極真空手 東大和道場 水曜日一日。【今の自分自身と本物の願望】

16:30~19:30少年部2クラスを指導。

日曜日の支部内交流試合に向けて。

2クラス共に本当に最大限に、今日の皆を可能な限り、引っ張り上げられたと確かな実感を持つ事が出来た。

どれだけ○○に○○られるかが、本当に重要だと感じる。

誰かと競う訳でも何でもないが、この部分は、誰にも負けないと自負がある。

そのくらいの情熱と魂を注入したいと、常に考えている。

試合に勝たせる為だけの空手の指導なんかでは無くて、本当にもっと更に深い部分の物で、ここは誰にも勘違いされたくはない部分でもある。

組手試合で、入賞者を何人出すとか、そんな小さな部分でも、本当に何でもなくて。

空手を通じての彼らの笑顔や、頑張りは、本当に半端で無い、プラスのエネルギーを、常に無限に発している。

物凄かったけども、あそこまでにさせてあげたいと、毎日毎日必死に考えているし、それが仕事だから。

2クラス目では…本当に閃きだったんだけど…

まさに、ある意味で【改革】だったと自画自賛の気持ちになり、嬉しかった。

子供達の凄さと、余りにも当てはまり過ぎたから、我ながら笑ってしまったけど、それを皆に話したら、佐久間一華さん、有馬悠翔君が、笑顔で俺の自慢話を聞いてくれた。

優しい、本当に。

だけど、実際に確実な効果と意味があり、物凄かった。(佐久間一華さんは、少年部クラスから一般部2クラスまでを、4時間以上を稽古して、その効果を発揮し続けてくれた)

指導内容は書かないけど、本当にすげぇ…

多田将太朗君や、中学生達にも当てはまった。

俺も頑張ろう、本当に色々。

19:35~22:20一般部2クラスを指導。

多田将太朗君、宮本泉美さん、星野悠久君、井上彪雅君、石河ローレンス君、佐久間一華さん、鈴木さんが稽古に参加。

【皆にとって、空手を本当に意味のある物にさせる事】

【何の為の空手なのか】

本当に色々、話をしながら。

【勝負の世界の厳しさと尊さ、勝負の世界だからこそ、起こり得る残酷さ…】

2クラス目の稽古後には、これらについて、深い話を皆にしながら。

あるアスリート達についての、話をしながらではあったが、あんなに苦しくて残酷な状況が、起こり得るのも、勝負の世界に関わる者達の宿命ともいうべきかも知れないが…本当に苦しい話でもある。

それらについての状況や話を知った時には、胸が締め付けられる程に、苦しさを感じた記憶もあるが、自分自身も勝負の世界で戦ってきているだけに、本当に痛い程に、それらの感情やらも、客観的でしか無いのかも知れないが、自分なりに理解をする事が出来た。

特に皆に、その話をするつもりも全く無かったが、自然と沢山の言葉が、溢れ出てきた為、一般部クラス後には、皆へ、約30分は、その話をしたかと思う。

何を伝えかったと言えば。

【それだけの真剣な神聖な物でもある、勝負の世界に関わりながら、好きな空手を稽古しながら、自分自身を高めて、その空手を、生きる上での、ある時には皆の糧となり自信になり、何かの迷いや、本当に苦しい事があった時にも、皆を助けてくれる物にもなり得る程に尊い物であり、毎日それを、自由に行えている事が本当に幸せな事でもあり、それを出来る環境であったり、やらせてくれている、お父さん、お母さんに感謝しないといけない】

皆には最後に、そんな話をしたかと思う。

自分自身が毎日毎日、長年、必死に続けてきた極真空手を通じて、選手としても、空手の指導者の端くれとする立場でも、皆に対して、何かの影響を与えないと、本当に自分自身が、それを仕事にする事すら、インチキになる。

そんな危機感は実際に毎日、本当に常にある。

だから、やれる限りは、選手としても積み重ねて、戦い続けていたいという気持ちが常にあり、いつかは戦えない年齢が来る事が、実際に不安で仕方がない。

未熟者な故に、24時間、肉体的な部分以外にも、常に成長したいと考えているし、学校の勉強を一生懸命に努力した事は、今までに、おそらくは無いかとは思うが、今は毎日毎日が、本当に様々な部分で、生きる上での勉強なんだなと捉えている。

空手は一生懸命にやってきたかとは思うが、自分自身は基本的に、本当にアホだし、ふざけてばかりな部分も実際に沢山ある。

空手を通じて、自分自身を高めていたいと常に考えている。

もっともっと色々な事を知りたいし、深い部分で様々な事を考えていたいし、自分自身を変えていきたいと、常に考えている。

皆にも、そんな話もしたかとは思う。

ローレンス君は、半分寝ていたが、激しい稽古で、疲れのある中、途中までは一生懸命に話を聞いてくれたから、むしろ、有り難いし、微笑ましかった。

佐久間一華さんも、一度も目を逸らさず、本当に真剣に聞いてくれた。

彼女の才能とは、むしろ本当に、そういう部分でもある。

あんなに魅力的な笑顔や、純粋な気持ちでいられるのが、既に本物の才能でもある。

多田将太朗君、星野悠久君、井上彪雅君も勿論同じ。

鈴木さんは、皆が知る、いつも一生懸命であり、優しい人でもある。

今日も一日、多くの生徒達と、真剣に接する事が出来たが、幸せな事だなと思う。

自分自身、いつどうなるかすらも、本当に解らないし、未熟者が故に、生きる上で、人に対して、何かしらのプラスの影響を与えられる人生なら最高に幸せだなと思う。

23:30〜 自主トレ。(ウエイトトレーニング)

《極真会館 2017第25回全関東空手道選手権大会において 多田将太朗選手(城西世田谷東支部・東大和道場)一般選手権大会において 関東大会2連覇優勝を達成!!》

■2017年11月26日(日)茨城県武道館にて【2017第25回全関東空手道選手権大会】が開催された。

今年2017年7月、東京・墨田区総合体育館で行われた【2017東日本空手道選手権大会 兼 第25回全関東空手道選手権大会】が、来年以降には完全に【東日本空手道選手権大会】が正式な大会として位置付けられる事となり、それまでの【全関東空手道選手権大会】が、秋季関東空手道選手権大会へとスライドされる形となり、今後は合併される形となる。

その中で新たに開催された【2017第25回全関東空手道選手権大会】

今大会の注目を集めた【一般男子選手権の部】

-70キロ級、+70キロ級による、二つのカテゴリーへと別れる中での開催となった。

+70キロ級のカテゴリーには、若手の有望選手達を筆頭に、100キロ級の重量級選手達もエントリーしている中で実質、無差別級トーナメントと呼ぶに相応しいカテゴリーとなっていた。

+70キロ級(重量級)に優勝候補の一角としてトーナメントの最後尾に配置されながら、今後を担う若手有望選手の筆頭として注目を集めていた、多田将太朗選手【城西世田谷東支部・東大和道場】

昨年秋の【2016第48回全日本空手道選手権大会】では、元ヨーロッパ王者でもある世界の強豪、アントニオ・トゥセウ選手(フランス)と、初日の2回戦で対戦して、試合終了間際ラスト1秒…左上段廻し蹴りによる技あり優勢勝ちを納めたのも記憶に新しい。

(アントニオ・トゥセウ選手(フランス)は、今年2017オールアメリカン大会では無差別級王者を獲得している世界の強豪選手の一人でもある)

多田選手は、昨年の全日本大会一ヶ月後に迎えた【2016秋季関東空手道選手権大会・中量級(-80キロ)】において、念願の関東大会での初優勝を遂げている。(関東大会へは、少年部時代から通算…15回程の出場経験を積み重ねて来た中での初優勝となった)

2017年6月の第34回全日本ウエイト制大会へ出場後、7月に行われた【2017東日本空手道選手権大会(無差別級)】では第3位に入賞をしている。

今年に行われた【2017第49回全日本空手道選手権大会(無差別級)】では、2年連続のベスト32に進出。(2日目となる3回戦へと勝ち進んだ)

2017第49回全日本大会の2回戦では【正道会館・2017全日本ウエイト制大会・重量級王者】を相手に、見事に勝利を納めている。(重量級の強豪を相手に、その洗練された空手で、激しくも冷静沈着な姿で打ち合いながらも、延長戦までの4分間を互角以上に戦い抜き、17キロの体重差により、体重判定による勝利を獲得している)

全日本大会の二日目初戦となる3回戦では、極真会館【日本人4強】として知られ、2017第49回全日本大会王者へとなる高橋佑汰選手(東京城北支部)に敗退をするもの、2日間を通じて、多田選手の現時点での実力を遺憾無く発揮する事となる価値のある大会となった。

第49回全日本大会の20日後に迫る【第25回全関東空手道選手権大会】

狙うは【優勝のみ】

【今後の選手生活を考えて、現時点での後退は許されない】

【2018年に繋ぐ為にも、今大会では…何が何でも2連覇優勝を果たす事】

大きな覚悟で今大会を迎えていた。

真剣勝負の試合場で伴う【緊張感と恐怖】 それ以上に感じていたのは…

【勝たなければいけない…何が何でも勝ちたい…】

【負けられないプレッシャー】

今大会…迎えた1回戦、多田選手はシードとなり、2回戦が初戦となった。

多少の硬さが見られるもの、終始、主導権を握りながら、対戦相手を寄せ付けない強さを見せ付け難無く初戦を突破。(本戦4-0優勢勝ち)

3回戦となる準々決勝戦も、同じく危なげ無い勝利を納める。(本戦4-1優勢勝ち)

続く準決勝戦は【2016茨城県大会王者】を相手に、本領発揮の強烈な強さを見せ付ける。(重く鋭い中段前蹴りによるカウンターの技ありを奪いながらの本戦5-0優勢勝ち)

迎えた2017全関東大会の決勝戦。

決勝戦直前…

【とにかく勝ちたい】

【何としても優勝したい】

そう呟く多田選手からは、強い決意が窺えた…

対戦相手となるのは、北村圭祐選手。(城西国分寺支部・聖蹟桜ヶ丘道場)

今年数回に渡り行われて来た、関東地区強化稽古に参加した多田選手が【若手の強豪選手の一人】として、マークしてもいた選手でもあった。

様々な重圧を乗り越える。

ファーストコンタクトを交わした後、試合開始早々に…得意として磨きを掛けてきた【上段内回し蹴り】を顔面へとヒットさせて技ありを奪ってみせた。

中盤、終盤に差し掛かる更に激しい打ち合いの中、奥足外側への強烈な下段廻し蹴りの連打を集中砲火させる。(更に技ありを奪い、合わせ一本勝ちによる勝利を納める)

準決勝戦を技あり、決勝戦を一本勝ち…(技あり二つ) 4試合の全てを本戦決着で勝利を納めて、圧倒的な強さを見せ付けながら優勝を果たした。

とにかく強い…

鮮烈で圧倒的な強さを見せ付けながら、見事に目標を達成してみせた。

改訂されたルールを事前に稽古しながらも、真剣勝負となる実践で、対戦相手からの攻撃をことごとく捌いてみせた。(上段に対してのディフェンスの意識を高め、相手からの蹴り技を上段には決して貰わない、体幹部に足掛けを仕掛けられても、床に転ばされない意識の高さと順応性)

尚且つ、切れ味鋭い、技ありを奪える上段の蹴り技を幾つも巧みに放ちながら使い分け…時には速射砲の如く繰り出される、破壊力の増した激しい突き技の連打で打ち合いもするが、試合場を縦横無尽に駆け回る、抜群のステップワークとスタミナ、重く鋭い強烈なカウンターの前蹴りで、対戦相手を転倒させながらの【残心の極め】で技ありをも奪う。

【新時代の極真空手】を象徴させるかの様な、冷静且つ、クレバーな強さを兼ね備えた理想的な組手スタイル。

圧倒的な強さで【関東大会2連覇優勝】を飾る事に成功した。

来年2018年4月には、千駄ヶ谷の東京体育館にて行われる【2018第35回全日本ウエイト制大会】に挑む意向を示す。

【人生一度きり】

【悔いの残らない選手生活を遂げる事】と捉えながら。

次に目指すのは【2018第35回全日本ウエイト制大会(中量級-80キロ)・優勝】のビッグタイトルが一つ。

更に目指すのは… 2018年11月に体重無差別で、128人のトーナメントで行われる【第50回全日本空手道選手権大会】では、ベスト8入賞以上の結果を目指す事。(第50回全日本大会は、2019年に体重無差別で行われる、第12回全世界空手道選手権大会の日本代表選手選考試合となり、ベスト8入賞者達には日本代表として、全世界大会の出場権利が与えられる)

【戦う東大生】と称される【ITファイター】の更なる躍進と、今後の活躍に期待が掛かる。

関東大会2連覇優勝を果たした直後…

応援してくれた仲間達へと、頭を下げながら御礼の挨拶を交わす。

帰りの道中…

『優勝出来て、安心はしました…必死だったので…何度も注意(反則)を取られた事が反省で…嬉しさはありますが(優勝して)、気持ち的には半々です…(反省する部分が大きい)』

真顔で話す多田選手。

圧倒的な強さで【関東大会2連覇優勝】を成し遂げても、普段と何ら変わらない様子。

『…押忍 ! …今日は本当に有り難うございました…』

数時間の帰宅路の道中を経て…後部座席に座っていた彼が…車のドアを開けて降りて来ようとしたのを制しながら…

いつか…物凄い選手へと育つだろうと感じていた。

また、実際に…そうなってきている。

■2017第25回全関東空手道選手権大会【一般選手権・+70キロ級】

優勝

多田将太朗【城西世田谷東支部・東大和道場】

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《2017/11/12城西世田谷東・支部内交流試合 試合結果》【東大和道場・入賞選手】

■小学3年生初級-25キロの部

優勝!!

久保竜馬

【3試合を戦い抜いて念願の初優勝。今までの積み重ねが、今大会での初入賞と優勝の結果へと繋がった。過去、初級クラスやビギナーズカップ等、入賞する実力は付いてきてはいたもの、あと一歩での惜しい敗退が続いてきた。今大会で自信を付けて更に強くなっていきたい。来年4月からの支部内交流試合では、特選クラスへの挑戦となる。】

■小学3年生初級-25キロの部

準優勝!

松川恭士

【組手試合での初入賞となった。日頃の豊富な稽古量を積み重ねて来ていたが、過去の大会では同じく惜しい敗退が続いてはいた。パワーも気持ちの強さもあり、いざ試合でも全力で戦える。勝っても負けても直ぐに翌日から変わらずに稽古を継続出来る、明るさも才能の一つ。来年4月からは特選クラスへの挑戦となるが全力で頑張りたい。】

■小学3年生初級-25キロの部

第4位

磯部秀太

【組手試合での初勝利に成功。3試合を立派に戦い抜いて堂々の第4位入賞となった。1回戦では力強い突きの連打で前に出た。組手稽古や組手試合を苦手としてはいたが、最近の稽古でも苦手な部分を克服しながら、前向きに稽古で力を付けてきた。来年4月の支部内では第3位以上を目指して頑張りたい。】

■小学4年生初級-30キロの部

優勝!!

加藤遥斗

【支部内の初級クラスでは連続して第3位入賞はしていたもの、優勝まであと一歩だった。過去の試合でも優勝する実力はあったが、惜しい上段の技ありによる敗退が続くもの、組手試合でも常に安定感はあった。今大会は確実な優勝を狙っていた。4試合を全て本戦決着で、自分よりも大きな選手達を次々に打ち破って、一気に優勝まで駆け抜けた。豊富な稽古量から培った無尽蔵のスタミナ、小柄な体格からは想像の付かない気持ちの強さと、躍動感溢れる攻撃的な組手スタイル。今大会に向けて、上段のガードの意識も高め、試合でも高いディフェンス力を発揮した。来年4月からは、特選クラスへの挑戦となるが、高い目標を持って更に大爆発したい。】

■小学5年生初級-30キロの部  

優勝!!

大河内悠多

【前回は第4位入賞、今回は初優勝となった。豊富な稽古量の積み重ねが発揮された形であり、厳しい稽古に耐えられる根気強さや明るい性格の持ち主でもある。今大会…なんと3試合を全て一本勝ちによる優勝となった。…(3試合オール一本勝ちは、本当に凄い事でもある…)日々の稽古の中で課題としている部分は幾つかあるが、最近の稽古でも少しずつ改善が施されてきていた。長いリーチから繰り出される上段前蹴りの当て勘にも抜群のセンスがある。来年は特選クラスでも戦える総合的な強さを身に付けていきたい。】

■小学5年生初級-30キロの部  

準優勝!

末吉祐尋

【前回は第3位に入賞。初優勝を目指して挑んだ今回の支部内交流試合。決勝戦では同門の大河内悠多(東大和)に惜しくも敗れはしたが、決勝戦を含めた3試合を、ひたすら気持ちと手数で前に出て攻め続けた。真面目な性格な為、試合を経験する度に、自分自身で次の課題を見付けられる。来年4月からは特選クラスへの挑戦となるが、パワーを付けて頑張っていきたい。】

■小学5年生特選の部

準優勝!

小柳潤

【昨年は初級クラスで初優勝、前回の特選クラスでは第3位入賞、今回の支部内特選クラスでは準優勝と…確実にステップアップをしてきた。既に攻撃力、ディフェンス力共に高いレベルにはある。【集中力】をテーマとして稽古に取り組んでいた。今回の試合でも破壊力抜群の技を炸裂させながら決勝戦まで勝ち上がった。(技の破壊力だけであれば…6年生にも匹敵するパワーファイターでもある)決勝戦は惜しくも判定敗退となったが、強さは確実に増している。(合計3試合を戦い抜いた)絶好調な時の鬼気迫る組手が出来れば、今後は更に大きな舞台でも活躍出来る段階に来ている。(2017国際青少年大会では2回戦にも進出)来年は西東京都大会以上の試合で入賞以上を目指したい。】

■小学6年生-40キロ初級の部

優勝!! 《2017城西世田谷東・支部内交流試合 【せたひが賞】受賞》

石井伽月

【幼年部から始めた7年間の空手経験の中で、過去の組手試合では、実際に惜しい試合は沢山あったもの…あと一歩の所で、初の1勝利を上げる事が出来ずにいた…少年部最後となる今回の支部内交流試合では…目標としていた【初勝利】に成功すると、決勝戦を含めた3試合を気迫の籠った組手で、なんと初勝利だけではなく…【初優勝】を飾る結果を残す事となった。7年間…幾度も1回戦敗退をしてはいたもの、空手の稽古は常に真剣に取り組んで来た。長年の稽古の中では、誰よりも必死に追い込みながら、厳しい組手稽古では…強い仲間達に技を効かされたり、何度も悶絶を経験した事があったが、空手と道場を好きな気持ちを持ち続けながら、ただひたすら前向きに稽古を繰り返した。気付くと…何よりも大切な【礼儀】【諦めない心】が身に付いていた。道場の少年部の中でも一番に礼儀正しく、その立ち振舞いも、今では多くの後輩達の御手本にもなっている。7年間の努力の末に、今回の支部内交流試合での各道場1名のみに手渡される【せたひが賞】(敢闘賞)も獲得。今後は緑帯を目指す事を目標として空手を継続していきたい。小学生最後となる支部内交流試合で、長年の努力と引き換えに周囲を本当に感動させた。】

■小学1年生女子初級の部

優勝!!

山崎希優

【組手試合には、今回で3回目の出場となった。試合直前の一週間程の組手稽古では、強さの片鱗を感じさせていた。気持ちの強さと集中力を増していた。今大会では2試合を圧倒的な強さで、ひたすら手数で前に出続けて、全て本戦決着で初優勝を獲得した。来年4月からは、特選クラスへの挑戦となるが、更なる強さを発揮していける様に頑張りたい。】

■小学4年生女子特選クラスの部

優勝!!

星野久遠

【4月の初級クラスでは、見事に初優勝を遂げると、9月にはレベルの高い大会となる横浜カップも経験。更に10月に行われたビギナーズカップでも優勝。初の特選クラスへの挑戦となったが、今回は確実に優勝のみを狙っての出場。日頃の組手稽古では、常に男子生徒達に負けずとも劣らない心身の強さを発揮していた。【足腰の強さ、メンタルの強さ、稽古でも実践の組手試合でも、常に全力を出せる集中力と勝負強さ】…今回の支部内交流試合でも、3試合ともに強豪選手達との戦いが続いたが、全ての試合を本戦勝利の末に…特選クラスでも、ダントツの強さを見せ付けての優勝を成し遂げた。来年は関東大会にも匹敵する程のレベルとなる、西東京都大会に挑み、4月には支部内特選エリートの部、そして更には…4月の国際大会への初出場を視野に、日々の稽古を全力で積み重ねていきたい。今後大きな舞台でも大きく化ける可能性を秘めている。】

■小学5年生女子初級の部  

準優勝!

大館杏紀

【サイドステップを多用しながら、手数で前に出続けた。3試合を戦い抜き、見事に準優勝。組手試合では初入賞となる。以前よりも、確かな力強さを増した攻撃が光っていた。決勝戦では相手選手からの上段廻し蹴りによる技ありを奪われて、惜しくも判定敗退となるもの、センスを感じさる戦いぶりで堂々の初入賞と準優勝を獲得した。来年4月からは特選クラスへの挑戦となり、更なる強さを身に付けていきたい。】

■小学5年生女子特選エリートの部

優勝!!

平石千賀

【8月に京都で行われた2017極真祭(全日本青少年大会)では…元国際大会王者を見事に打ち破り決勝戦へと勝ち進み、【全日本青少年大会での準優勝】を獲得していた。全国区の大会での初入賞を遂げていたが、2017秋季関東大会を前にして、実践となる組手試合を積むべく、今回の支部内交流試合にエントリーした。関東大会や全日本大会、国際大会と試合実績のある選手達が、エントリーする事も可能となっている【特選エリートの部】においても、盤石の強さを見せ付けて見事に優勝をしてみせた。2017年11月26日(日)に行われる【2017秋季関東大会】では初優勝を目指す。準決勝戦では【2017国際大会王者】との対戦が予想され、最大の山を迎える事となるが、是非とも難関を突破したい。現在のモチベーションも高く、日々の稽古では、着実に強さを増していて、トップ選手の風格が滲み出てきている。今後の活躍に更なる期待が掛かる。】

■中学生女子特選の部

優勝!!

佐久間一華

【実践での試合経験を積むべくエントリーした今回の支部内交流試合。日々の稽古で心身の強さを積み重ねている成果が確実に現れていた。空手の稽古を積み重ねて2年が経過した。足腰と体幹の強さ、パワフルな組手スタイルが持ち味でもあるが、上段の蹴り技にも磨きを掛けてきた。来年以降の組手試合では、更にレベルの高い大会にも挑戦しながらステップアップをしたい。最大の武器は【純粋な心と空手を大好きな事】一番重要ともなる心のモチベーションが、とにかく高い。】

■中学生特選クラスの部

優勝!!

臼井吏空

【少年部時代を経て中学生になりながらも、現在も年間を通して、空手の稽古に明け暮れる日々。パワーアップをテーマに、努力を積み重ねながら今回の支部内交流試合へと挑んだ。久しぶりの組手試合となるもの、豊富な稽古量と抜群のセンスを見せ付けながら、見事に特選クラスでの優勝を飾った。経験を積みながら、来年は更なる強さを目指したい。溌剌としたラッシュが光る。】

選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。

努力の末に…。【2017/11/12 城西世田谷東・支部内交流試合 午前・午後】

全員が揃っての集合写真を撮りたかったが。 

午前、午後の閉会式が別々だった…今回。

あと

彼、優勝した…(石井伽月君)

本当に涙が出そうになった。

彼の頑張りや、空手での彼を7年間…見てきた。

いつか…こんな日が来ると信じていたし、ここ最近は、本当にずっとそれを何と無く感じていた。

彼の今年9月の、昇級審査の事前筆記を読んだ時には、それだけで心に来てもいた…

【僕は組手試合で、一度も勝った事がありません…だけど先生は、何度、試合に負けても、いつも…頑張ったと、必ず褒めてくれました…】

彼の事前筆記には、そんなニュアンスの内容が綴られていた…

 
彼に7年間を空手の指導をしながら、ひたすら語り掛け続けて来た。

彼をいつも信頼しているが、彼が今回もしも…7年間の組手試合で、初の1勝利以上をしたら…それだけでも感動だが、更に彼らしい頑張りをしてくれたら…【せたひが賞】の候補の一人としても考えていた。

最近の稽古でも…真面目な彼らしく、直向きな努力を積み重ねていたが…1年半ぶりくらいだろうか…確か組手試合自体が、本当に久しぶりだったかも知れない。(黄色帯の一本線の5級を、今年9月に受ける際に…今回の組手試合出場を約束して貰っていた)

最近の稽古でも、実際に強くなっていたし、彼の今回の一回戦を観て…【ああ…優勝するかも知れないな…】と感じたりもした。

本当に優勝した…

凄く強くて、本当にカッコよかった…

もう一つは、彼の真面目さと、今大会に懸ける勝負への執念に本当に感動した。

人の心を動かすのは…本当に、その人の努力や直向きな姿や、心からでしかないと思う。

自分自身が、空手の稽古を辞めたら…彼らには何も伝わらないと思う。

 
少なくとも、毎日の道場での空手の指導は、今と同じ様には絶対に出来ないし、彼らにも何も響かないかも知れない。

まだまだ、俺も現役で頑張りたい。

彼の7年間と、彼の今日の姿には…本当に新たな勇気を貰えた。

極真空手 東大和道場 金曜日一日。【自分自身が生徒達へするべき事】【多田将太朗という生徒】

16:45~19:45少年部2クラスを指導。 

2クラス共に日曜日の支部内交流試合に向けて追い込み稽古の仕上げ。 

【一人一人の気を感じながら】をテーマとして指導。

日頃から、きちんと稽古に来ている生徒達は本当に、今出来る全てをやりつくせたかと思う。 

毎日稽古に来れる生徒達以外には、たまにしか来れない生徒達もいるが、双方ともに、実際の試合場を通じて様々な事を感じて貰えたらと思う。

勝ち負けを通じて、その後の稽古に繋がる事が凄く大事。 

【勝っても負けても、試合場での、相手に対して、心を込めた礼や立ち振舞い方が出来る事】

【勝ち負けの感情が伴う中で、それらが実際に出来るかどうかの、確認の場でもある事】

【試合場でのルールマナーに関して】

それらを話しながら。 

幼い子供達に関しては、特にそれらを知り、勉強していく場でもあると思う。 

やるからには勿論、精一杯に戦い抜いて、勝つ事だけを考える事。

今回も皆、凄い戦いを沢山、繰り広げるかと思う。

【勝っても負けても一生懸命にやる事】

全てを含めて、少年部も中学生達も、子供達一人一人の試合を楽しみにしている。

少年部クラスでは、皆の本当に凄い成長を沢山、感じ取る事が出来た。

一人一人全員に頑張って貰いたい。

19:50~22:00一般部2クラスを指導。  


多田将太朗君、井上彪雅君、臼井吏空君、杉浦優香里さん、佐久間一華さん、鈴木さんが稽古に参加。(シャドー、縄跳び、フィジカル、補強稽古、サンドバック、スパーリング、組手稽古、ウエイトトレーニング)

○○○の○○○を考えながら。

佐久間一華さんは、少年部クラスから4クラスを参加した。 

多田将太朗君は、今週は既に4日間の一般部クラス全てを連続で稽古に参加している。

明日は一般部選手クラスを休みにしているが、彼は日頃…4日、5日を当たり前に道場に通いながら、学校の都合で来れない時や、一般部クラスが休みの曜日には、必ず自主トレを行っている。 

一般部クラスへと、毎日の稽古に通う現在でも、自主トレを含めて、週に6日間を当たり前に稽古をしていたりする訳で、一年中を毎日、稽古に参加している少年部達とも変わらない稽古量を大人になっても継続している。

どんなに若くても…大人になれば、週に1日は、しっかりと休むべきでもあり、休む事も稽古でもあり、指導をする上では、それらも彼には日々、伝えながらではあるが…結局は彼の真面目な人柄から来る性格こそが【本物の才能】であるかと感じている。

彼は大学生でもあり、毎日、朝から夕方まで、みっちりと大学に通いながら勉強をする中で、毎日を夜遅くまで空手の稽古に励んでもいる。 

いつか…誰も知らない、彼のもう一つの努力も差し支えの無い範囲で語れたらと思う。

勿論、それらを語る事は…自分自身も無いかも知れないが。

彼は現役の東大生でもあるが、これからも極真空手での試合実績を積む度に…これまでに無かった、様々な事柄を本当に塗り替えてしまうかと感じる。

また…そうなるべきであり、彼なら、実際にそうなれる可能性が十分にあると感じている。

【第48・49回全日本空手道選手権大会ベスト32】(世界トップレベルの強豪外国人選手達40名が出場する中で…全世界大会レベルに匹敵すると評された無差別級の第48・49回全日本大会でのトーナメント128人中、2年連続でベスト32となる、3回戦の2日目へと進出)

皆、お疲れ様でした。

22:40~24:00 自主トレ。(ウエイトトレーニング、補強稽古、体幹トレーニング)

極真空手 東大和道場 月曜日 少年部クラス。【極真空手に対する今の自分自身】

18:00~19:50少年部クラス。(昨日 月曜日)

11月の支部内交流試合に向けた稽古に重点を置きながら。 

幾つかの大事なポイントを意識させながら、ひたすら反復。 

昨日来てくれていた生徒達だけでも、物凄い変化を繰り返していた。 

今日10月31日(火)からの連休は、自主トレをしっかりと、積んでおくように皆に連日、話をしながら。  

来週以降は、11月の支部内交流試合までに、稽古に来てくれた生徒達を、バッチリ仕上げられるかと思う。  

日頃から沢山、稽古に来てくれている生徒達は、本当にそうしていけるかと感じる。 

年間をトータルして、彼ら一人一人を観察して、一人一人の1週間の稽古回数、空手に対するモチベーションを感じながら、またそれらを可能な限り、把握出来る様にと心掛けてもいる。

皆の昨日の様子も素晴らしかった。 

【試合に関して】【極真精神】についての話をしながら。 

【何が本当に大切かについて】の話をした。 

【頭は低く、目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として、他を益する】

詳しく細かく説明をしながら。 

大人になっても、これらを守れているのか?…自分自身に説いても、殆どが守れてはいなかったりは沢山ある。 

ただ、それを出来る様になりたいと…真剣な気持ちで自分自身に向き合う事は、凄く価値があり、大切な事でもあり。 

それを皆には話したかと思う。 

子供達にも必ず伝わると思う。  

大事な事は、同じ事でも毎回を丁寧に、心を込めて伝えていく事。

【真剣な気持ちで相手に話をしたり接したり、真剣な気持ちで行動をしていれば、必ず周りにもそれが伝わっていく物】


そんな話をした。 

【本当にどれだけの事を、真剣に子供達へ浸透させられるか】


自分自身の空手の指導テーマの1つでもあり、それをするには、自分自身が弱い自分と、ひたすら向き合いながら、生の感性を子供達に伝える事を…本気で毎日考えていたりもする。 


それが無ければ、41歳になり…今の自分自身は保ててはいないかと実際に思える。 

また、それは本当に凄く幸せな事だなと感じている。 

いまだに極真空手の一般選手権大会で戦えている。 

35歳を過ぎてからの、一般選手権の全日本大会への出場は…【毎年、全日本大会に出場し続けている事】【2年以内の地区大会、地方大会においての、一般選手権大会での入賞以上の試合実績がある事】

確か、こんな条件があったかと思う。 

一応は、それをクリアしてきた。 

今回で【12回目】の無差別の全日本大会出場を迎える事にもなる。

過去の全日本ウエイト制大会、秋の無差別で行われる全日本大会へは…【支部の推薦枠】等で、全日本大会へと出場した事は、この20年間の間には、自分自身は本当に一度も無い。

【常に自分自身の実力で、出場権利を掴み、全日本大会へと出場する事】

本当にそれは常に考えて、この20年間を過ごしてきてもいる。 

【果たして、自分ごときの実力で…全日本大会の舞台で本当に戦うべきなのか?…】


これは、一年中考えている事でもあるが、それは行き着くところ…結局は、地方大会にも該当してしまう感情でもあったりもする。 

何故…そんな気持ちになるのか… 

本当に深く、それを考えた時に… 

【多くの生徒達に空手を指導する立場であり、生徒達には、強くて尊敬される存在でありたいから】

【彼らの期待を裏切りたくない…だけど…今の自分自身は既に若くは無いし、期待に応えられないかも知れないし…身体は故障だらけで、本当にいつまで、これが出来るか解らない…】

そんな事を感じる様になったのは、この6、7年間だとは思うが、【実際に一生涯…空手なんて無理】だと…ドクターストップが掛かったのは…31歳の頃だったが。

一年中、本当にそれを考えながら、一日の稽古時間を、減らしながらではあるもの【20代の全盛期】だった頃の、稽古の強度を可能な限りで保ちながら、日々の稽古を繰り返してきた。

【今の自分に何が出来るだろうか】


試合に出場する時には、常にそれは考えている。 

ただ、空手が好きだから…それだけでは続けて来られなかった部分は、あるのかも知れないが…現在は自分自身でも実際のところ、良く解らない部分もある。 


それは先述した部分から来ているのかとは思う。

様々な事を踏まえた中で、今の自分自身が、どれだけの【面持ち】で試合に挑めるのか。 

この数年間は、そればかりがある。

…人生の中で、そんな気持ちに浸れる事が、本当に、物凄い幸せな事なのだなとも感じている。

昼間…今日、火曜日の三茶での職員ミーティング後の食事の際には、田口支部長から幾つもの御話しを頂いた。 

自分自身の今の選手としての、様々な気持ちが交錯するが、極真空手に携わりながら…

戦いの中で、今の自分自身の、全ての確認が出来たらと思う。




自分らしい試合をしたい…




それが全て。


極真空手 東大和道場 土曜日 一般部選手クラス。【生徒への空手の指導…その真意の一部】

19:00~23:00一般部選手稽古。(稽古に参加)

神代さん、多田将太朗君と一緒に稽古。

シャドー10分、組手2分×14ラウンドずつ、ディフェンス稽古(全ての技に対しての受け返しを反復)サンドバックで打ち込み、追い込み稽古、ウエイトトレーニング(全身)、補強稽古、打たせ稽古(腹、太股)、腹踏み腹筋まで)


4時間をかけて、入念に行う。

足りていない部分や…やり残しは無いかを確認をしながら。

自分自身も多田将太朗君も、仕上げの段階に入っている。

あと数回の稽古となる。

自分自身は、長年の空手の経験と、今の心身とを照らし合わせて、確認をしながら、今やるべき、やれるべき事を、やれる限りをやって来れたし、最後まで実際にやりきれたらと思う。 

多田将太朗君には、彼自身にも通ずる様にと、それらも全てを伝えながら。 

彼は、年間を通して厳しい稽古の積み重ねを繰り返して来たが、この数ヵ月(特に7月の、無差別の全関東大会を終えてから)更なる強度で、ひたすら追い込み稽古を続けてきている。(総本部での、松井館長による選手強化稽古、関東地区選手強化稽古にも度々、意欲的に参加してきた) 

第49回全日本大会に向けた、残りの数回の稽古を、彼自身も納得のいく形で仕上げさせられたらと思う。 

怪我に気を付けるべき、追い込み稽古の佳境は過ぎたかと思う。

いくつもの話をしてきたが、今回の全日本大会に挑む彼と、今後の進化にも大いに期待したいと思う。 

彼自身が積み重ねた物を、ひたすら信じて大舞台へと挑んで貰えたらと思う。 

24:20 掃除後のストレッチ、マッサージを終了。

毎回の将太朗君の稽古後には、彼には常にマッサージを施している。

自分自身の経験から、稽古後に疲労が溜まる部分への必要なメンテナンスとしている。

昨年の今頃には、既に彼には毎回して来たかとは思うが…その目的としての一つは【毎日の厳しい追い込み稽古の中で、質の高い稽古を継続する為に、稽古後の疲労や、身体の張りをリセットさせる事】

【疲労の積み重ねによる怪我を回避する事】

【ストレスを溜めさせない事】

それらを考えて、彼の身体をメンテナンスする事を心掛けてもいる。 

自分の身体のマッサージは、山田先生と、将太朗君に、日頃から施して貰っている。

選手は怪我の懸念や、毎日の稽古の質を考えると、ただ単に厳しい稽古を繰り返し続けてもいられない為、身体のメンテナンスは必ず必要となる。 

自分自身は選手として活動する生徒へ、マッサージを施す事も、重要なコミュニケーションと考えて感じている部分もあるが…一番は、本心から来る愛情でしかない。 

先輩や後輩達にする事は、過去にはあったが…実際に生徒にするのは、彼が初めてではあった。

あれだけ毎日、厳しい稽古を積み重ねている彼に何もせずに、メンテナンスをさせずにいたら、逆に弱くなる可能性も十分にあるが、一番怖いのは、やはり大きな怪我。  

彼を指導する上で、また一緒に稽古をする上で…そこまでを、本当に真剣に考えて接している。

恩着せがましくしたりとかではなく、選手とは、それらも実際に本当に必要であり繊細でもあり、ただ厳しい稽古をする事だけが、全てではないという事。 

長く続ければ続ける程、更に重要にもなる。

東大和道場の、自分自身の少年部の生徒達に、ストレッチを浸透させているのは、それらも踏まえてでもあり。 

大人と子供なので、稽古の強度や、年齢的な部分での疲労の回復は当然、異なる為…全てが一緒では無いかも知れないが、子供達へ常に、身体のメンテナンスを心掛けさせて指導しているのは、それらを含めて。

今の東大和道場の少年部達は、幼年部4歳から高学年、一般部の中学生達までもが、自分自身が毎日必ず行うストレッチを、全員が自然にやる様になってもいる。

重要かつ最低限、必要な部分を短縮した内容ではあるが、物凄く意味があり、必ず必要となる物でもあり。 

その重要性を伝えていく事も、自分自身の仕事でもあると考えている。 

神代さん、将太朗君、有り難うございました。 

本当にお疲れ様でした。 

極真空手 第49回 全日本空手道選手権大会に向けて。【現役選手として】

2017第49回全日本大会での、1回戦からの対戦となる 身長194センチ、体重110キロの強豪ロシア選手。 

過去には、身長190センチ、194センチ、2メートルの、世界トップクラスのロシアの強豪達とも 度々対戦しては来た。

28歳の時に対戦した、2メートルのロシア選手の体重は115キロあったが、彼ら全員に共通する部分は…

どの大型選手達も…鍛え抜かれた動ける身体と、フィジカルの強さを兼ね備えているという事。

昨年、第48回全日本大会の2回戦で戦った【ロシアのハリケーン】ゴデルジ・カパナーゼ選手は身長183センチ、体重は92キロと、重量級のロシア選手にしては物凄く大きくも無いが、その怪物的な強さは…以前に彼との11年越しの再戦までの経緯を綴ったままにある。

彼に懸けた、あの時の気持ちで戦える事は、もう無いかも知れないが…どの試合も、やるからには、ファイターとしての自分自身を信じて、命懸けで戦えたら本当に幸せだなと考えている。

そこまでに高める事も、自分自身のテーマとしたい。

今回もロシア選手との対戦を100%予想してはいた。 

やるからには、絶対に勝つつもりで試合に挑みたい。 

プレッシャーや恐怖に打ち克つ事、自分自身を信じる事。

戦う事。

こんな気持ちを味わえる事が人生の中で、どれだけ貴重で幸せな事か。

41歳になり、ただガムシャラな若い頃とも大きく違う感覚もあるが、今だからこそ感じられる気持ちが沢山ある事も事実。

【生きている間に、どれだけ熱く魂を燃やし尽くせるか】

《2017神奈川県空手道選手権大会・第9回横浜カップ 》【極真空手 東大和道場 試合結果】

■2017神奈川県空手道選手権大会・第9回横浜カップ【中学2・3年生男子-55キロの部】

準優勝 


星野悠久【城西世田谷東支部・東大和道場】

■2017年9月10日(日)横浜文化体育館にて行われた【2017神奈川県空手道選手権大会・第9回横浜カップ】において、星野悠久選手が(中学2・3年生男子-55キロの部)で準優勝を獲得した。 

日々のたゆまぬ努力と、幼い頃から長年を積み重ねてきた極真空手。 

幼年期から…稽古で手を抜く事は、今現在に到るまでに一切無い。 

怪我をしても、翌日から当たり前に稽古に来る直向きさは今現在も何ら変わらない。 

現在、東大和道場の【スーパーエリートクラス】のメンバーの一人として少年部・中学生達をリードしながら、後輩達を牽引していく立場にもある星野悠久選手。



2016、2017年の各国際大会では、常に3回戦、4回戦へと勝ち進み、ベスト8進出を含め…初戦、2回戦では毎回、過去の国際大会入賞経験者達をも撃破する実力も示してきていた。

現在、中学2年生の星野悠久選手だが、世田谷東支部の同世代【支部内特選エリートの部】では、昨年から【2連覇優勝】の実績を積み重ねてきている。 

西東京都大会、茨城県大会、神奈川県大会、城西カップ、レベルの高い各地方大会でも、常に上位入賞以上の実績を積み重ねて来てもいる。 

卓越した技術テクニックと、豊富な稽古量を裏付けとするスタミナと粘り強さ。

一番の持ち味は空手に対する情熱と、持ち前の素直な性格と【熱き魂】

今大会では決勝戦を含めて4試合を戦い抜いた。 

決勝戦では、長身の強豪選手を相手に…僅差の試合内容で敗退をするもの、初戦を含めて、準決勝戦までの3試合の全てを…圧倒的な強さで本戦優勢勝ちによる判定勝利を納めてみせた。(決勝戦でも一進一退の僅差の判定敗退となる)

2回戦では…2016年 第8回横浜カップの初戦で、敗退を喫している強豪選手との再戦となった。(2回戦の対戦相手は、昨年の同大会では準優勝を獲得している)

リベンジを掛けた一戦は、完全なワンサイドによる完封勝利で見事に勝利を収めた。

出場する同カテゴリーの強豪選手達を、常に研究をしながら対策を練る努力家でもある星野悠久選手。 

【やれる事は全て全力】がモットー。

今後は秋の関東大会、来年2018年の国際大会での入賞以上の結果を含めて、過去に成し得なかった【ビッグタイトル獲得】をも視野に入れる中での、大きな目標を掲げながら継続をしていく意向を示している。 

今後の活躍に更なる期待が掛かる、世田谷東支部の有望な青少年選手の一人でもある。 

■2017神奈川県空手道選手権大会・第9回横浜カップ【一般選手権大会・無差別級】

第4位 

金久保典幸【城西世田谷東支部・東大和道場】

2017年11月3・4日(金・土)に、東京千駄ヶ谷の東京体育館にて、体重無差別で行われる【第49回全日本空手道選手権大会】に向けて積み重ねをしていきます。

試合を終えて。【一つの本心と本音】

濃密な一日だったなと思える。 

なかなか頭が回らず、考えている、感じている思考に対する言葉が見付からずではあったが…

今の自分自身にとっての良い確認をする事が出来た。 

実践でないと、解らない部分が本当に沢山あり、生徒達へ日頃、話して指導している空手を、自分自身で体感する事を、今回のテーマの一つにもしていた。

【実践で若い世代達と戦いながら、今の自分を知る事】

【倒されるかも知れない覚悟と、様々なプレッシャーや恐怖に身を投じる事】

それが自分自身の生徒達への、空手の指導に生きるなら、まだまだ試合に出る価値があるだろうと考えて過ごしていた。

優勝したら、もっと胸を張り、別の話を更に沢山、生徒達へ空手を指導しながら、出来るだろうなと考えていた。 

最後まで試合を観てくれた生徒達が沢山いた事も本当に嬉しかった。

【絶対に諦めない事、どんな姿になっても、最後まで正々堂々と、やり抜こうと…自分を鼓舞する事は出来たと思う】

怪我もなく無事に試合を終える事が出来た。 

諦めず、逃げずに、自分を信じて、やり終えた事への充実感はあるが、ただ…やはり、歯痒さや悔しさも沢山ある。

ルール改定後の実践での、今の極真空手の組手試合の戦いの中で、様々な感覚を感じ取る事が出来た事は、凄く収穫だなと感じていた。(ルール改定前とは…戦いの最中にも、感覚的な部分の変化が、沢山出て来ている事や、自分自身が今のルールに、どの様な部分で、どこまでの対応や適応が出来ているか、今の課題、今後の課題を含めて、様々な事を感じ取れた大会となったのは…本当に大きな価値があったと思う)

自分自身の空手を高める事も勿論だが、今後の生徒達への指導に活かせたらと思う。