〈月曜日少年部クラス〉
支部内交流試合翌日。
昨日、試合をしてきたばかりの生徒達が稽古に来ていた。
彼ら自身の口から【昨日はありがとうございました、関東大会も宜しくお願いします】と、開口一番に話し掛けにきてくれた生徒達もいた。
中には、昨日の支部内交流試合で応援やセコンドのサポートをしてくれた、一般部の湊さんにも、きちんとお礼を言ってきたと伝えてくれた子供達も。
大切な事だし、きちんとそういう事を言えるように成長していく事が、彼らにとっては凄く意味があるはず。
将来、本人達にとっても色々な場面で必ず役立つ物となるからだ。
あとは、やはり親御さん方が事前に話して伝えてくれているケースも勿論あるが、たくさん試合を経験している子供達の方が、そういう部分は確実に身に付いてくるという事もある。
昨日の支部内交流試合で入賞してきた5名の生徒達が、今日から既に必死に稽古を積み重ねていた。
小学2年生男子初級の部で第3位の原大雅君。
幼年年長の部で第3位の儀保零士君。(彼は年中だが、一学年上のカテゴリーに出場した)
小学1年生男子特選クラス準優勝の儀保彪瑚君。
小学2年生男子特選クラス準優勝の煤賀昂誠君。
小学2年生女子特選クラス優勝の儀保和香奈さん。
仲間達が試合をしてきて、その話題で盛り上がっていると、まだ試合を経験した事がない子供達にも刺激になり【次は出たい】【絶対に出る】と話してくれるケースも実際によくある。
仲間達の活躍に刺激を受けて、今週土曜日の関東大会に向けて意気込んでいた、浅野目大地君。(まさにセンス抜群)
子供達全員と、昨日の支部内交流試合や、先輩後輩、仲間達の試合について、実際に試合をしてきた本人達の試合場での感想や、空手家、格闘技、武道についての意味、他、多くの話をしながら。
一人一人の性格を知る事、日々、よく観察する事、彼らとの距離感を大切にしながら。
日々の空手の稽古の積み重ねを、彼らの人生に必ず役立つ物とさせてあげる事。