夜は田無道場へ出稽古に行った。
自分自身が指導される側で、一生徒として全て真剣に稽古をする為が一つ。
二つ目は、佐野先生の指導や田無道場の生徒達のエネルギーを感じる事と、ユース期待の若手選手達として現在活躍している、橋田兄弟と組手で手合わせをしてもらう事。
三つ目は、どんな状況でも、どんなに苦しくても、弱い自分には絶対に負けない事、自分自身に打ち克つ事としていた。
自分自身の中での、必要最低限のノルマと目的はクリアする事が出来たと感じている。
橋田君達は二人ともに186、7センチの身長があり、ワールド空手等では【田無のツインタワー】と呼ばれていたかと思う。
16歳、18歳という事で、弟君はまだ身長も伸びそうに感じた。
幼少期から積み重ねてきたセンス抜群の彼らの極真空手は、今現在、一般選手権の全日本クラスの舞台で戦うまでに成長していて、6月には二人とも黒帯の昇段審査に挑み、弟君の10人連続組手では、その素晴らしい戦いぶりにドキドキワクワクさせられたのが記憶に新しい。
彼の頑丈な体と精神力の強さが際立っていた。
お兄ちゃんの方は、先月の一般選手権/第39回全日本ウエイト制大会にも出場した。
彼らは既にそういうレベルにある。
【ウエイト制が終わったら、俺自身が、君達に手合わせをさせてもらいに行きたい】という事を、6月9日に三軒茶屋道場で行われた、彼らの一般部黒帯の昇段審査会の最後に、審査員席から皆の前で金久保から話をした。
彼らに直接話した約束でもあり、自分自身もそうしようと自然に行動していた。
得る物が沢山あり、多くの物を吸収する事が出来た事、良い刺激を沢山もらえた事に感謝。
凄く良い稽古が出来た。
またそのうちに田無道場に出稽古に行かせてもらえたらと思う。
極真会館の池袋の総本部に、昔一人で出稽古に通っていた30歳当時の気持ちを思い出していた。
23:00稽古、掃除を終えて着替えてから佐野先生と夕食へ。
現在午前4時、アドレナリンでまるで眠くすらなれず…
本当に充実した証拠。