〈火曜日少年部クラス〉
烈火君、頑張れ。
支部内交流試合では先ず一勝利以上を目指す。
真面目だし明るくて凄く良い。
いよいよ初の組手試合へのチャレンジが近付いてきている。
全力でやれるように。
11月17日の支部内交流試合に向けて。
フィジカル強化をテーマに。
みんな頑張った。
〈以下、火曜日少年部選手Aクラス〉
全関東大会を終えた生徒達一人一人と話をした。
勝っても負けても一生懸命にやればOK。
みんな立派。
毎日の稽古の中で、彼らの一生涯において役立つ物を作ってあげる気持ちで。
乃唯さん、心洋さん、ゆいさんも仲間達との時間を楽しそうにしていた。
乃唯さん、いつも本当に良い笑顔だ。
〈火曜日一般部クラス〉
大舘杏紀さんが参加。
杏紀さんは、先日の第31回全関東大会では高校生女子/重量級の部で準優勝。
準決勝戦では、杏紀さんよりも30キロ程の体格の大きな強豪選手を相手に、延長戦での大激闘の末に見事に勝利した。(彼女は7月の2024東日本大会ではこの強豪選手に敗退していた)
その選手と当たる事を考えて今回は事前の稽古では対策と作戦を練り、フィジカルとステップワークを強化して今大会へと挑んだ。(8月の2024西日本大会では杏紀さんはチャンピオンへと輝き、今大会は逆に優勝候補としてその選手を迎え打つ形となった)
日々の稽古プラス、一般部クラスでの週に数十ラウンドの組手稽古を共に積み重ねていた事で、彼女は肉体的にも精神的にも以前よりも遥かに打たれ強さを増して強くなっている事を感じていた為、今回は当たり前に勝つ事のみを彼女自身も信じていた。
予想よりも遥かにハードな準決勝戦とはなったが、杏紀さんが無事に勝利する事が出来た。(延長戦2-1優勢勝ち)
準決勝戦の激闘による疲労で、まだ息切れしたままの状態で迎えた決勝戦では、最初から腕も上がらずで既に打つ手がなくの敗退ではあったものの、今大会は準決勝戦に勝利した事が十分過ぎる程の価値のある健闘ぶりだったと褒め称えた。
素晴らしい試合だったと思う。
彼女は優勝のみを考えていた為、決勝戦後は本当に悔しがり涙を流してはいたが、人に見られないようにとする姿がまた立派だった。
試合翌々日の本日火曜日も、いつも通りに少年部クラスで稽古した後は夜の一般部クラスに参加した為、今日はウエイトトレーニングをメインとした。(スクワットは10レップ×10セット)
トレーニング後は、サンドバッグを延々と叩いて蹴っていた彼女。
その後には更に、本人が一年中ノルマとしている別種目のウエイトトレーニングをしていた。
パワーが増していて、筋肉も太く大きくなってきているのが分かる。
杏紀さんの今後の選手生活についてと、また彼女の来年以降の進路についての話を聞き、他、多くの話し合いをした。
空手に関しては、これまでのペースで稽古を続ける事が出来れば、今の二倍、三倍、当たり前に強くなっていく片鱗が垣間見えるというか、一般女子のトップ選手へと育つ可能性もありそうだなとも感じられる。
彼女自身の今後の進路もある為、しばらくは焦らずに稽古は今まで通りに積み重ねながらも、来年の春以降に色々と整って実際にその時の流れや様子を見てから、また考えて試合にも出ていこうという事を伝えた。
彼女の性格的にも今後も明るく前向きに楽しく、大好きな空手を継続していくかとは思う。
本人の自由な意思を尊重している事も含め、今後もひたすら見守っている。