〈木曜日少年部クラス〉
礼法、立ち方、基本稽古、補強稽古をみっちりと前半で。
皆、集中力が高かった。
気合いも立派だった。
号令をかけるのも上手になっている、白帯、オレンジ帯の幼年部達。
後半はフィジカルトレーニング、ミット稽古までをひたすら。
皆、イキイキとしていた。
彼らの潜在能力を高める事をテーマに。
第54回全日本大会を観戦してきた生徒達が毎日、色々と話を聞かせてくれる。
大会前から彼らに話してきた事は、【金久保の試合だからという事でも何でもなくて、みんなが日々積み重ねている極真空手の組手試合の日本国内最高峰の大会だから、是非、観戦するべき】という話は常々してきた。
あの舞台を生で観戦した経験があるのと、知らないでいるのとでは、子供達の気持ちにも大きな違いが出てくる物だからこそ。
今回の全日本大会、支部の中で一番多く、東大和道場の生徒達と道場関係者の方々が観戦に足を運んでくれていたというのも事実で、それが数字にも表れていた。
自分自身は勿論、数字を気にしていた訳ではなく、そんな事を考えて戦える余裕は微塵もなかったけど。
ただ、皆の応援には凄く勇気付けられた。
俺自身の試合という事よりも、一人でも多くの生徒達にあの舞台を見せてあげたかった気持ちが強くあった。
あと少し。
まだ、もう少し。
まだまだ、もう少し。
戦いたくて、それが永遠に出来たら本当は最高に幸せではあるが。
噛み締めつつ積み重ねを大事にしようと思う。
いずれは、試合場で戦うのを辞める時が来るのが実際に凄く怖い。
大会翌日の月曜日からトレーニングを開始していた。
少年部クラス指導後は、サンドバッグで追い込み稽古。
しっかりと体を鍛えて動かしておかないといけない。
鍛えて動き続けていなければダメだ。
ウエイトトレーニングして終了。
〈木曜日一般部クラス〉
湊さん、神代さん、二宮さん、池上さん、石河ローレンス君が稽古に参加した。
女性が一名、見学に。
基本稽古から対人稽古のスパーリング、組手稽古、補強稽古を全員でしっかりと。
高校生から大人の先輩達が一心不乱に汗を流した。
皆が楽しそうに稽古を積み重ねていたのが印象的。
大事にしていかなければいけない空間だと思う。
酒を控え。
いくらか食に気遣いをしながらだが、痩せてしまうから最終的には定食。
たくさん動いたし歩いたし、深夜だがまあ、良し。