〈少年部昇級審査会〉
礼法、立ち方、基本稽古を全て。
いつもより緊張していた様子の子供達。
返事、気合い、正しい立ち方、正確な技を意識させながら。
基本稽古、移動、型、対人稽古の受け返し、スパーリング、組手、柔軟、補強審査までを2時間みっちりと審査した。
黄色帯審査を受審した生徒達。
杉本昊士朗君は、上級となる緑帯4級審査を受審した。
型試合では数々の入賞経験があり、昨年は組手試合でも初優勝を遂げた。
彼は常に礼儀正しく稽古も常に真面目。
顎付きの拳立て伏せをきっちり30回、柔軟審査は腹までピッタリつけた。
ラストは身長プラス15センチの跳び後ろ廻し蹴りの審査も左右、両方ともクリアした。
組手審査は厳しい内容としてはあるものの、彼らは日頃から常にキツい稽古を当たり前にこなしている為、審査の時の組手時間は短くて楽に感じるみたい。
中級、上級の先輩達は筆記審査をして終了。
杉本昊士朗君、儀保和香奈さん、赤城瑠唯君、浜野瑛生君、井口楓太君、今井蒼次朗君、儀保零士君、王敬暁君が受審した。
全員を合格とした。
〈土曜日一般部選手稽古〉
金久保、神代さん、中城さん、多田君で稽古に参加した。
組手稽古は2分×30ラウンド程、打撃の組手後はグラップリング(組みと投げ技、寝技、締め技)の稽古まで合わせて2時間強を全員で対人稽古を行った。
【必死の気持ち、必死の心】で稽古に取り組んでいた、中城さん。
物凄いレベルアップを続けている。
肉体的にも勿論だが、中城さんのポテンシャルの高さも含めて、壮年選手の枠を大きく上回っていると思う。
日々の極真空手を通じて、心身共に磨かれて洗練されているのを、中城さんから感じている。
本人の表情にも明らかにそれが表れていて、数年前の中城さんとは既に別人だなと感じながら組手で手合わせをした。
進化を続け、実際に伸び続けている。
中城さん、4月の国際大会では優勝すると思う。
本当に応援している。
ラストは打たせ稽古、ウエイトトレーニングまで。
神代さんの今日の気迫も頑張りも本当に素晴らしかった。
日々、稽古の積み重ねを怠らない多田君も強さを増している。
現役で試合に出ていた時よりも、テクニックを含めて伸びている部分が幾つもある。
汗だくで稽古を積み重ねた。
何ものにも代え難い充実感。
幸せな事だ。
生徒達、仲間達に感謝。