一番早くに道場に来ていた、勛程君。(水曜日)
昼間、お出掛けをしていて疲れてしまい、地下の入口に来るまで泣いていたにも関わらず、道場に入ると、直ぐに気を取り直して話し掛けにきてくれた。
【疲れちゃったんだよ…あつかったから(昼間)…なはセンパイがメダル持ってたね…(南羽先輩)ママが見せてくれたから!(彼が話していたのは、ホームページの各試合結果の写真だと思う)みんな競争したの??メダルあったから…】と、嬉しそうに話してくれた勛程君。
この日の稽古も集中力抜群で、最後までしっかりと真面目に頑張っていた。
〈水曜日少年部最初のクラス〉
野津愛翔君、本当に優しくて教え方も上手い。
いつも頼りになる。
片岡結斗君も同じく物腰が柔らかくて、後輩達に親身に物事を伝えてくれる。
宋心洋さん、凄く上達している。
彼女は優しい性格で、見た目は静かな様子だが、人一倍芯の強さがあり気持ちも強い。
6月の昇級審査の事前筆記の内容も、本当に素晴らしい文章だった。
心洋さんは、中国語、日本語、英語を、いざ全て同じレベルでペラペラに話せる。
子供達の有り余るエネルギーを発散させてあげる事。
〈以下、水曜日少年部2クラス目〉
稽古回数が増えてきた赤堀涼香さん。
東日本大会を終えて【稽古回数を増やしてごらん、涼香はそれだけで、今の二倍、三倍は当たり前に強くなるよ】と、他にも幾つかの話をしつつも彼女へと伝えた。(試合直前にも似た様な話はしていた)
そこに気付いたとして、出来るか出来ないかは本当に本人の意思次第になる。
もし、それが本当に継続して出来れば、彼女は確実に大化けすると思う。
生徒達が試合を経験して、勝った負けたを通じて一喜一憂するのも勿論、後々への経験値へと確実に繋がる物にはなる。
長く続けてみると更にもっと違う部分がしっかりと見えてくる。
生徒達には、常日頃から本当にそういう部分を教えている。
みんな物凄いスタミナ。
この日、本当に厳しい稽古を積み重ねた彼ら。
全員が確実に高まっていた。
〈以下、水曜日一般部クラス〉
大髙さん、石河ローレンス君、星野さん、大舘杏紀さん、星野久遠さん、松川恭士君、煤賀瑛心君、山崎心音君、和気清大君、煤賀南羽さんが稽古に参加した。
準備体操、基本稽古をしっかりと行ってから。
受け返し、スパーリング、組手稽古を全員で。
2クラス目は全員でサンドバッグの追い込み稽古と、若者達はフィジカル強化の【◯◯競争】で終了とした。
今週末から3週間近く、フィリピンに帰郷すると話していたローレンス君。
お爺ちゃんお婆ちゃん、親戚達とのパーティーを楽しみにしていると、ひたすら話を聞かせてくれた。
嬉しそうだったな。