カブトムシの子孫。

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昼間、早くに道場に着いたので、まだ出てこないカブトムシのサナギが心配になり、土を全て掘り返しました。

…なんと、8匹いた巨大な幼虫全てが、サナギ期間を経て、全て成虫になっていました!

…しかし、出て来るのは掘っても掘ってもメスばかり。

【もしや、全部メスか!?】と思っていたら、 一番下に、赤い背中をしたオスがいました…

妙に嬉しかったです。(笑)

7匹メスで、1匹だけがオス。

成虫になったら 逃がすか、生徒達にあげてしまおうかと思っていましたが、一年間じっくり自分が育てたので 観た瞬間、とても可愛いかったんです。

しばらくして小林さんや、幼年部のT君が来ました。

『俺、カブトムシ持てるよ!』と言って、メスを掴みながら 数秒間後…
『いってー!!何これ!あ〜!』と、カブトムシを振り捨てて、指を押さえて飛び上がる彼の表情と仕草が、あまりにも可愛くて、おかしかったので、小林さんと大爆笑してしまいました。(笑)

『…噛み付かれた!!』と、目を丸くして真剣に話す彼の姿が いつものクールなT君と、あまりにもギャップがあり、涙が出るくらい笑わせて貰いました。

『メス、痛すぎる!稽古が出来なくなっちゃうよ…』と、指を押さえて独り言を呟くT君。

噛み付かれたのではなく、爪で彼の指にしがみついたんですカブトムシのメスが。

確かに爪が引っ掛かるように出来ていて、しがみつかれると、痛いんです。

小林さんとツボにはまり過ぎてしまいました。

T君が しばらくして、ケロッとしながらも二度と触ろうとしませんでした。

ずっと『オスは持てるけど、メスは痛すぎる…』と呟いていました。

今、ブログを書きながらも、笑いを堪えるのに必死でしたがほとんど堪えられませんでした。(笑)

その後、何事もなかったかのように稽古に打ち込んでいました。

T君には、かなりのパワーを貰いました。

カブトムシが、無事に成虫になり、子供達が男の子達が皆、喜んでいました。