〈水曜日少年部最初のクラス〉
基本稽古からみっちり、しっかりと稽古した。
久しぶりに来てくれた、俊人君、咲七ちゃんの兄妹。
二人とも楽しみながら稽古をしてくれた。
半年後、一年後には、更に逞しく成長していると思う。
【安三(ヤンツー)だらけだな…】と、彼らに。
【騎馬立ち】も混ざっている所が、子供達らしくて面白い。
彼ら、ふざけてもいないし常に真剣。
〈以下、水曜日少年部2クラス目〉
約半年ぶりに、松島颯汰君が稽古に来てくれた。
久しぶりの空手の稽古を堪能していたみたい。
同学年の山崎心音君が、ひたすら手合わせをしてくれていた。
ビギナーズカップに出場予定の生徒達がいた為、全員で対人稽古の受け返し、スパーリング、組手稽古まで。
一人一人が成長しているのがよく分かる。
真剣に稽古する事の意味を皆に話しながら。
彼らの人生に役立つ物を指導する事。
それが仕事。
【安三だけではなく…息吹(いぶき)まで?…】と、零士君へ。
彼らは先輩達の型稽古を観察しながら、常に何となく色々と覚えてしまう。
強くなるのがよく分かる。
子供達みんな良くなっているし、実力が本当に伸びている。
〈水曜日一般部クラス〉
金久保、湊さん、神代さん、石河ローレンス君、山崎君、藤澤君で稽古に参加した。
湊さんの強烈な突き技や蹴り技には、まさに極真という強さが表れている。
年齢を重ねてもまるで衰えを感じないし、10年前の湊さんよりも今の湊さんの方が確実に強いと思う。
先日の関東大会では壮年選手権で、第3位に入賞した神代さん。
試合後でも、いつもと変わらずに真剣に稽古に励んでいた。
日頃から決めている稽古日には必ず道場に来て心身鍛錬を積み重ねている。
湊さんや神代さんの本当の意味での強さを、一般部に来ている若者達には是非とも感じて貰いたい。
山崎心音君は、今日は少年部クラスから一般部クラスまで全てを連続参加した。
藤澤叶夢君は、柔道の稽古後、夜は空手の稽古へと来ていた。
彼らは少年部時代を経て、一般部クラスに参加する様になると、更にしっかりとしていく。
中学生二人とも一般部クラス稽古後には、立ち方や話の聞き方や返事や掃除の際の気配りにも変化が表れていた。
高校生の石河ローレンス君も、中学生の後輩達に負けじと頑張っていた。
自分自身も徹底的に追い込んだ。
皆のエネルギーを借りた。
凄く良い稽古が出来た。
やれる事をやり続ける事。
口頭で指導だけをするより、生徒達と一緒に同じ稽古を必死に積み重ねる事の方が、稽古の意味深さや楽しさと遣り甲斐が伝わる時も実際にある。
指導も稽古も仕事も真剣に。
一日一日の積み重ねになる。