〈土曜日少年部クラス〉
仲間達や先輩達にアドバイスされながら。
律人君。
少しずつ色々出来るようになってきている。
道場に来るのが楽しいんだなと、彼の表情を見ていると伝わってくる。
集中して稽古が出来るし、上達すると思う。
ヤル気もあり日々、真剣に稽古を積み重ねている圭太君。
6年ぶりに東大和道場に再入会して以来、この数ヶ月で、既に別人の様に鍛えられてきている。
前向きで直向きだし、彼は強くなると思う。
幼い頃からの圭太君をよく知っているが、今後も彼を応援している。
道場に来たら先輩達後輩達、年齢を関係なく、同じ目的を持って稽古を積み重ねている仲間達が互いに沢山いるという事。
そういう空間と環境作りをするのが仕事。
〈以下、土曜日少年部2クラス目〉
徹底的に鍛え込んだ2クラス目での彼ら。
みんな確実に積み重なり高まったと思う。
中高生達も稽古に参加した。
良い写真だな。
皆の大切な居場所であれば、それが一番。
常々それを考えながら彼らと接し、また自分自身の勉強とさせてもらっている。
〈土曜日一般部選手稽古〉
土曜日の稽古を楽しみにしていた中城さんが、体調不良により来れなかったのが残念。
金久保、多田君で稽古。
3時間ほど。
長時間の組手稽古を終えた後は、ミット稽古での追い込みも徹底的に。
互いに本当にフラフラになるまで色々とやって、ラストは打たせ稽古も素手素足で全力で積み重ねた。
創意工夫をする事。
自分自身と向き合う事。
まだもう少し、実戦の試合に出て行く事。
18歳の半ばに社会に戻り、その足で子供ながらの結婚や離婚を経験し、様々な形がようやく整い、本気で極真空手に打ち込み、28歳の時の【第36回全日本大会】を最後に、現役選手を引退するしかないと考え、若い盛りの切羽詰まった恥ずかしい時から気付くと、来月2024年の4月で空手歴は30年にはなる。
何も残せてはいないし、何の自慢にもならずとも、ここまで極真空手はやり続けてきた、単純に様々な部分においての自分自身の悪運の善し悪しは別として、他、多くの物事には日々、常に感謝の気持ちしかない。
逆にそこを忘れたりする事は微塵もないし、何かを天狗になったり勘違いしたりする様な、何かを人に誇れる人生でも、人物でも自分自身は全く無い。
もうじき3月25日は、黒澤浩樹先生の命日でもあり、自分自身が生きている間と可能な限りは必ず、先生の墓参りにも行くと決めている。
人生を変えてくれたのが、黒澤先生の存在と、林輝明先輩という極真空手での出会いであり、先生や先輩に出会わなければ、その時期も、その後も極真空手を続ける事も無かった可能性が本当に高く、今とは本当に全く違う人生になっていたとは感じる。
誰しもが、それぞれに本当にそういう事の繰り返し積み重ねなんだとは思うけど。
あともう少しだけ、極真の試合場で戦えたら現役は終わりにする。
やり切れるかが分からないが、あと2年間だけ。
もう少しだけやり抜けたら、それも人生の中でまた一つの幸せ。