございました。

選手達は全員 必死に頑張ってくれました。

確実に次に繋がると自分は感じています。

あのメンバーの中でのトーナメントと、ハイレベルな大会で結果を出す事は本当に大変な事なんです。

一回でも、人に勝つ事がどれだけ困難な事かは実際にやった本人達にしか解りません。

厳しい世界です。

それは自分自身もよく理解しています。

皆の今日の頑張りは絶対に無駄にはなりません。

腐らず ふてくされず 諦めずにひたすらやるしかないんです。

自分も皆が 少しでも変わるように諦めずにひたすら頑張ります。

帰りには高校生の部で第3位に入賞した多田将太朗君の閉会式後、家族は応援に来れなかったので一人で来たという彼と一緒に帰りました。(彼は最近、一人で試合会場に来て無言で試合に集中しています)

過去に二回も負けている相手を今回は今までで一番追い詰めた事と、確実に強くなっていると本人が実感しています、という事を自分に話してくれました。

彼はとにかく素直なんです。

4月には国際大会でベスト4を目前にまで迫り、今日も超強豪を効かせて、あと一歩に迫りながらも再度、上段回し蹴りに泣きましたが 彼は絶対に腐りません。

きちんと御礼の挨拶や 最後まで 周囲への感謝の気持ちであったり、気配りの気持ちを忘れません。

何かを言われたら彼は全てに『押忍』の一言です。

自分は彼を見ていると いつも頭が下がり、涙が出そうになります。

例え納得がいかなくても腐ったり、人のせいにしたりは絶対にしません。

信頼関係は心の部分だと自分は思いますし、おかしな様子なら自分は迷わず少年部も中学生、高校生も叱る事もあります。

絶対に妥協はしません。

感謝や礼節を学べなければやはり続かないです。

自分自身もそうでしたが、人から教わり、後で気付く事も沢山あります。

間違いは間違いだという事を伝える事や、頑張っている生徒達を更に伸ばす事が今の自分の仕事です。
試合に出るなら、例え負けたとしても納得がいかなくても【絶対に諦めない】

これしかないんです。

自分自身も明日からひたすら生徒達を更に強くする為に頑張ります。

皆様、今日は本当にお疲れ様でした。

スタッフの手伝いに入って下さった宮本さん、有り難うございました。