月刊 大和魂 2011年1月号

2010年3月から東大和道場で指導をさせていただくようになり、5月からは正式に東大和道場分支部長として活動させていただくことになりましたが、あっという間に2010年が終わろうとしています。

初めて東大和道場に来て子供達を見た時、『皆なんて純粋なんだろう…』と思いました。一般部の、中高生も大人の方達も皆仲良く稽古している様子も印象的でした。そして、中学生達のセンスの良さであったり、極真空手の選手として将来性のある選手達が揃っていたので、胸が高鳴る思いでした。

正式に分支部長として任命されてからは、『全員を自分が強くしてあげたい』と、強く思えました。生徒達から学ぶ事は多く、気持ちが落ち込んでいる時に子供達に会うと、不思議なパワーを注いでくれます。

自分自身も、当然、鍛え続け、試合にも挑戦していきたいと考えています。2011年もじぶんが経験してきた事や学んだ事を全員に伝えていきたいと思います。

2010年は皆様に出会い、たくさんの応援をいただき、そして勉強をさせていただき、本当にありがとうございました。今後もますます皆で盛り上がっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

押忍 金久保典幸

■東大和道場から2名が昇段!

2010年12月5日(日)、中学生の布田大樹君と荒木銀次君が黒帯になる為の昇段審査を受け、見事合格しました!2人共、技も体力も組手も素晴しい内容を皆に見せてくれました。自分を嬉しかったです。

昇段に向けて念入りに稽古と準備をしました。技を確認しながら、返事や気合いの練習までさせましたが、昇段後も、あれだけの素晴しい返事や気合いを常に続けてもらいたいと思います。今後は黒帯として、今まで以上に良いお手本にならないといけませんし、求められるものは大きくなると思いますが、成長していってもらいたいです。長年空手に熱い想いを注いで黒帯取得までがんばってきたので、彼らなら必ず今後も色々な部分で成長してくれると期待しています。選手としても、まだまだこれから一般部での試合を目指すので道のりは長いですが、がんばってください。

押忍 金久保典幸

■秋季関東大会

2010年12月12日(日)茨城県武道館にて行われた秋季関東大会。東大和道場からは11名が出場しました。国際大会レベルの選手達が争う中で、永吉美優さんが、夏の関東大会に続き今年2連覇で見事優勝!!そして、多田和花南さんが第3位!、と素晴しい結果を残しました。

惜しくも入賞できなかった選手や負けて悔しい思いをしてしまった選手達もいましたが、今後の稽古に活かせる経験を全員ができたのではないでしょうか。

試合を終えて数日後に早速稽古に来てくれた選手達には、今回気付いた各選手の今後の課題とポイントを伝えながら稽古を開始しました。あっという間に彼らなりに噛み砕いて意識してくれている様子が現れていて嬉しかったです。たとえ初戦で負けてしまっても腐らず落ち込まず稽古を続けられる生徒達は必ず強くなると思いますし、今後もがんばってもらいたいと思います。

選手の皆さんお疲れ様でした。

押忍 金久保典幸

<小学生女子高学年+40㎏級の部>
優勝 永吉美優

<小学生女子高学年-40㎏級の部>
第3位 多田和花南

 

■2011年行事予定

1月
8日(土) 稽古始め 少年部→15:00~16:30 一般部→17:00~18:30
16日(日) もちつき大会

2月
20日(日) 西東京都大会(幼年、小学生)
26日(土)・27日(日) 昇級審査会

3月
未定 支部内交流試合
20日(日) 西東京都大会(中学生、高校生、一般、壮年、女子)

4月
未定 型大会
16日(土) 全日本青少年大会

6月
4日(土)・5日(日) 昇級審査会

7月
未定 一般部夏合宿

9月
4日(日) 支部内交流試合
10日(土)・11日(日) 昇級審査会

11月
3日(木祝) 国際青少年大会
4日(金)~6(日) 世界大会

 

月刊 大和魂 2010年12月号

■全日本大会終了

2010年11月20日(土)・21日(日)に東京体育館で 『第42回全日本空手道選手権大会』 が開催されました。

来年11月に開催される世界大会の選抜試合となった今年の全日本大会。城西世田谷東支部からは10名の選手が出場しましたが、惜しくも世界大会の切符を手にすることはできず、来年の全日本ウエイト制大会での最終選抜試合に持ち越しとなりました。

金久保分支部長はロシア王者のタリエル・ニコラシビリ選手に惜敗。その後も驚異的な強さと強靭な肉体で勝ち抜いたニコラシビリ選手が、長い極真の歴史の中で外国人初の無差別全日本王者になるという、波乱の大会で幕を閉じる結果となりました。

※11月29日(月)発売の 『ワールド空手2011年1月号』 に詳しいレポートが掲載されています。道場でも毎号販売しておりますが、数に限りがありますので、お早めにどうぞ。

 

皆様、温かく熱い応援をいただき、本当にありがとうございました。
試合前にたくさんの励ましの言葉やパワーをいただき、万全の状態で試合に臨むことができました。
残念ながら納得がいく結果ではありませんでしたが、4大会無敗のチャンピオンと戦うことができたことと、怪我もなく無事に終えられたことを嬉しく思えます。
今回の経験を活かして更なる稽古を積んで、来年以降も全力で試合に臨んでいきたいと思いますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

押忍 金久保典幸

 

試合はあっという間でしたが、気持ちは下がらず最後まで闘いきりました。途中我に返る時があり、とにかく一発でも叩かなきゃ、と身体を動かしました。
今まで自分に自信を持てずにいました。全日本大会に出場させていただき、結果は負けましたが、強い選手と最後まで闘うことで自信が付きました。
試合が始まるまでは本当に怖くて緊張しましたが、セコンドの山田さん、並木さん、金久保先輩や荒木さん、応援していただいた皆さんのおかげで、逃げずに闘うことができました。
ありがとうございました。

村松孝雄

 

■城西カップ結果

2010年11月3日(水祝)に練馬区光が丘ドームにて行われた 『西東京都空手道選手権大会 第8回城西カップ』に、東大和道場から21名の選手が出場しました。

国際大会や関東大会の優勝経験者が多数出場する非常にレベルの高い大会でしたが、素晴らしい内容の試合ばかりでした。その中で、東大和道場からは5名が入賞することができました。

<小学女子高学年の部>
第3位 多田和花南
<中学1年生男子-50㎏級の部>
第3位 儀保翔馬
<中学2・3年生男子+55㎏級の部>
優勝 荒木銀次
<高校1年生男子-65㎏級の部>
準優勝 荒木竜太郎
<一般新人戦-70㎏級の部>
第4位 中嶋優

勝った生徒も、惜しくも負けてしまった生徒も、過去になかなか殻を破れずにいた生徒が何名も自分の殻を破り、確実に強くなってきている様子が分かり、とても嬉しかったです。各選手1人1人が今後も更に強くなれるように、今回の試合でセコンドに入りながら観察し気付いた部分をアドバイス、指導していきたいと思います。選手の皆さんお疲れ様でした。

押忍 金久保典幸

 

■今後の行事予定

★ 1月16日(日) もちつき大会

★ 2月 演武会、西東京都大会

★ 3月 型大会、昇級審査会

 

月刊 大和魂 2010年11月号

■全日本大会、まもなく開催

2010年11月20日(土)・21日(日)に東京体育館で 『第42回全日本空手道選手権大会』 が開催されます。東大和道場からは、金久保分支部長と村松指導員が出場いたします。

全日本大会は、128人のトーナメントで争われる極真空手では国内最高峰の試合です。そして、今回は来年11月に行われる 『世界大会』 の選抜試合でもあり、4回戦を勝ち抜いたベスト8の選手には、世界大会出場の切符が与えられます。当城西世田谷東支部から出場する10名の選手達(近藤博和、佐野忠輝、金久保典幸、稲岡祐樹、小林龍太、武田雅人、吉井秀明、鈴木睦男、小川泰治、村松孝雄)も初戦や2回戦で強豪外国人選手や日本の有名選手との対戦が続きます。

金久保分支部長は、初日の2回戦でヨーロッパ大会王者、そして今年6月に開催された全日本ウェイト制大会でも優勝したロシアの強豪、タリエル・ニコラシビリ選手との対戦が予想されますが、間違いなく激しい打ち合いになるかと思われます。

村松指導員は、初戦で前回世界大会日本代表の佐藤正博選手との対戦が決まっています。テクニシャンな村松指導員が強豪相手にどんな戦いをするのかが注目となります。

皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします!

金久保分支部長意気込み

今回で7度目の出場となる全日本大会に挑む事になりますが、気持ちは熱く燃えています。常日頃考え続けてきた 『折れない心』 を試合の場で皆様に見せられたら幸せです。自分なりに考えながらテーマを決めて稽古を続けています。

幼い頃、いつか大勢の人達に注目される前で格闘技をやりたい、と漠然と考えていた事が現実となって今に至ります。そして、夢を叶えている最中です。様々な経験を重ねながら長い年月選手を続けてきた 『自分らしさ』 を皆様に観て頂けたらと思います。

自分を信じて精一杯戦います。

押忍

村松指導員意気込み

全日本大会に出場させて頂き、ありがとうございます。

最初は自分が出ていいのかと、あまり実感が無く、気持ちに身が入らずにいましたが、金久保先輩に叱咤激励して頂き、全日本の重さ、練習への取り組み方などを話しているうちに、徐々に現実味が出てきました。どうすれば勝てるか、勝つために試行錯誤をしていると練習も楽しいです。

今までの稽古の集大成をぶつけてがんばります。

押忍

■城西カップ、東大和道場から21名出場

2010年11月3日(水祝)に練馬区光が丘ドームにて行われる 『西東京都空手道選手権大会 第8回城西カップ』 に東大和道場から21名が出場します。

出場者

杉浦翔、雨宮伶空、松下隆世、青木玲音、儀保恭祐、並木ちはる、多田実咲希、大森斗希也、小柳凜、多田和花南、池田凌祐、大山恒橘、池田拳士朗、儀保翔馬、石田竜也、大河原孝太、多田将太朗、荒木銀次、和田龍雅、荒木竜太郎、中嶋優

皆様の応援をお願いいたします!

 

■少年部体験会

2010年10月15日(金)、4歳~小学6年生を対象とした空手体験会を行いました。たくさんの道場生がお友達と一緒に参加してくれました。体験に来てくれた少年少女hが20名、道場生も合わせて60名の活気ある体験会となりました。

荒木先生、小林先生と自分で1時間半、基本稽古、体力稽古、ミット、先輩達のスパーリングを観る稽古などを指導させて頂きました。

皆始めてにも関わらず、先輩達を真似して、礼の仕方や返事なども大きな声で『押忍!』と立派に行えていたので感心しました。慣れない基本稽古も一生懸命取り組んで大きな声を出す体験者の皆の姿を見て、熱い気持ちを伝えたくなり、空手の素晴らしさを教えてあげたくなり、胸が熱くなりました。『空手の苦しい稽古を行う事で弱い自分自身に打ち勝つ勇気を持てるようになる事、人に優しくなれる事』などを短い時間ながら伝えさせて頂きました。

それぞれの友達に優しく教えてあげている道場生達の嬉しそうな顔や、真剣に聞き入る体験者の姿ですが、とても微笑ましく印象的でした。

自分自身も感動させて頂いたのと同時に、とても勉強にもなりました。今後も色々な企画を計画して道場生や地域の皆様に喜んで頂けたらいいな、と思います。

金久保典幸

■今後の行事予定

○12/4(土) 少年昇級審査会

○12/5(土) 一般昇級・昇段審査会

○12/12(日) 関東大会

○12/19(日) ビギナーズカップ

○12/22(水) クリスマス会

月刊 大和魂 2010年10月号

■支部内交流試合

2010年9月5日(日)、西東京市 南町スポーツ・文化交流センターきらっと にて 『城西世田谷東支部交流試合』 が開催されました。東大和道場からは54名が出場し16名が入賞と、たくさんの選手たちが活躍しました!

<小学1年の部>
優勝 雨宮伶音

<小学1年の部>
第3位 青木黎音

<小学1年の部>
第3位 高橋龍之介

<小学3年特選の部>
優勝 儀保恭祐

<小学4年の部>
準優勝 青木玲音

<小学4年特選の部>
第3位 松下隆世

<小学女子中学年の部>
優勝 伊藤亜実

<小学6年の部>
優勝 古田大騎

<小学6年の部>
準優勝 矢島裕也

<小学6年特選の部>
優勝 大山恒橘

<小学女子高学年の部>
優勝 岸遥夏

<小学女子高学年の部>
準優勝 宮岡華

<中学2・3年の部>
優勝 和田龍雅

<壮年35~39歳の部>
優勝 神代慎一

<壮年35~39歳の部>
準優勝 平野俊介

<壮年45歳以上の部>
優勝 湊敏明

今回は初めて試合に臨んだ人もたくさんいましたが、出場者全員が気持ちのこもったとても熱い試合を繰り広げてくれました。以前よりスタミナが付いていたり、技の威力が増していた人がたくさんいて、技術的な部分での向上もあり、収穫の多い試合だったのではないでしょうか。残念ながら負けてしまった人達も、次に繋がる良い試合をしてくれていました。次の目標を決めてまた皆でがんばりましょう!選手の皆さん、セコンド、応援、手伝いの皆さん、お疲れ様でした。 押忍

 

■イトーヨーカドー演武会

2010年8月29日(日)、イトーヨーカドー東大和店にて演武会を行い、大盛況、大成功で終える事ができました。

昭島分支部 武田初段による豪快な瓦割り10枚ですたーとを切り、全体での基本、少年部による型、大会実績のある選手同士の組手を終え、関係者までをも驚かせたのは、全日本重量級王者 三軒茶屋道場 近藤初段  VS  金久保分支部長による素手素足でのガチンコ特別組手が行われた事です。最後まで真っ向のド突き合いを演じ、大勢の観客が2人の現役全日本選手に釘付けとなりました。

その後、板割り、ブロック割り、バット折り等の演武が続き、最後に金久保分支部長による氷柱5本割りが行われ、豪快な手刀一発で5本全て割り、見事成功。観客から大きな歓声が上がり、幕を閉じました。

道場全体、少年部から一般部まで皆の気持ちが1つになり素晴らしい演武会を行えた事を本当に嬉しく思います。今回の経験を糧に、更に完成度を増した演武会を行っていきたいです。

 

■昇級審査会

9月11日(土)、12日(日)に今年3回目の昇級審査会が行われました。今回は少年部11名、一般部3名の受審がありました。

少年部審査では、日頃の試合に向けた稽古以外の、基本技、移動、型等、細かい部分を確認しました。ご父兄が見学に来られていたのと、受審人数が少ないこともあり、普段の稽古とは全く違う雰囲気に皆かなり緊張していましたが、逆にとても緊張感のある良い雰囲気の審査会になりました。昇級・昇段審査は空手を長く続けて時期が来れば必ず受けられるというものではありません。受審した少年部の皆もそれを理解してくれていた感じがし、感心しました。

一般から受審された3名は、日頃から本当に稽古熱心な方達ですので、文句の付けようのない素晴らしい内容でした。一般部審査会は昭島道場、田無道場からも受審者が東大和道場へ集まりましたが、全員がかなりレベルの高い内容でした。

次回は12月4日(土)、5日(日)に今年最後の昇級・昇段審査が行われます。今回受けた人も受けることができなかった人も、次回は受けるつもりで日頃から意識して稽古しましょう。

 

■演武会開催決定!

来る11月6日(土)、『東やまと産業まつり』(旧 商工まつり)にて演武を行うことになりました。今回は参加条件も人数制限もなしとしますので、希望される方はどなたでもご参加いただけます。 皆で素晴らしい演武会にしましょう!

 

■少年部特別強化稽古

日時 :10月3日(日) 13:00~14:30
対象 :城西カップ、ビギナーズカップ、関東大会に出場予定の少年部
指導員 :金久保分支部長

申込の必要はありません。入賞を目指している人はふるってご参加ください。

 

■無料体験会

日時 :10月15日(金) 17:45~19:15

少年部(4歳~小学6年生)限定の無料体験会を開催いたします。基本、礼法を中心とした、空手未経験者向けの、たくさんの仲間とできる楽しい稽古を行います。 予約は必要ありませんので、飲み物と汗拭きタオルを持参の上、動きやすい服装で道場へお越しください。 少年部道場生はお友だち、兄弟など、ご父兄の皆様はお知り合いのお子様、ご親戚のお子様など、お誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。たくさんのご参加お待ちしております!

 

■今後の行事予定

11月3日(水祝) 城西カップ 光が丘ドーム

11月6日(土) 東やまと産業まつり演武会

11月20日(土)・21日(日) 全日本大会 東京武道館

12月4日(土) 少年昇級審査会

12月5日(日) 一般昇級・昇段審査会

12月12日(日) 関東大会 茨城県武道館

12月19日(日) ビギナーズカップ 光が丘ドーム

12月22日(水) クリスマス会

月刊 大和魂 2010年9月号

■金久保分支部長 茨城県大会 優勝!

たくさんの応援を頂き、ありがとうございました。おかげ様で茨城県大会を優勝、という形で終える事が出来ました。

今回この大会に出ようと決意したのは、茨城県常総支部から1人の生徒への出場オファーがあったことがきっかけでした。大会申込締切を過ぎた後でしたが、生徒へのオファーを頂いた時に、(自分も一緒に出よう、生徒と揃って優勝するそして俺が戦う姿を生徒達全員に見せて道場全体を盛り上げるんだ!)と決意しました。結果的には自分1人で出場する事になりましたが、今回は出るべくしての大会だったと思います。

自分自身も含めて全日本大会経験者ばかりが揃うトーナメントで優勝を争う形になりましたが、(何がなんでも勝つんだ!死んでも諦めない!)と心に決めていましたので、結果として優勝出来てホッとしています。課題としていた試合内容に対して、自分で点数を付けるのであれば50点くらいかなと(笑)   変化も少しはありましたがやはりまだまだです。今回は運が味方してくれたのと周囲の人たちのサポートのおかげで勝てたんだと思っております。次は今年11月に千駄ヶ谷の東京体育館にて行われる第42回全日本大会に向けて稽古しています。来年行われる第10回世界大会の日本代表選手選抜試合になりますので日本代表の切符を目指し、必死にやりますので応援よろしくお願いいたします。

押忍 金久保 典幸

 

茨城県大会レポート / 並木 勉

2010/08/22 「JOSO CUP」が開催されました。「茨城最強決定戦」と題されたこの大会に金久保先生は招待選手として参加され、見事、優勝を飾られました。自分は当日、金久保先生の御好意でセコンドに着かせて頂きましたが、近くで見る激しく凄まじいド突き合いは、まさに「魂の戦い」でした。

初戦の選手は身長こそ170㎝弱ですが、明らかに100㎏近くありそうな体躯でした。強い圧力を掛け、攻撃をしている選手でしたが、先生は引かず真向から打ち合い本戦で勝利されました。

2戦目はとても気の強そうなハードパンチャータイプで、強い突きを武器に相手を圧倒し勝ち上がってこられた選手でした。先生はその相手にもガチンコの真っ向勝負で勝利。続く準決勝では中段への突きで相手にダメージを与え5-0で快勝でした。

決勝では180㎝を越す重量級の選手で、突きから膝を得意とする選手のようでした。先生とはかなりの体格さがあるように見えましたが、やはり一歩も引かず、至近距離でずれてからの強力な突き、内股への蹴りを繰り出され、その技が有効に決まり、3-0の判定で勝利でした。
招待選手として参戦し、アウェイ感の強い中、全日本大会も控え、相当のプレッシャーが掛っておられたと思います。しかし、先生からは「絶対に勝つ」という覇気(オーラ)が全身から漂っていました。

このような負けじ魂全開の熱い試合を見せて頂き、応援させて頂いた私達道場生は、とても気合いが入りました。ありがとうございました。先生の全日本での御活躍が今からとても楽しみです。

 

茨城県大会レポート / 荒木銀次

自分は、金久保先生の試合を初めて生で見させていただきました。金久保先生と当たった選手は、みんな金久保先生より背が高く一見先生が不利に見えましたが、先生がすさまじい気迫で相手を押さえ込んでしまうところに、自分は釘付けにされました。先生が、そんなにすさまじい戦いをするためにどれ程の努力をしたのか自分には想像できません。先生の試合を見て、いくら相手より背が低くても、テクニックがあれば勝つことができるんだと思いました。例えば、先生のラッシュ力。先生にあんなラッシュをされたら、反撃すら難しいと相手の選手を見て思いました。自分も先生のようなラッシュができる様にひたすら練習していきたいと思います。そして、先生にはこの勢いで世界チャンピオンにまで登り詰めてほしいです。

■夏合宿

7月31日、8月1日と茨城県波崎海岸で城西世田谷東支部の夏合宿が開催されました。支部内各道場から参加した大勢の人達が同じ場所で稽古を共にして汗を流し親睦を深めるところに夏合宿の良さがあると思いますが、今回は特に支部全体にまとまりが出来たと感じました。

1日目、昼間の全体稽古では全日本軽量級チャンピオンの尾崎先生と中量級チャンピオンの荒井先生による各セミナーがあり、とても充実した内容で全
体が食い入るように2人の先生達の指導に注目しました。夏合宿以外ではこのような体験をすることは出来ないのではないでしょうか。

その後の全体でのスパーリングでは様々なタイプの人達と手合わせをする事が出来て参加者全員がとても良い雰囲気で稽古をしていました。

最後に全日本選手同士のレベルの高い白熱したガチンコ組手が行われました。

夜には親睦会、田口支部長講話、田無道場の佐野先生によるゲーム大会などが行われとても盛り上がりました。

2日目、海での朝稽古の後、チーム別綱引きやドッヂボールなどを行いましたが、全員が明らかに真剣勝負で熱かったです(笑)

今年の夏合宿も参加者全員が充実した2日間を過ごせたのではないでしょうか。来年以降も支部全体で盛り上がれることを期待しています。参加した皆様、お疲れ様でした。

■全日本大会チケット予約販売開始

2010年11月20日(土)、21日(日)に 『第42回全日本空手道選手権大会』 が開催されます。東大和道場からは、金久保分支部長 と 村松指導員 が出場予定です。今回の全日本大会は来年行われる第10回世界大会の出場権を賭けた大切な大会です。例年以上に過酷でハイレベルな戦いが繰り広げられることが予想されます。皆さん、会場で金久保先生と村松先生を応援しましょう!!

■今後の行事予定

11/3(水祝)  城西カップ / 光が丘ドーム
11/7(日)  演武会
11/20(土)・21(日)  全日本大会 / 東京武道館
12/4(土)  少年昇級審査会
12/5(日)  一般昇級・昇段審査会
12/12(日)  関東大会 / 水戸
12/19(日)  ビギナーズカップ / 光が丘ドーム

 

 

月刊 大和魂 2010年8月号

■第18回全関東空手道選手権大会

7月11日(日)足立区綾瀬の東京武道館にて第18回全関東空手道選手権大会が行われ、東大和道場からは16人の選手が出場しました。小学生女子高学年+40㎏級の部で永吉美優さんが優勝、小学生女子中学年の部で多田実咲希さんが準優勝、中学2・3年生男子+55㎏級の部で布田大樹くんが第3位、高校1年生男子-65㎏級の部で荒木竜太郎くんが第3位、4人の選手が入賞しました。

残念ながら入賞することができなかった選手たちも皆本当に頑張りました。大接戦ばかりで次に繋がる試合が多かったですし、なんと言っても今回良かった点は、東大和道場の選手、指導員が皆まとまっていた点ではないでしょうか。各選手たちが自分の試合の合間にお互いの元に駆けつけて応援し合う姿に感動しました。そして、仲間が勝つことを心の底から喜び合っていました。なかなかこんな道場はないだろうと思いましたし、胸が熱くなりました。

生徒たちの熱い試合を見させてもらえて幸せでしたし、自分自身も頑張らなければいけないと思いました。今回の大会でもう1つ感じた事は、この3ヶ月で皆確実に強くなっているという事です。上段の受けも上手くなっていました。今回気付いた課題を書く選手たちに伝え、今後益々頑張ってもらえたら嬉しいです。選手、セコンド、応援、手伝いの皆さん、お疲れ様でした。

押忍
金久保 典幸

 

 

 

 

金久保先生による入賞選手総評

永吉 美優
優勝間違いなし、という周囲からのプレッシャーを撥ね退け、見事優勝して期待に応えてくれました。正直、感動して本当に嬉しかったです。決勝戦の相手は階級別の今年の国際大会チャンピオンでしたが、延長戦にてパワーで押し切り、大接戦を制しました。今後の活躍も楽しみな選手ですが、試行錯誤をして、是非来年の国際大会では彼女をチャンピオンにさせてあげたいです。

多田 実咲希
普段は無口で淡々と苦しい稽古もこなしてしまいますが、今回の戦いぶりを見て、熱い気持ちを持った女の子だと思いました。なんと6試合を戦い抜き、見事準優勝。勝ち上がる度に心身充実していくのが見てわかり、こちらも武者震いをさせられました。決勝戦ではボディーをきかされながらも相手に気付かれずに耐えてみせ、最後まで勝ちにいきました。これからが楽しみです。

布田 大樹
今回第3位。国際大会第3位の実績があるだけに本人にとってこの結果は悔しい限りだと思いますが、課題を見つけ今後の飛躍に期待がかかります。普段の地道な稽古量があってこそ今回の入賞があります。どんな試合においても入賞することは立派ですし、彼がコツコツと努力した成果がいつか大きな花を咲かせると思っています。

荒木 竜太郎
久しぶりの試合でしたが第3位に入賞しましたし、負けた試合もいい試合でした。テクニック、スピードは素晴しいセンスの持ち主です。勉強が忙しい中、稽古に来て心身を練り上げての出場でしたが、今の稽古が次回以降に実り始めているのではないかと思います。頑張ってもらいたいです。

■大和賞

今月は全関東大会入賞者のコメントを紹介します。
入賞した皆さん、おめでとうございました

 

<小学生女子高学年+40㎏級の部>
優勝 永吉 美優

今回の全関東大会では決勝戦が国際大会の優勝者だったので、とても緊張しました。だけど会場に居た皆さんの声援で緊張が解れ、自分の組手ができ、優勝することができました。応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました。また次の大会に向けて全力で頑張っていきたいと思います。

 

<小学生女子中学年の部>
準優勝 多田 実咲希

今回は準優勝だったので、次は優勝できるようにがんばります。

 

<中学2・3年生男子+55㎏級の部>
第3位 布田 大樹

3位になれて嬉しかったです。次は優勝できるように頑張ります。 押忍

 

<高校1年生男子-65㎏級の部>
第3位 荒木 竜太郎

今回の大会は1年ぶりの試合ということもあり、非常に緊張していました。しかし、金久保先生にずっとしごかれ続けられたこともあったので自信もありました。自分の中でもこの試合は黒帯になるために非常に重要な試合だったので、どうしても負けられないという気持ちがあったのか、みなさんの声援と自分の気持ちのおかげで3位に入賞することができました。これからはもっと練習して高見に近づけていけるように頑張ります。

■演武会・親睦会開催のお知らせ

来る8月29日(日)14:00~、イトーヨーカドー東大和店にて演武会を行うこととなりました。今回の演武会は選抜メンバーで行います。選抜された人にのみ参加申込書を配布いたしますのでご了承ください。

また、演武会の後18:00~は、東大和道場全体で行う親睦会をBIGBOX東大和店宴会場にて開催いたします。こちらは、少年部、一般部、ご父兄、演武会に参加されない方もどなたでもご参加いただけます。皆様ふるってご参加ください。詳細は道場で配布する 『親睦会開催のお知らせ』 にてお知らせいたします。

■今後の予定

9月5日(日) 支部内交流試合

9月11日(土) 少年昇級審査会

9月12日(日) 一般昇級審査会

11月3日(水祝) 城西カップ

11月20日(土)・21日(日) 全日本大会

12月19日(日)ビギナーズカップ

 

■受付業務時間変更のお知らせ

各種手続き、申込、商品販売、電話による問合せ受付時間

月~木 15:00~22:00
土 13:00~21:00
日 13:00~19:00

※金曜日の受付業務はお休みとなりますのでご了承ください。

 

月刊 大和魂 2010年7月号

■試割り会

5月23日、東大和道場にて自分と稲岡指導員の歓迎会を含めた試割り会が行われました。約50名の少年部、中学生が参加し、大勢のご父兄の皆様にも見学に来て頂き、大変嬉しかったです。ありがとうございました。

最初に少年部、中学生による試割りを行いました。それぞれの決意や願いを書いた板を一人ずつ割っていきました。皆熱い気持ちと気合いを込めて頑張っていたのが印象的でした。

続いて、各指導員による演武。最初に三軒茶屋道場期待の若手選手 稲岡祐樹 初段 による四方割り。華麗な蹴り技に子供たちは皆目を丸くさせていました。ブロック割りや瓦割りを盛大に行い、最後自分が一番おいしい場面でバット折りと瓦割りを務めさせて頂きました(笑)

最後にゲームを行い、勝ち抜いた人にはお菓子などのプレゼントが配られました。皆が楽しんでくれたことが嬉しかったです。皆さん、お疲れ様でした。

金久保 典幸

 

■応援ありがとうございました

東大和道場の責任者として迎えた第27回全日本ウェイト制大会。道場生の皆様に事前に壮行会まで開いて頂き、本当に有り難い気持ちとプレッシャー(笑)もありましたが、皆の気持ちを背負って力に変えて臨もうと決意しました。

初日の2試合を勝ち抜き二日目に残り、3回戦の相手は昨年の同大会にて第3位の安島選手。過去に一勝一敗のまま迎えた3度目の対決でしたが、結果は延長1回、0-3僅差の判定負け… 悔しさも当然ありますが、1番最初に考えたのは、応援、サポートしてくれた人達に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。入賞して全日本のトロフィーを道場に持ち帰りたかったです。勝負の世界なので厳しさは嫌と言うほど理解しているつもりです。負けても腐らず、今回の課題を次に活かして頑張ります。

今後も試合に出続け生徒の皆さんに自分らしい戦いを見て頂きたいと思いますので、よろしくお願いします。

押忍
金久保 典幸

■大和賞

今月は “自分に厳しく稽古を追い込んだ賞” !

 

多田 和花南 ちゃん

口数少なく、黙々と稽古に没頭する姿はとても光ります。パワフルな回転の速い攻撃で更なる飛躍を目指します。

 

 

宮岡 華 ちゃん

誰よりも自分に厳しく、ひたすら追い込む姿にはいつも感動させられます。ポテンシャルは非常に高く、自分の才能に気付けば今後大きな飛躍が期待できます。

 

 

大森 明日夏 ちゃん

元気はつらつと稽古を熟し、とうとうチャンピオンBクラスに参加するまでに成長しました。今後殻を破れば試合での入賞、優勝も可能性大です。

 

 

青木 玲音 くん

負けず嫌いで空手センスは既に東大和道場少年部トップレベルまできています。大きくなり、パワーを付けて少しの工夫が加われば、今後大化けの可能性があります。

 

 

湊 敏明 さん

51歳とは思えない若々しいルックスと基礎体力。壮年部の方ならではの熱い組手、熱心な稽古への取り組みで確実に実力を付けて強くなっています。

 

 

佐野 秀明 さん

どんな稽古も全力投球の佐野さん。長い間の格闘技経験で培った基礎体力で一般部では堂々たる存在感を誇っています。工夫を意識し出したら、まだまだ強くなります。

 

■夏場の稽古について

水分不足の状態での稽古は危険ですので、夏場は一日を通して水分を小まめに取るよう心掛けましょう。

 

■今後の予定

7月12日(月) 夏合宿〆切

9月5日(日) 支部内交流試合

※オレンジ帯から出場できます。詳細は後日。

9月11日(土) 少年昇級審査会

9月12日(日) 一般昇級審査会

11月3日(水祝) 城西カップ

※詳細は後日。

 

月刊 大和魂 2010年6月号

■2010年国際親善空手道選手権大会入賞者

<10歳11歳女子+40㎏の部>
準優勝 永吉 美優

自分が東大和道場の生徒の試合に初めてセコンドとして入ったのが今年の国際大会でした。永吉美優が準優勝。

自分が彼女を知ったのは昨年の昇段審査会でした。小学5年生とは思えないしっかりとした立ち振る舞いで審査を受け、黒帯を取得したのが印象的でした。

組手のセンスはピカイチ。今回の大会も豊富な技のバリエーション、運動量、相手を畳み掛ける膝の連打で勝ち上がりました。昨年は第3位。そして今年は見事、準優勝に輝きました。少年女子の世界2位です。素晴しい事ですし、本当に感心したのと同時に、自分も嬉しかったです。勝負の世界で一番重要な部分であるハートの強さ、勝負強さは稽古を見ていて感じていましたので、勝ち上がる事は分かっていました。

残すは世界一しかありませんが、あまりプレッシャーに感じて欲しくはありません(笑)。のびのび戦って、今後も稽古を確実に積み重ねていってもらいたいと思います。 本当に、おめでとう!お疲れ様でした。

押忍
金久保 典幸

■全日本ウェイト制大会

6月12・13日、大阪府立体育館にて 『第27回全日本ウェイト制空手道選手権大会』 が開催され、金久保先生、稲岡先生が出場いたします。

金久保先生 ウェイト制大会 意気込み


東大和道場で分支部長として務めさせて頂き、初めての全日本ウェイト制大会を迎える事になりました。今後は自分が先頭に立ち試合にも出場し、生徒の皆様や周りの人達に極真空手の素晴しさを伝えたいのと同時に、一緒に自分自身も色々と学ばせて頂きたいと思っております。

大阪では毎年ベスト8の壁を破れずに涙を飲んできましたが、諦める気持ちはありませんでした。今年こそは、と思います。ずっと自分自身を信じてきました。今回も誰が相手でも自分を信じて戦います。必死で臨みたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

■大和賞

今月は2010年4月に稽古回数が多かった人ランキング

1位 小柳 凜 31

2位 並木 ちはる 25

2位 杉浦 駿 25

2位 杉浦 翔 25

2位 古田 大騎 25

3位 鶴見 奏 23

おめでとうございます 🙂