〈木曜日少年部クラス〉
稽古の中で意味のない稽古は何一つない。
彼らに話をしながら。
子供達に空手を教える事。
彼らの空手の稽古を毎日見ている為、深い部分で、言葉にはしきれない物を見ているし、彼らの空手に関しては多くを理解もしている。
稽古に参加した全員が、素晴らしい頑張りを見せていた。
彼ら全員が高まれる場である事。
休憩時にヘッドガードを脱いだ彼の額には、カッコいいバンダナがまかれていた。
イケメン、蒼次朗君。(小学2年生)
腰塚陽太君に、7月31日の支部内型交流試合での入賞メダルを渡した。(型交流試合で3試合を行い、第3位に入賞した)
煤賀南羽さんに(小学6年生)4級緑帯の審査用紙を渡した。
緑帯になるにあたり、少年部の中での上級者としての責任が増える事の内容も、詳しく彼女に話をして伝えた。
彼女なら大丈夫だと判断した。
彼女の成長や日々の努力は、毎日、一年中、道場では常に見ている。
本当に。
少年部での緑帯は、そのくらい簡単な物ではないから。
数年単位で彼女の緑帯審査の見極めをしていた。
まだ合格とは別の部分ではあるが、そのくらいの思いや、彼女に対する期待と熱量があるという事。
数年前から最近までと、今日のクラスでの組手稽古の彼女の様子を完全な決め手とした。
彼女の努力を全て理解している。
黒帯が極真空手での始まりと言われている。
まだまだ先を見据えて積み重ねて貰えたらという事と、11月の国際青少年大会には、緑帯を締めて全力で戦ってくれたら良い。
本当に応援している。
少年部クラス後、入澤泉樹君が道場に来てくれた。
久しぶりだったが、元気な彼の様子が見れて良かった。
6月の昇級審査合格の帯と認定状を渡せた。
〈木曜日一般部クラス〉
中城さん、坂本君、大舘杏紀さんが稽古に参加した。
炎のような気迫と気合いで追い込んでいた、中城さん。
この人のヤル気は、一年中、100パーセントの本気。
坂本君も、9月23日の支部内組手試合に初出場予定。
9月の東日本大会、神奈川大会、11月の国際大会と、3連戦予定の中城さん。
【必ずや!何事も全力で成し遂げます!】が、中城さんの口癖。
大舘杏紀さんは、今日も少年部クラスから一般部クラスまでの連続参加。(ウエイトトレーニングでは、バーベルスクワットから複数のメニューで全身を鍛えた)
杏紀さんの号令と応援を受けながら、最後は補強稽古で終了した、中城さんと坂本君。
今日は自分自身の稽古として、皆と一緒にウエイトトレーニング、補強稽古をした。
稽古後は、元東大和道場の馬場さんが気にしていたという◯◯◯◯へ。
至福。
稽古してから行けば、誰もがその意味が分かる。
稽古の積み重ねと充実感の色々を知らないと、本当に単なる風呂でしかないんだけど。