2016東海地区空手道選手権大会 浜名湖杯 《試合結果》



《2016東海地区空手道選手権大会 浜名湖杯》

■一般選手権(体重無差別)

準優勝 
多田将太朗【城西世田谷東支部・東大和道場】

2016年3月には大学受験を終えた多田将太朗君。(素晴らしい大学へ、無事に進学を果たす)

『5月の静岡県大会【浜名湖杯】に出場しても宜しいでしょうか?』

彼からの申し出がありました。

『遠いので、もしも、セコンドが無しでも大丈夫です…これから一般選手権に出るにあたり、沢山、試合経験を積んだ方が良いのかなと思いました…』

謙虚な様子で、そう話していた将太朗君。 

『了解。 それなら今から本当に、急ピッチでやらないといけないね。』と、彼に伝えました。

その後から本当に、急ピッチの稽古内容へと取り組み始める。

連日の道場稽古、一般部を2クラス終了後には更に自主トレ。(ウエイトトレーニング、サンドバッグや、ミットでの追い込み稽古、補強稽古) 

休みの日には、自主トレにも励む。(走り込みの追い込み稽古と、補強稽古)

週末土曜日には、東大和道場で2時間以上の連続組手での厳しい稽古。(2分30ラウンド以上の、ガチンコの組手稽古を、時には倒されても、下段やボディを効かされても、弱音を吐かずに、ひたすら必死に頑張っていた)

日に日に、自信を積み重ねて来ました。

彼は、大学受験期間中も、定期的に汗を流しに、一般クラスへも稽古に来ていました。 

全ては、大学受験を終えた後の、一般選手権大会を見据えての積み重ねを考えながら。

…少年部時代からの長年のキャリアを経て、大学受験前に、最後に臨んだ高校生大会から、2年半のブランクが空いていた今大会。

【2016東海地区空手道選手権大会 浜名湖杯】

初戦に組まれた対戦相手は、歴戦の大ベテランでもある、モイセイエフ・セルゲイ選手。

モイセイエフ選手は過去に、愛知県大会等で優勝連覇の試合実績と、長年に渡る全日本大会への出場等、経験豊富なベテラン選手であり、昨年は若手の軽量級ホープ(全日本大会軽量級第4位)の実力者を退けて、愛知県大会でも見事に準優勝へと返り咲いた、古豪の大ベテラン。

【初の一般選手権への出場では、さすがに、まだ、セルゲイ選手には敵わないのでは…】

周囲から、そんな空気が漂う中、試合開始早々に、そのポテンシャルの高さを、遺憾無く発揮し始める、多田将太朗選手。

若さ溢れる躍動感と、アグレッシブな組手。 

明らかに相手を倒しに掛かる、攻撃的な組手スタイル。 

長いリーチを生かした、強烈な前蹴りと突き技の連打、破壊力のある下段廻し蹴りの連打で、ベテラン選手を圧倒する。(本戦4-0優勢勝ち)

時おり放たれた、その上段前蹴りは、意識が飛んでもおかしくない程の、強烈な打撃だった。

優勝候補のモイセイエフ・セルゲイ選手を、見事に完封すると、続く準決勝戦では、巨漢選手を相手に更に圧倒。(本戦5-0優勢勝ち)

迎えた決勝戦。  

善戦しながら、惜しくも判定敗退となるもの、今大会での戦いぶりは、今後の可能性を大いに感じさせる、素晴らしい試合内容となった。

2年半ぶりとなる、実践での組手試合へと挑む。 

初の一般選手権への出場(体重無差別)となる大会において、見事に準優勝を獲得。 

それと同時に… 

2016年11月には、千駄ヶ谷の東京体育館にて行われる、【第48回全日本空手道選手権大会(体重無差別)】の、出場権利をも獲得してみせた。

様々な実践の組手試合を経験しながら、秋には、更に大きく化ける事を目標に。 

多田将太朗選手の、新たな挑戦が始まる。

2016世田谷東支部内交流試合。【せたひが賞 受賞者】《阿部華恋さん》



■2016/4月/10日(日)世田谷東支部内交流試合【小学5・6年生女子初級クラス】 


優勝 
阿部華恋【東大和】

《せたひが賞 受賞》

組手試合での念願の【初優勝】を飾りました。

過去の大会では、準優勝が最高成績でした。

4月10日(日)支部内交流試合の、1週間前に行われた【西東京都大会ビギナーズカップ】でも第3位入賞となり、翌週の支部内交流へと挑みました。

幼年部時代から空手を始めましたが、とにかく空手を大好きで、一年間をひたすら毎日、道場へ通い続けています。(7日間は当たり前に稽古に来る日々)

お兄ちゃんの、紘鏡君と同時に空手を習い始め、今に到ります。 

どんなに稽古が厳しくても、組手が辛くても、とにかく泣かない兄妹でした。

華恋ちゃんは、日頃の稽古では長年、男子生徒達と激しい組手を繰り返しています。 

彼女は、試合で負けて悔しくて泣く事はありましたが、普段の組手では一切、泣いた事がありません。 

基本的に痛みや辛さでは、決して泣く事がない生徒でもあります。 

長年の組手試合では、なかなか勝てない事もありました。 

ただ、いつも前向き、決して諦めない、負けた試合の翌日からも、当たり前に稽古に来る生徒でした。 

『先生、昨日は応援、有り難うございました。』

いつも必ず、笑顔で挨拶をしてくれます。

ビギナーズカップと支部内交流試合では、2週間連続の入賞となりました。

凄い事です。 

初優勝を成し遂げた支部内交流試合では、一皮向けた空手で、年上の大きな対戦相手達を封じ込めました。 

絶対的な稽古量、豊富な試合経験、日頃の気持ちの強さが垣間見れた瞬間でした。

彼女よりも大きな対戦相手と延長戦にもつれても、進化した抜群のステップワークと、激しいラッシュで、次々に撃破する…その姿に本当に感動が尽きなかったです。(延長戦は全て、5-0での優勢勝ち) 

長年の努力、前向きな気持ち、一皮向けた強さ、【空手を楽しむ心】日頃の本当に逞しい姿への感動を含めて、各道場で、一人のみに与えられる《せたひが賞》受賞者として、彼女を選びました。

今大会での優勝で、現在は2016年7月に行われる予定の【全関東大会】への、初の出場を視野に、ひたすら日々の稽古へと取り組んでいます。

【目標を持つ事】【前向きに続ける事】

シンプルで解りやすく、常にそれを実習してきた生徒の一人です。 

【初優勝】おめでとうございます。

写真=決勝戦にて。(左 阿部華恋さん)

2016支部内交流試合 2年生特選クラス王者。【快進撃】


2016/2月14日(日)神奈川県大会【金太郎杯】で4試合を圧倒的な強さで勝ち抜き、初優勝を遂げていた雨宮海央君。

《金太郎杯では、上段廻し蹴りによる技ありを4つ【1本勝ちを2つ】、積み重ねながら準決勝戦では、強豪選手を相手に延長戦5-0で優勢勝ち》

過去の各大会では準優勝、第3位入賞を繰り返していました。 

そんな中、神奈川県大会での見事な初優勝を飾ると共に、次の目標を4月の【支部内2年生特選クラス優勝】へと決める。

今年に入り、日頃の稽古では、今まで以上に【話の聞き方】【道場に来たら動作を素早く行動する】【稽古では集中力を切らさない事】

それらを促しながら、実際に変われる部分から少しずつ、彼は意識が変わり始めました。 

今では話の聞き方、不動立ちも本当に良くなり、稽古中でのモチベーションも高くなりました。

7月には、全関東大会へ初出場予定となります。  

狙うのは【優勝】です。 

《写真=2016支部内2年生特選クラス決勝戦(左 雨宮海央君)》

準決勝戦(本戦2-0でリード)、決勝戦(本戦1-0でリード)ともに強豪選手を相手に(延長戦5-0)で優勢勝ちによる優勝。

スタミナ、モチベーション、粘り強さ、スピード、テクニックも今年に入り、日に日にレベルアップしていた。

来年2017年には、初の国際大会を目指しながら、今年の更なる活躍に期待しています。

《2016/4月10日(日)世田谷東支部内交流試合》(東大和市民体育館)

■2年生特選クラス 

優勝 

雨宮海央【東大和】

■永吉美優選手【日本代表】2016全世界女子ウエイト制大会(中量級−65キロ級)において、【日本人女子史上初】となる現役高校生での入賞を果たす!!

   
    
   
■2016,4月16・17日(土・日)東京千駄ヶ谷の東京体育館で、2016国際親善空手道選手権大会が開催されました。 

2日目の最終日に同時開催された2016一般女子全世界ウエイト制大会に、城西世田谷東支部・東大和道場の、永吉美優さんが【日本代表選手】として出場しました。 

極真会館の高校生女子選手が、一般選手権での全世界大会での入賞は【日本人初】の快挙となります。  

■2016全世界女子ウエイト制空手道選手権大会 中量級(-65kg)《試合結果》

優勝/アナスタシア・クリプノワ (ロシア)

1st Place/Anastasia Khripunova (RUSSIA)

準優勝/田中千尋 (北大阪支部)

2nd Place/Chihiro Tanaka (JAPAN)

3位/イウリア・グリゴレワ (ロシア)

3rd Place/Iuliia Grigoreva (RUSSIA)

4位/永吉美優 (城西世田谷東支部)

4rd Place/Miyuu Nagayoshi (JAPAN)


永吉選手は昨年2015年は、国際青少年大会・高校生女子ワールドユース大会で【優勝2連覇(4月・11月)】を成し遂げています。

過去の国際親善青少年大会では、中学生での無敗の【優勝3連覇】を含むと、高校生までに通算【国際大会5連覇】を達成しています。

昨年2015ワールドユース高校生女子のカテゴリーでは、既に高校生女子選手の中では、他を寄せ付けない圧倒的な強さで2度目の優勝を飾り、2016年4月17日(日)に行われた一般女子の【全世界女子ウエイト制空手道選手権大会】への出場権を獲得。

今年現役の高校3年生でありながら、一般女子の全世界大会へ【日本代表選手】の一人としてのエントリーとなりました。

迎えた、初の一般女子の全世界大会。 

初戦となる準々決勝戦では、ヨーロッパ選手権大会・中量級で準優勝等、数々の入賞経験者でもある、ウクライナの強豪、マリア・ビラ選手との対戦。 

強烈な突きの連打を主体に、圧力を掛けてくる対戦相手に、壮絶な消耗戦となる。(本戦0-1マリア・ビラ選手がリード) 

しかし、永吉選手は、昨年の一般女子の全日本大会【無差別級】第3位の実力者であり、日本女子期待の若手のホープ。 

進化し続ける、粘り強い組手と強靭な心身、豊富なスタミナと運動量、躍動感に溢れ、その爆発力とパワーで、ウクライナの強豪を完璧に封じ込めてみせた。(延長戦5-0優勢勝ち)

待ち望まれた準決勝戦は、世界大会では無差別を含めて通算、7度の優勝経験を誇る【ロシアの女王】アナスタシア・クリプノワ選手との対決。

序盤から、激しい打ち合いと、壮絶な死闘が繰り広げられる。

全世界大会、ロシアの【絶対王者】に対して臆する事なく、常に先手先手で、果敢に勝負を挑みながら本気で、王者を倒しに掛かる永吉選手。 

右の強烈な中段廻し蹴り、左の内股下段廻しから、右の前外の下段廻し蹴りへと連打を繋ぐ。 

時おり、得意の上段前蹴り、左の上段廻し蹴りを放ち、突き技と、左右の膝蹴りの連打を放ちながら前に出ようとする永吉選手。 

対する世界大会王者、ロシアの女王、アナスタシア・クリプノワ選手の、唸りをあげる様な強烈な下突き、左右のカギ突きを、上体に浴びながらも、反撃に転じ、常に主導権を握ろうとする永吉選手。 

クリプノワ選手が顔面蒼白で、焦りの表情を浮かべる。 

目の前にいる、若き高校生の日本選手に、明らかに困惑していた。

ラスト30秒、一気に畳み掛け、勝負を決めにいく永吉選手。

左右のステップで揺さぶりながら、下段廻し蹴り、膝蹴り、突きの連打を放ち、前に出続けながら、クリプノワ選手を追い詰める永吉選手…

その凄まじいラッシュと、左右に動くスピードに、防戦一方に立たされる、クリプノワ選手。

強烈な突き技を繰り出し続けるも、激しいスピードで左右へと動きながら、猛攻撃を仕掛ける永吉選手を捕まえられずに本戦3分間が終了する… 

【勝った…】

誰もが感じる程の、素晴らしい試合内容。

判定…永吉選手の白い旗が、副審から2本挙がる。

【3本挙がる、世界王者に勝てる…】

誰もがそう感じた瞬間、主審の旗が【引き分け】へ。(5人の審判のうち、どちらかに旗が3本以上挙がると勝利となる)

2分間の延長戦へと、突入する。 

永吉選手は俄然、引き下がらず、新たに気合いを入れて王者に対峙する。 

かろうじて息を吹き替えした王者クリプノワ選手が、強烈な突き技と、下段廻し蹴りを主体に永吉選手へと詰め寄って来る。

一進一退の攻防が続く。 

必死に勝負を掴みに行った者と、煽られ続けるも必死にそれを、跳ね返そうとする両選手の気持ちが交差する。

しかし、ここは【世界大会7度優勝の絶対王者】の意地が火を吹く。 

意地と気迫のパワーで詰め寄り、強烈な突き技の連打で前に出てくるクリプノワ選手。 

対する永吉選手も本戦同様に、主導権を握りにいく組手で、強烈な右の中段廻し蹴り、膝蹴りと左右のステップで応戦する。 

延長戦が終了… 

今度は、クリプノワ選手の赤い旗が2本挙がる… (他の2名の副審は引き分ける)

…主審が、3本目の旗を、クリプノワ選手へと挙げる… 

延長戦0-3判定敗退… 

【絶対的な世界王者を、あんなに追い詰めたのに…】

誰もが、それを感じた本戦での試合内容でもあった。 

勝負の世界の厳しさと、クリプノワ選手の過去の偉業を含める中、日本の若きエースの永吉選手から、劣勢に立たされた王者は、本戦から延長戦では、更に息を吹き替えし、その執念で、勝利を引き寄せに来る意地とプライド、歴戦の絶対王者の強さがそこにあった。【今大会では、永吉選手を破った、クリプノワ選手が、続く決勝戦では本戦5−0優勢勝ちで、世界大会では8度目の優勝を飾る事となった】

【日本女子の若きエース】は、全世界大会の準決勝戦で涙を呑む。

残される第3位決定戦へと挑む。

昨年(4月)2015全世界女子ウエイト制大会・中量級第4位の、ロシアの強豪でもあるパワーファイターの、イウリア・グリゴレワ選手との対戦となった。 

全世界選手権大会【絶対王者】アナスタシア・クリプノワ選手(ロシア)との死闘を繰り広げた永吉選手。(準決勝戦)

準々決勝戦、準決勝戦と【倒すか倒されるか】の壮絶な戦いを経て、ダメージを負う、疲労困憊の中、全世界女子【中量級】第3位決定戦へと挑む事となる…

…世界トップ選手達とも、互角以上の実力と、凄まじいまでの、その強さを世界へと知らしめた、【日本女子期待の若きエース】永吉美優選手。

日本人女子選手では、史上初となる【現役の高校生】として、一般選手権女子世界大会での、上位入賞を果たす事となりました。

今後は、極真女子の【全日本の頂点】を目指す事となるか。

 

【最強の女子高校生】と呼び名の掛かる、永吉美優選手の、今後の飛躍と、その戦いに高い注目が集まります。

一般女子全世界ウエイト制大会での第4位入賞、おめでとうございます。



《写真=準決勝戦,永吉美優選手(日本) VS アナスタシア・クリプノワ選手(ロシア) 》



■2016一般女子・全世界ウエイト制空手道選手権大会【中量級-65kg】 


第4位 

永吉美優【城西世田谷東支部・東大和道場】

2016支部内交流試合 5年生特選クラス王者。【復活と前進】

   
 
■5年生生特選クラス【体重無差別】
【優勝】

鈴木嵩人(東大和) 

昨年2015年の秋に、約3年ぶりに支部内交流試合の、特選クラスへと挑んだ鈴木嵩人君。

彼は幼年部の頃に、支部内交流試合の初級クラスで、【初出場初優勝】を経験。

続く特選クラスでも、更に優勝。 

小学1年生で出場した【第1回全東京都大会】 

第1回として行われた全東京都大会で、第3位入賞を遂げた。(第2回目以降は、現在まで開催されず)

国際大会王者や、関東大会王者が集う大会だった為、【関東大会レベル】と称される。

その為、彼は支部内交流試合を【卒業】の形となる。(関東大会の入賞者以上は、支部内交流試合には、出場不可のルールの為)

当時の少年部の【支部内2年間ルール】(少年部選手が2年間を、関東大会以上の試合で勝てていない場合に、支部内交流試合に戻るルール)

その間に、彼は早々に関東大会や、国際大会を経験。 (2年生、3年生)

支部内交流試合の特選クラスで、経験を積みたいところではあり、本人からも支部内へは、出場したい気持ちも窺えてはいた。 

各大会で、トップ選手達との惜しくも、厳しい戦いが続く中、もうじき【2年間】を経過しようとしていた【第22回全関東大会】

溢れんばかりの勢いと強さで勝ち上がり、見事に、全関東大会【第3位入賞となる】

…間に合った。 

この時期、支部内のルールは、関東大会以上の入賞者は、1年間、同じレベルに達しない場合、支部内に戻るルールへと改定された。 (少年部選手達の経験を積ませるとして新たに決められた)

1年後…彼が、支部内の特選クラスへと、再び出場したのが、昨年の2015年。 

凄まじい強さで、全ての試合を上段廻し蹴り、上段膝蹴りの技あり、一本勝ちを重ねる。(3試合のうち、2試合を一本勝ちと、1試合は、技あり優勢勝ち)

【大魔人】の復活。 

古巣へと帰ってきた彼は、激しさを増して、当たり前に、ダントツの優勝。

昨年の2015年は、西東京都大会、第7回横浜カップも優勝。(第7回横浜カップでは、2014年 第6回大会での優勝に引き続き、見事、2連覇を達成)

紆余曲折を隔て、2016年の西東京都大会での試合以降… 

2016年 4月10日の支部内特選クラスに、気持ちを新たにエントリー。(2016年4月10日)

結果的には、初戦から決勝戦を含む、3試合の全てを、上段膝蹴り、上段前蹴りによる【オール1本勝ち】を納めた。

上段での技ありを合計【6回】

一本勝ちを合計【3回】

組手試合での全試合【一本勝ち】は、本当に凄い【レコード】であり、彼は過去に技ありや、一本勝ちを、量産している選手でもある。

フィジカル、パワー、テクニック、経験値、支部内の特選クラスにおいても、まさに無敵の強さでの優勝を遂げた。 

彼は明日、4月17日(日)東京体育館で【支部内5年生最強】の選手として国際大会へと挑む。

【倒す空手】それが彼の空手。

【大魔人】鈴木嵩人君の、本気の大暴れに期待したい。

ライバル編2。【支部内 中学1年生特選クラス】

   
 ■中学1年生特選の部【体重無差別】


【優勝 】

川内翔太朗(東大和)

【準優勝 】

星野悠久(東大和)

【第3位 】

土方蓮斗(東大和)  

【第4位 】

坂本元輝(東大和)

昨年に続き、ベスト4強を同門対決で争う。

2016年最初の支部内最強決定戦は、川内翔太朗君が、一年ぶりの優勝へと返り咲いた。(昨年4月には彼が優勝、11月は準優勝)

この学年は名実ともに、彼らが支部最強であり、彼らが支部を代表するメンバー達でもあります。

今回、第3位に食い込んだ土方蓮斗君。

昨年11月の【6年生最強決定戦】では、準々決勝戦で、同門の坂本元輝君に延長戦(1-4)で敗れていた。 

今年は、第3位決定戦で再び、坂本元輝君と対決。(延長戦4-1)でリベンジ。 

一勝一敗ながらも、彼らは常に一進一退の実力。

毎回、どちらに旗が上がってもおかしくない、五分五分の実力者達でもあります。

今回は初戦で、強豪を破り、続く準決勝戦では、優勝した川内翔太朗君に惜しくも判定敗退。

第3位を獲得して、東大和道場【スーパーエリートクラス】への参加権利を掴みました。

今大会の【優勝】へと返り咲いた川内翔太朗君。 

3月に行われた西東京都大会では、国際大会メンバー達が出場する、ハイレベルな、トーナメントで見事に準優勝へと輝き、更に今回は、支部内特選最強の【優勝】の結果を残した。

人に優しくて、礼儀正しく、真面目な生徒です。 

今大会、準優勝の星野悠久君、川内翔太朗君との同門決勝戦では、延長戦までにもつれる一進一退の強さを見せ付けた。(本戦0-0) 

本当に実力者でもあり、出場する、全ての大会で常に毎回、入賞し続けている選手です。

今大会の第4位、坂本元輝君は、長年、敗れ続けてきた強豪選手を見事に下して、準決勝戦へ勝ち進む。

星野悠久君との同門準決勝戦では、惜しくも判定敗退となるも接戦の内容。(本戦、主審による0-3)

良き親友達でもあり、御互いに良き、ライバル関係でもある彼ら。

明日、4月16日(土)に、千駄ヶ谷の東京体育館で行われる【2016国際親善空手道選手権大会】の中学1年生(12歳男子−50キロ)の、カテゴリーへ、城西世田谷東支部(東大和道場)から、雨宮伶空君、川内翔太朗君、星野悠久君の3名が出場します。 

凄い戦いを見せてくれると信じています。

2016国際親善空手道選手権大会 出場選手【東大和道場】

   
    
   
■雨宮伶空【2015支部内6年生特選クラス優勝(10月)・2013第5回横浜カップ第3位】 

■川内将太朗【2015支部内6年生特選クラス優勝(4月)・2016支部内中学1年生特選クラス優勝(4月)】

■星野悠久【2015支部内6年生特選クラス準優勝(4月)・2015支部内6年生特選クラス第3位(10月)・2015茨城県大会第3位・2015第7回横浜カップ第3位・2016支部内中学1年生特選クラス準優勝(4月)】

■高橋光鷹【2015支部内5年生特選クラス準優勝(4月)・2015支部内5年生特選クラス優勝(10月)・2016支部内6年生特選クラス優勝(4月)】

■鈴木嵩人【2013第1回全東京都大会第3位・2014第22回全関東大会第3位・2015西東京都大会優勝・2015第7回横浜カップ優勝(前年度、第6回大会優勝)・2015支部内4年生特選クラス優勝(10月)・2016支部内5年生特選クラス優勝(4月)】

■平石千賀【2015支部内3年生女子特選クラス優勝・2015第5回神奈川県大会優勝・2015第7回横浜カップ優勝・2015第13回静岡県大会準優勝】

■永吉美優【2015国際大会高校生女子ワールドユース優勝(4月)・2015国際大会高校生女子ワールドユース優勝(11月)・2015全日本ウエイト制大会 一般女子重量級 第4位(6月)・2015全日本大会一般女子無差別 第3位(8月)

■一般35歳以上男子 型 選手権大会

宮本朝延 選手が出場予定。

ライバル編1。【支部内6年生特選クラス】

  

   

昨年に続き、特選クラスでの【2連覇】を達成した高橋光鷹君。 

今大会では3試合を全て、本戦決着で、ダントツの優勝。(準決勝戦は必殺の、左上段廻し蹴りによる技ありを含む勝利) 

特選クラスでの連覇は、凄い事でもあります。 

高橋光鷹君に関しては、本当に【地道な努力の積み重ね】

そんな生徒です。

彼は日頃から、本当に優しい生徒で正義感も人一倍に強い。

幼い頃は稽古での組手も、組手試合も苦手な時もあった。 

彼が本当に強くなり始めたのは、彼のお兄ちゃんが野球に専念する為に、先に空手を辞めてからだったかと思う。 

お兄ちゃんの高橋沢龍君は、それまでに、今の支部内強豪選手達、【雨宮伶空君、星野悠久君、川内翔太朗君、坂本元輝君】世代の強豪選手でもありました。

【沢龍の分(お兄ちゃん)まで、空手を頑張る】

沢龍君が空手を退会した際に、弟の光鷹君が決意したのが、その言葉。

それから日に日に強く逞しくなっていく。 

そんな中で、昨年の激戦区でもあった(小学5年生特選クラス)決勝戦での延長戦の末には【起死回生の上段廻し蹴り】による技ありを奪い見事、初優勝を経験。

今年は、優勝候補大本命として見事に連覇を達成。

各試合とも、プレッシャーから来る固さはあったもの、実力的な強さに関しては、昨年よりも更に、ダントツの強さでの優勝でもあった。 

そんな中、彼の親友でもある、石河ローレンス君が、今までよりも、一皮剥けた強い空手で、2試合を勝ち抜いて光鷹君との決勝戦へと先に駒を進めた。

ローレンス君の初戦では、試合終了間際に、豪快な右上段廻し蹴りによる技ありを奪い、優勢勝ちを決めた。

初戦を終えて試合場を後にする、ローレンス君の背中を叩いて、笑顔で両手を叩いて喜んでいた光鷹君。 

連覇のプレッシャーや、組手試合の緊張感の中、ローレンス君の次が、自らの試合を控えていた中で、そんな笑顔と喜びを見せていた光鷹君。 

彼らの信頼関係と友情が、垣間見られた瞬間でもあった。

そして彼らの同門対決の決勝戦へ。 

今大会、ローレンス君は特選クラスでの初入賞を経験。 

今回、特選で決勝戦進出、その時点で入賞、光鷹君との同門決勝戦、関東大会への出場権と、そこから関東大会での、一勝以上をすれば、年内には緑帯への取得も視野に入る。 

試合前に、そんな話をしながら、彼とコミュニケーションをとっていた。

『おー…勝ちたい!』彼は笑顔で話していた。

高橋光鷹君は、今週日曜日には、支部の代表選手の一人として国際大会へと挑む。 

二人とも、それぞれの目標に向かって頑張って貰いたい。

■2016城西世田谷東 支部内交流試合【6年生特選クラス】

優勝 
高橋光鷹(東大和) 

準優勝 
石河ローレンス・クリス(東大和)

激闘編。【支部内5年生特選クラス】

  
2016支部内5年生特選クラス、準決勝戦。 

鈴木嵩人【東大和】(写真右) VS 大坪航【三茶】(写真左) 

6年ぶりの再戦。

二人は、幼年部時代の支部内交流試合の、初級クラスでも準決勝戦で初対決。

当時、御互いに、組手試合の初出場であり幼稚園児だった。

当時の嵩人君はまだ、オレンジ帯だった。

2010年の春に、東大和へ指導に来るようになってから、半年後の、秋に行われた支部内交流試合に【初出場初優勝】を遂げた、幼年部時代の嵩人君。

試合後、火曜日あたりに一番早くに道場へ来た彼が…

『今日、幼稚園で、コップコーン(ポップコーン) 作って食べた…』

…こっそり、耳元で話してくれた。 

『え? 何? 聞こえなかった…もう一回言ってみて』

凄く面白かったので、同じ内容の話を、何度も言わせた記憶がある。(最後は、声を出さずに、笑顔で囁くだけに…)

大きくなった彼は、今では、彼らの学年での世田谷東支部 最強の選手へと成長している。

幼かった航君も、支部内の特選クラスで、トップを争うまでに成長した。 

その組手には、過去にない明らかな、チューンアップが施されていた。(今大会、ハイレベルな特選クラスで4試合も戦い、3試合の激闘を見事に制した)

パーソナル稽古の効果が、全ての動きと技に出ていた。

予定通りに強くなってきたなと感じた。 

二人ともに、今週日曜日の国際大会に挑む。

航君は、念願だった国際大会の舞台へ初出場となる。 

■2016城西世田谷東 支部内交流試合【5年生特選クラス】 

優勝 
鈴木嵩人(東大和)


第3位 
大坪航(三茶)

《2016西東京都空手道選手権大会 試合結果》

  
■壮年上級45歳以上-75キロの部 

優勝!!

湊敏明さん 

《東大和道場の湊さんが、57歳にして遂に、西東京都大会の上級カテゴリーでの【優勝】を、見事に勝ち取りました。準決勝戦、決勝戦の2試合ともに(本戦5-0)での、圧倒的な勝利での優勝となりました!   強烈な胸の突きと、脇腹を狙う、強烈なカギ突きに、下段廻し蹴りと、後ろ蹴りを絡めながら、後半はラッシュで、相手選手を畳み掛け圧倒。稽古のままの動きを、実践の試合場でも出せる、メンタルの強さも磨かれていました。数年ぶりの優勝と、上級のカテゴリーを初制覇!!   次は関東大会制覇に挑むとともに、今回の西東京都大会【優勝】のタイトルが、念願の黒帯に向けてまた更に一歩、近付きました。上級レベルの西東京都大会のタイトル制覇、おめでとうございます。》

■壮年上級35〜39歳+75キロの部 

準優勝! 

中城毅さん 

《当初、壮年初級のカテゴリーへ、エントリーしていた中城さんですが、対戦相手がいない為、急遽、上級のカテゴリーにエントリー。準決勝戦では、国際大会の入賞常連レベルの強豪選手(城北支部)との死闘の末に、(延長戦では5-0での完全勝利!)   決勝戦も積極的に攻めて前に出ようとしながら、勝利も見える試合展開ではありましたが、惜しくも後半に逆転されてしまい、判定敗退となりました。しかし現在、黄色帯ながらも、茶色帯以上の、上級のカテゴリーへと挑み、優勝争いまでに迫った試合内容も本当に素晴らしいです。上級レベルにも当たり前に通用してしまう、中城さんのポテンシャルには、今後も注目が集まります。上級のカテゴリーにおいて現在、黄色帯ながらも見事に準優勝を獲得!》

■小学6年生男子+40キロの部 

準優勝! 

川内翔太朗 

《国際大会トップ選手がエントリーする、カテゴリーで、見事に準優勝を獲得!  初戦は、強力な突き技と、膝蹴りの打撃で、見事に一本勝ち!    続く準決勝戦も、圧倒的な本戦勝利。(本戦5-0優勢勝ち)   決勝戦は、国際大会トップ選手との、激しい打ち合いに挑む。前半は試合をリード。後半には惜しくも技ありを奪われるも、決して心は折れない、最後まで諦めない、東大和道場ならではの組手で、対戦相手に必死に食い下がる。素晴らしい戦いぶりでした。ハイレベルな西東京都大会での、見事な準優勝!  次は、4月の支部内特選クラスでの優勝を狙います。…その翌週には、国際大会で頂上を目指します。それだけのポテンシャルも、可能性もあります。【眠れる獅子】の覚醒、間近。》

■小学6年生男子+40キロの部 

第3位! 

坂本元輝 

《国際大会トップ選手の集うトーナメントで、川内翔太朗君(準優勝)と共に、第3位を獲得。初戦となる準決勝戦では、強豪(城北支部)の選手を相手に、粘りと根性で、劣勢だった試合を見事に引っくり返しました。(本戦4-0で優勢勝ち)   準決勝戦も、国際大会トップ選手を相手に、果敢に勝負に挑み、ひたすら食い下がるも、惜しくも判定敗退となりましたが、ハイレベルな、西東京都大会での立派な初入賞。凄いです。おめでとう!》

■小学6年生男子-40キロの部 

第3位!  

星野悠久 

《国際大会王者が集うカテゴリーで、見事に第3位入賞を獲得!   準々決勝戦では、初戦を勝ち上がってきた強豪選手を相手に、見事な本戦判定勝利!(上段膝蹴りの技ありを含む本戦5-0での勝利)準決勝戦では、初戦で、国際大会王者を破り、勢いに乗る強豪選手を相手に、常に先手先手で、優位にも見える試合展開。(本戦0-0で引き分け)    延長戦…同じ展開で互角ながらも、惜しくも判定敗退。素晴らしい試合内容でした。出場する全ての大会での入賞を繰り返している星野悠久君。4月の支部内特選クラスでの初優勝を狙い、翌週には国際大会での優勝を本気で目指します。【魂の男】星野悠久君が、4月の国際青少年大会へと挑みます。】

優勝した湊さん、入賞した選手の皆さん、おめでとうございます。 

出場した選手の皆さん、お疲れ様でした。