稽古前。
【ありがとう】という気持ちで。
寿命を終えたカブトムシを優しく包む彼ら。
いつも優しい。
〈以下、金曜日少年部1クラス目〉
補強稽古、フィジカルトレーニング後は全員でミット稽古まで。
久しぶりに稽古に来てくれた子供達も、全力でイキイキと稽古していた。
幼年部達も、最後まで一生懸命に空手の稽古を楽しんでいた。
楽しむ事。
絶対的な体力を身に付ける事。
周囲と自分を比べたり、何かに腐ったりもしない事。
迷ったり今までの自信を失ったら、また道場に来て体を動かし稽古を積み重ねる事。
気付けばまた新たに自信が付いていく。
〈以下、金曜日少年部2クラス目〉
来週末の審査の見極めを中心に。
移動、型稽古を反復。
杉本昊士朗君、後輩たちにとっても良き手本となる先輩の一人だ。(中学一年生)
黄色帯の女子達。
移動、型稽古に関しても女子達はヤル気も集中力も高い。
彼らも、いざきちんとやると凄く上手い。
一人一人の審査の見極めと、それぞれの課題を彼らに伝えながら。
子供達の審査の見極めは、時に一般部の大人達よりも難しい部分もある。
あ、あと全然関係ない話だけど【ええ!?…先生て、結婚してないの!!】と、一部の男の子達にメッチャ驚かれた。
【結婚してたらカブトムシとか捕まえたり、飼っていないか…】と、呟いていた男の子も。
結婚には向いてはいないのは正しいとは思うけど、カブトムシ捕まえたり飼ったりしている事には、あまり関係はしないかもだけど、彼らの驚く様子はとても面白かった。
彼らが空手を通じて日々、少しずつ成長していければベスト。
みんな幼稚園や学校が始まったみたい。
年末の支部内交流試合、決まりそうだな。
楽しみ。
〈金曜日一般部1クラス目〉
石河ローレンス君、和気清大君、松川恭士君、煤賀南羽さん、久保太陽君、煤賀瑛心君、山崎心音君が稽古に参加。
アップ後はフィジカルトレーニング、補強稽古を中高生達がみっちりと行った。
後半は、一級昇段審査で行う上級の移動技を反復稽古とした。
誰が最初に緑帯になるか。
〈以下、金曜日一般部2クラス目〉
引き続き、石河ローレンス君を先頭に中高生達全員が稽古に参加。
2クラス目は対人稽古のスパーリング、組手稽古をみっちりと行った。
煤賀瑛心君 VS 松川恭士君。(中学3年生達)
幼少期から極真空手を積み重ねてきた彼ら。
継続する根気強さは既に備わっている。
今現在も着実に組手の実力が伸びているのがよく分かる。
スパーリング、組手稽古では、石河ローレンス君の高い技術力を堪能していた中学生の後輩たち。
後輩の中学生達が日々、強くなってきている事で、ローレンス君にとっても質の高い稽古にもなっている。
一般部クラス後、夜遅くに駅付近で、◯◯君にばったり会った。
相変わらずの底抜けの明るさと笑顔は、まさに昔からの彼のまま。
完全、お◯さんな年齢かも知れないが、彼は常に人当たりがよくて性格が良い。
元気そうで安心した。