午前中/職員ミーティング。
生徒達の商品を受け取り東大和へ。
〈火曜日少年部最初のクラス〉
既に来年のカブトムシの幼虫達が、たくさん産まれているのをチェックしていた子供達。
まだ生きているカブトムシや、ノコギリクワガタには毎日必ず、片岡結斗君が最初にゼリーを与えてくれている。
彼は何に対しても、じっくりコツコツと継続が出来るタイプでもある。
空手の稽古には、週に6日、7日は一年中、道場に来ている。
みんな楽しそうだったな。
今週の支部内交流試合、神奈川県大会に向けて。
試合だけが全てではなく、道場に来ていたら、子供達は自然に良くなる事しかない。
日々の積み重ねや継続が、彼らの長い人生の中での、大きなバックボーンになる事も間違いがない。
〈以下、火曜日少年部選手Aクラス〉
【とにかく全力】をテーマに、厳しい追い込み稽古を積み重ねた彼ら。
厳しい稽古でしかないが、道場での空手の稽古は子供達全員にとっても、まさに意味のある物でしかない。
先日、三軒茶屋道場の里山先生が、一般部選手クラス稽古時に差し入れて下さったジュースを、火曜日少年部選手Aクラスに参加していた子供達に配ると。
みんなクタクタになるまで、本当に全力で稽古した後で、とても嬉しそうにしていたのが印象的。
〈火曜日一般部クラス〉
高木信君、丹羽さん、宮崎君、星野さん、大舘杏紀さん、松川恭士君、太田涼介君が稽古に参加した。
高木信君の基本稽古をじっくりと見たのも12年ぶり。(彼は少年部時代から、気合いも返事も技術も含めて、周りの全ての少年部の仲間達を常に牽引していた)
少年部時代の彼の気合いの声や、当時の姿や様子が、まざまざと蘇ってきていた。
【ああ…相変わらず上手いな基本稽古…懐かしいな…】と、染み染みと感じながら。
何かのタイミングとか時期とか運命とかは、おそらく人一倍信じてもいるし、もとより本当にそこも自分なりにではあるものの人一倍に大切にしている。
そういう時期が来ただけなんだと思う。
高木信君のミット稽古を、3分×8ラウンド程だったか…様々な視点で入念にチェックしながら、彼の放つ突き蹴りのミットを持った。
【2019体重無差別/第12回全世界大会】の極真会館の日本代表選手であり、田口支部長と里山先生から預っている選手であり、俺自身、本当に責務を果たしたいのと、彼に対する愛情なんだと実感している。
彼の事を語るにも簡単に纏められない部分もあり、永吉美優さんを語る心境にも実によく似ている。
極真空手で関わった生徒達の凄さや、それぞれの大きな可能性に関しては、感じるままに話したいし語りたいとは思う。
少年部時代から彼を知っていて、彼が俺を知る中で、様々な感覚と12年間という年月を経て、昔の感情がフラッシュバックしてしまう為、終わらないというか。
一般部クラス稽古後にも、彼と多くの話をしながら。
彼は稽古後の、汗だくのTシャツを着替えるようにと促しても、真っ直ぐに立ったまま空手の不動立ちを一度も崩さないまま一時間以上。
俺がふと…終電ギリギリになる時間を思い出し、慌てて直ぐに帰るようにと彼に促した。(荷物を纏めて慌てて着替える彼)
【信、あと5分しかないから急げ!ダッシュだぞ!!】と、階段を上がる彼に大きな声で呼び掛け見送った。
俺も可能な限りは、彼に体を張れたらと考えているし、それが自分自身の人生の中でも、最高に幸せな時間の限られた一部分でもあると感じている。
先週火曜日と土曜日を合わせ、30ラウンド程の組手稽古で、彼と手合わせをした後にも実際に興奮状態が続いていて、12年ぶりに彼を本気で指導すると共に、彼の無限の可能性に少しでも協力したい気持ちが凄く強くなっている。
こういう機会に再び巡り会えたタイミングを、俺自身、とても幸せな人生だなと感じている。
彼は今後更に大化けすると思うし、そういう可能性を常に兼ね備えているし、感じさせる物を持っている。
少年部時代から、そういう生徒ではあった。
今週金曜日に支部内交流試合に出場予定の、丹羽さん、宮崎君。
先々に繋がる、第一歩となるはず。
これまでの積み重ねを、試合場で全力でぶつけるだけで良いと思う。
大舘杏紀さんは、今日も少年部最初のクラスからの3連続の稽古参加。
松川恭士君、太田涼介君も、心身鍛錬の積み重ねの稽古。
かなり…
眠い…
まだやる事たくさん。