走り込み。
ランニング後は、30秒のダッシュを繰り返した。
まだまだ稽古や試合で動ける肉体を維持する事。
踠き続ける事だ。
年相応にでは全然ダメで、必要最低限は二十代の頃の強度にも耐え続けて、それを日々、一年中こなし続けて、長年ひたすら継続し続けていなければ、とても戦い続けられない。
本当にそういう物。
十代の頃…
【いつか一度は無差別の全日本大会に出れるようになりたいな…】と思った憧れの舞台には、気付けば今回で16度目の出場になる。
第54回全日本大会での重量級世界王者の荒田昇毅選手との対戦に向けて、きちんと仕上げなければと思うばかり。
シャワーを浴びて準備をして、東大和へ向かった。
〈月曜日少年部クラス〉
11月3日の型大会に向けて。
反復稽古を積み重ねる、原大雅君。
月曜日夜の稽古ながらも、全員が真剣に稽古に取り組んでいた。
昨日の埼玉県大会の小学5・6年生女子−40キロ級の部で第3位に入賞した、煤賀南羽さん。
一回戦は、最近の稽古で積み重ねてきた上段廻し蹴りと、中段膝蹴りによる合わせ一本勝ちを納めた。
着実に進化を続けている。
試合会場では、後輩達を纏めてくれてアップのシャドーやミットなどもリードしてくれた。
次は11月の国際大会に挑む。
弟の昂誠君は、先日の埼玉県大会では3回戦進出のベスト8となり、準々決勝では優勝した選手を相手に善戦したとの事。
二人とも試合翌日に関わらず道場に来て、試合の報告をしてくれて稽古に励んでいた。
クラス後は皆で道場の掃除まで。
事務仕事、ウエイトトレーニングをして終了。