土曜日。

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今日 一番最初に来たのはH君でしたが、彼はいつも ひたすら色々な話しをしてくれます。

道場に早く来て静かな場所で話をするのが落ち着くらしいです。

彼には今日、パンチの打ち方を指導しましたがひたすら一生懸命やってくれました。

次に、いつも長い厳しい稽古をこなした後でも 一年中、必ずノルマの自主トレをして帰るCちゃん。

昨年夏に全関東大会で初優勝しましたが 今年も優勝を狙います。

質を高める為に、自主トレをする際の ほんの小さなアドバイスをしました。

そして 今日の少年試合クラスでは過酷なメニューを次々に皆でクリアして最後は延々と対人稽古をやりました。

攻撃に対する全ての受け技を指導しました。

自分自身が組手で用いる感覚的な部分を細かく伝えました。

激しい組手の連続では事前に指導したばかりの細かい受け技をことごとく物にした生徒がいました。

オレンジ帯のY君ですが現在4年生で 空手を始めてまだ1年が経過したばかりです。

現在はすでに関東大会に出場する緑帯、茶色帯の生徒達とも 毎回手合わせして 揉まれて日に日に強くなって来ています。

今日の彼の脛受けのタイミングや、上段のガード、蹴りの当て感等は本当に才能から来るセンスだなと思いました。

そして気持ちも強く、物静かで稽古はとにかく真面目な生徒です。

まだ負け知らずですが、9月には支部内特選クラスに挑みます。

これから 勝つ時もあれば負ける時もあるかと思いますが、全て吸収して頑張って貰いたいと思います。

スポンジが水を吸収するかのように上達していますが彼に話を聞くと、痛くても苦しくても『楽しいです』という返事一つだけが返ってきます。
とにかく物静かな生徒ですが 観ているこちらが あまりの才能にドキドキします。

今は幼年期から選手を目指して空手をやる事も出来る時代ですが、彼ならまだまだ これから もっともっと上まで追い付いて行けるかと自分は思います。

一番大事なのは 空手を好きでいて貰える事ですね。

今日は三軒茶屋の帯研に向かう荒木銀次君と会いました。

こちらも幼年期から空手を続けてきた才能溢れる逸材で現在高校一年生ですが毎週の選手稽古で、すでに一般選手達に近付いて来ています。

これから本気で続けたら数年の内に一般で活躍する選手になるかと感じます。