東大和道場 夏休み短期講習1日目。【自信】


14:00~17:00(少年部・中学生 夏休み短期講習 初日)

13名が参加してくれました。(今日、当日参加も3名)

気付くと3時間を、みっちり、あっという間に時間が過ぎていました。 

120分間を、一人一人の審査の見極め、補強稽古、移動稽古、細かく型稽古を徹底的に次の審査に向けて。

今日だけで、3名の生徒達に審査を許可しました。(次の少年部の審査は9月10日(土)となります)

一般部の審査は翌日、9月11日(日)となります。 

一般部、7級審査の受審を許可した浅井匠君。 

前向きにコツコツ、頑張っています。 

クールだけれど、明るくて、イケメンな彼。 

後輩達へも優しい。 

中学生になってから、継続していく事が、貴重な事で、素晴らしい事でもあります。 

特別な事情が無ければ、中学生になってからも、全員に続けて貰いたいです。

昔と違う部分も沢山あり、今の青少年達が行う、極真空手には、続けていく価値があります。

彼らにとっての空手を、意味のある物にさせてあげたいなと思うばかりです。 

今日は初日でしたが、一人一人が、一生懸命に、稽古に取り組んでくれました。 

全員の次の審査技、かなり先の、先輩達の審査技の移動稽古、型稽古も一緒に予習して貰いました。 

少ない人数なので、細かく徹底的に繰り返しました。 

型は全員で、【平安2】【安三】【突きの型】【足技太極三】を覚えました。 

現在、白帯、オレンジ帯の生徒達が、それらを多少なりとも、覚えてくれたので、確かな手応えもありました。 

残りの60分間は、厳し目の内容で、フィジカル稽古の反復。

キツい内容ではありますが、全員が必死に頑張ってくれました。 

明日からは別メニューに課題を行う生徒達や、スパーリング、組手、ミット稽古にも取り組んでいけたらと思います。 

来週末に、京都で全日本青少年大会へ、出場予定の雨宮海央君、星野悠久君は、追い込み稽古で仕上げ。 

17:40~18:50パーソナル稽古。(星野悠久君)【スーパーエリートクラスメンバー】

パワートレーニング、コンビネーションの反復、強打の打ち込み、緩急を付けての打ち込み、息上げを徹底的に行う。

テーマは… 

【究極のキツさ】 

心と自信を、練り上げる為に、徹底的に追い込ませました。 

【あそこまで、やらないと、心が鍛えられないんだよ…あそこまで、やるから、本当に苦しい場面で、日頃から染み込んだ技が、自然に出るんだよ…】

【試合では、例え、勝っても負けても、それらを受け入れて、嬉しさも、悔しさも、全てを自らの稽古と考えて、当たり前の物として、次に繋げるんだよ】

そんな話を彼に。

【心を練り上げる】【パワーと、スタミナを付ける】【自信を付ける】

それをテーマに、心を鬼にして彼と一心同体になるつもりで指導を繰り返しました。 

彼は、来週の全日本青少年大会へ懸けています。

彼は、本当に必死にやるかと思います。

【魂の名勝負】を繰り広げて来た生徒の一人です。

本当に彼を勝たせてあげたい。

パーソナル稽古を行って、確かな自信と実力を付けてくれている生徒達がいるので、凄く遣り甲斐はあります。 

昨日、茨城県大会で組手試合で、遂に【初優勝】を遂げた、石河ローレンス君。 

『…パソナルは…試合前には、お父さんにも話して、やる事に決めています…またやります…』

優勝して閉会式時に…少し照れながらも、控え目の笑顔で、嬉しそうに話す彼を観て、胸が熱くなっていました。 

彼は、パーソナル稽古は、常に特別な物として考えていて、【簡単に出来ない、試合前にやるからには必死にやり、意味のある物にする】

稽古では、本当にその気持ちが伝わってくる頑張りをします。 

好きなだけは何回も出来ない…だから、やるからには、一回を必死にやる… 

それを必ず、試合に生かすんだ…という気持ちが伝わって来ます。 

彼は誰かが、パーソナル稽古をしている間に、早くに自主トレに来ると、サンドバッグの前で、一人で、同じコンビネーションを、ひたすら反復稽古をしていたりもします。 

静かに、決して邪魔にならないよう、控え目にしながら。 

日頃から、誰にでも好かれていて、人に優しい。 

空手のセンスも、ポテンシャルも、爆発的なパワーもあるが、決して大柄な体格ではないです。

そんな彼が、昨日の試合では…帯が上で、大きな対戦相手を、劣勢に立たされていながらの本戦を引き分け(0-2)…延長戦では、ひたすら気合いを入れながら、前に出て、相手を捩じ伏せて完封勝利で(延長戦5-0優勢勝ち)で、見事に初優勝を遂げました。 

日頃の優しい彼を観ているだけに、本当に痺れました。 

19:00~20:30自主トレ。(ウエイトトレーニング、補強稽古 )

21:00食事へ。