《2019第36回全日本ウエイト制空手道選手権大会 速報》【多田将太朗】【一般選手権・中量級−80キロ級】【準々決勝戦】

◾️2019第36回全日本ウエイト制空手道選手権大会・中量級(−80キロ級)

多田将太朗の準々決勝戦、優勝候補の一角、加賀健弘選手(東京城西支部)との準々決勝戦。(本戦3分間)

序盤、見合う。

プレッシャーを掛けながら徐々に距離を詰めてくる加賀選手とのファーストコンタクト。

序盤、中盤と互いに一歩も譲らない一進一退の攻防と駆け引きとなる。

激しく打ち合う両者、打ち合いながらも、突きの連打から下段廻し蹴りの連打の後に、鋭い右の前蹴りで距離を取る多田選手が、試合をコントロールしている様にも見える。

前に出て距離を詰めてくる加賀選手が、多田選手の蹴り足をキャッチ、転倒を狙われながらも掴み合いとなり互いに倒れ込む。(多田選手に掴みで注意1が与えられる)

後半も互角の激しい打ち合いの中、更に顔面を叩いてしまい、注意2。

ラスト20秒間、注意2を取り戻そうと、果敢に倒しに掛かる多田選手。(鋭い右の上段内回し蹴りを顔面にヒットさせるもの、残心を極めるまでには至らずに距離を詰められてしまう…)

更に激しく打ち合いとなるが、最後に場外に出てしまい、場外での注意1を合わせて、合計注意3となり、減点1を与えられてしまう…(減点1は技有りに相当する)

試合終了ラスト1秒まで、上段の技ありを狙いにいくが、惜しくも時間切れにより本戦が終了…(3分間)

本戦0−5判定敗退。(反則の減点1を含む)

ハイレベルな素晴らしい試合内容だっただけに、本当に悔しい敗戦となるが、地道に積み重ねてきた確かな実力を見せて試合を終える事となった。