〈水曜日少年部最初のクラス〉
幼年部達は楽しみながらが一番良い。
子供達には道場に来て、自信の積み重ねをして貰う事。
本当に日々の積み重ねから成り立っていく物でしかないから、とにかく長く継続して貰う事。
その間に多くの意味を子供達なりに、少しずつ理解していけたらベスト。
【勝って驕らず負けて腐らず】の意味と話を稽古後に皆にじっくりと話をした。
彼らが日々、真剣に稽古に取り組みながらも、道場や仲間達との空間を楽しみながら成長を続けて貰う事。
〈以下、水曜日少年部2クラス目〉
先日の支部内の備品全てをアルコール消毒してくれた2クラス目の先輩達。
女の子達はこういうのを任せたら本当に頼りになるし、最後まできっちりやってくれる。
遊んでいた男子達を、彼女達がしっかりと注意する場面も。
2クラス連続で稽古を積み重ねた子供達が沢山いた。
原大雅君は、5月の支部内型交流試合の申し込みをしてくれた。
2月には組手試合で初の第三位に入賞して、その後も組手が更に強くなっているのが分かる。
前回の組手試合では延長戦に次ぐ延長戦を、彼らしい堅実な組手で勝ち上がる素晴らしい戦いぶりだった。
元々、型稽古も好きな生徒ではあるが、何回でも挑戦したいという意欲も立派だなと思う。
そして彼は目標に向けて、いつもきちんと自主トレも積み重ねられる。
応援している。
〈水曜日一般部クラス〉
金久保、湊さん、神代さん、中城さん、杏紀さん、岡本さん、瑛心君、万ノ亜君、叶夢君、太陽君、心音君、南羽さんで稽古に参加した。
シャドー、中ミット、サンドバッグでの追い込み稽古、打たせ稽古、ウエイトトレーニング、補強稽古までを全員で。
ウォーターバックトレーニングも積み重ねていた女子達。
男子達はウエイトトレーニングを積み重ねた。
湊さん、神代さん、中城さんの表情や体調を観察しながら。
中城さんは月末の国際大会に向けて、ひたすら追い込んだ。
パワーもスタミナも気力も凄いと思う。
若者達には場面によっては、深く話をしたり諭したり教えなければならない物事が沢山あるが、それを言う側も伝える側もエネルギーを使う物で、時には嫌われる事も承知で話さなければならない場面も沢山あり、逆にそれを放置していたり何も言わないでいる事ほど楽な事はなくて、それだと、若者達はずっと現状を気付けないまま知らないままでいる事が殆どで、本人達にとっても結局は遠回りにしかならない事がある。
彼らが積み重ねている稽古や、せっかくやっている武道としての極真空手が、若者達にとって、より良い物になれる事が理想的であり、少年部から一般部へと移行して稽古を積み重ねていくにつれ、少年部時代から年数を積み重ねていくにつれ、多くの部分でやはり違いがあって当然で、時に忘れていてはいけない物があるし、そういう事が抜けたままでは勿体無いという話もした。
怒るとか叱るとかとは違う全く別の部分であり、きちんと話をして、その場で本人達に気付かせてあげる事の方が時には大きな愛情であり、後々の彼らにとって役立つ事が必ずあるはずだから。