2022/11/9。【水曜日少年部クラス/一般部クラス】【極真空手/金久保典幸】

〈水曜日少年部最初のクラス〉

俊人君に新しい道着を渡せた。

とても似合っていた。

凄く真面目。

多くの稽古内容で全員が頑張っていた。

毎日が子供達にとっての大切な勉強となる場面ばかり。

俺自身にとっても勿論、勉強ばかり。

〈以下、水曜日少年部2クラス目〉

2クラス目では、フィジカルの底上げをテーマに。

ラストは全員でミット、サンドバッグでの追い込み稽古まで。

誰も止められないというくらい、物凄い勢いで稽古していた彼ら。

強くならないわけがない。

極真空手の稽古って本当に凄い物でもあり、子供達は将来、その意味を理解出来て繋がる時が必ず来る。

ただ厳しい、ただ激しいだけの物でも何でもなくて、子供達の心身に染み付いていき、何よりも一番は、彼ら自身の心に宿る物となるから。

〈水曜日一般部クラス〉

金久保、多田君、大高さん、石河ローレンス君、大舘杏紀さんで稽古に参加した。

千葉県北支部で、長年の稽古を積み重ねてきたという大高さん。

さすが極真空手の黒帯有段者という技量。

まだまだ伸びしろだらけだなと感じながら。

東大和道場に来た事で、また更に強くなれたという物に出来ればと思う。

2クラス目では、更にウエイトトレーニングを積み重ねた、石河ローレンス君、大舘杏紀さん。

金久保の稽古には、多くの稽古内容の全てを、多田君がサポートしてくれた。

11月20日(日)【第54回全日本空手道選手権大会】に向けて、最後の追い込み稽古でもあった。

2クラス分の稽古を終えてから掃除後も、多田君と多くの話をしながら。

現役選手でいられる間に、荒田選手と戦える機会とタイミングが来た事を本当に嬉しく思い。

俺が今現在、極真空手を続けていられる事自体も、本当に奇跡に近いと思っていて、そういう事を知り、振り返り、心底それを感じるほどに、自分自身が辿ってきた、全ては決して人には言えない様な過去を、多田君には6、7割は話してきてもいる。

墓場まで持っていかなければいけない過去も、これまで生きてきた中には本当に沢山あり、【皆、そういう物を抱えて生きている物なのかな?】と、男女関係なく、人々と接する度に、常に本当に好奇心に駆られるのが勝手な現実で、いざ周囲の人々とじっくりと接していると、そうでもないのかなという事と、いざ、違いを感じる事が沢山あり。

自分自身が生きていられる意味を、日々、本当に常に考えたりもするけど、何となく解決出来たりする物でもないし、決して単純な物でもなくて。

【今日、死ぬかもしれない…だからこそ、今やるべき事、やれるべき事は出来る限り真剣にやる】を、常々思い。

【多くの後悔と懺悔の毎日】そんな感覚でしかない。

俺の生きてきた過去や多くの過ちすらも、常に真剣な気持ちで話を聞いてくれて、それでも【先生】【生徒】として、普通に会話をしてくれて、俺に接してくれる多田君。

彼には長年、本当に感謝の気持ちしかない。

今日の稽古を終えて。

極真会館の重量級世界王者の荒田選手に失礼のない様に、彼との試合には命懸けの気持ちで臨めたらと思うし、一日一日を積み重ねて、先ずは彼の前に向き構えられる事。

今はその気持ちばかり。