極真空手 東大和道場 金曜日一般部クラス。【元生徒達との再会】【彼らの軌跡】

金曜日の少年部クラス終了後…

懐かしい顔ぶれが揃って道場に来てくれた。

池田拳士郎君(21歳)、儀保翔馬君(21歳)、青木怜音君(19歳)、儀保恭祐君(18歳)

全員、幼少時代から東大和道場で極真空手をしてきた元生徒達だ。

逞しく成長していた。

現在の彼らは全員が立派に働いていて、池田拳士郎君は、奥さんと1歳半になるという、彼の子供を紹介してくれた。

彼にソックリな男の子でとても可愛かった。

彼らは自分達の意思で、菓子折りを幾つも持って挨拶に来てくれたけど、その事にも感心した。

中学卒業後は立派に働き、今では家庭を築いて、毎日一生懸命に生きてきた彼らの素直な気持ちがこめられていた。

儀保恭祐君(18歳)、彼も現在は結婚をして、今年は父親になると話してくれた。

逞しく成長して、自分の生きる道が見付かって良かったと思うし、幼い頃から目をかけてきた生徒の一人なだけに、心配も沢山したが安心したし嬉しかった。

明るい笑顔できちんと挨拶をして【押忍!】と十字を切りながら道場に入ってきた彼ら。

汗を流させる事が更に良いと考えて、彼ら全員に稽古をしていくよう伝えて、整列をして黙想をして彼らの現在を感じた。

ストレッチと補強、体幹トレーニングでアップをしてから、キックミットで中段廻し蹴りの蹴り込みから。

以前は90キロ以上あったという儀保恭祐君(弟)は、現在は75キロにシェイプアップされていたが、骨太で逞しい体格からは強烈な蹴り技が放たれた。(身長は173センチ程に伸びていた)

池田拳士郎君、青木怜音君も鋭く激しい蹴り込みの連打を見せていた。

現在は84キロの体格で、当時よりも20キロは増えているであろう、兄の儀保翔馬君の蹴り技も重い打撃音を響かせながら。

キックミットでの蹴り込み後は、星野悠久君も稽古に来た為、久しぶりの再会を果たした彼らは全員でスパーリング、組手稽古を行った。

当時から彼らの空手センスは、全員がピカ一だった。

儀保兄弟、久しぶりのスパーリングも白熱した。

先輩後輩でもあり、少年部時代から共に東大和道場で稽古をしていた儀保恭祐君(18歳)と、星野悠久君(16歳)は、ガチでスパーリング。

互いに譲らない、ハイレベルな激しい組手稽古が繰り広げられた。

ラストは全員で、サンドバッグでの追い込み稽古。

昔ながらの大きな気合いを発しながら、激しい追い込みを見せてくれた彼ら。

全員が当時の動きと組手スタイルのまんまで、本当に懐かしかった。

当時から数々の大会で活躍してきた彼らだが、今現在も逞しく成長をしながら元気な姿を見せてくれて、全員の近況をそれぞれに聞かせてくれた。

彼らは素人達ではないし、全員が幼い頃から7、8年間を東大和道場で毎日稽古を積み重ねてきた極真空手経験者達であり、全員が緑帯、茶色帯。

稽古は久しぶり過ぎてキツかったみたいだが、昔と変わらずの驚くべきセンスで90分を全力で稽古した。

彼らは皆で約束して、近況報告と挨拶に来てくれただけで、まさか道場に来た途端に靴下だけを脱がされて、私服のまま稽古をさせられるとは思ってもいなかった様子だが、本当に楽しそうに稽古をしてくれたし、彼らの大好きだった道場で、久しぶりの空手の稽古を楽しんでいた。

少年部時代から元気過ぎて、ヤンチャな生徒達でもあったし、時には厳しく叱る事もあったが、当時のままの素直な生徒達であり、空手に限らずとも、今後の彼らの仕事や人生においても、無限の可能性があり才能豊かで光る逸材達だと思う。

これからも自分達の人生を真剣に生きて頑張って貰いたいと思うし、彼らの現在には長年の極真空手で培った精神力や忍耐力が確実に宿っていると感じられる。

儀保恭祐君にしても、青木怜音君にしても、多くの魅力を兼ね備えている。

久しぶりの稽古後には、楽しみながら丁寧に道場の掃除をしてくれた彼ら。

稽古後。(左から彼らの友人でもあり、初の空手体験ながらも一生懸命に頑張っていたユウト君、儀保翔馬君、池田拳士郎君、儀保恭祐君、星野悠久君、中央手前に青木怜音君)

翌日も朝早くから、それぞれに仕事があるとの事だったが、わざわざ道場に来てくれた彼らの気持ちが嬉しかった。

【ありがとうございました!】と、全員が清々しい表情をしながら大きな声で挨拶をして、しっかりと十字を切って道場を後にした。

2019/9/13

2012城西世田谷東支部夏合宿の親睦会での、道場対抗戦による御笑いコンテストでは、青木怜音君の体を張った数々の御笑い芸により、東大和道場が優勝した時には、MVPとして田口支部長から青木怜音君に商品券のプレゼントが手渡された。(この時はまだ小学5年生ながらも、100人以上の一般部の大人達の前で、一人でステージの上に立ちながら沢山の御笑い芸を見せてくれた青木怜音君だが…長嶋一茂さんからも【青木怜音君…彼は本当に素晴らしい】と絶賛して頂いた記憶がある)

【世界大会で8試合を戦い抜くのと同じくらいの運動量だったと思います!立派でした!】と、田口支部長から言葉を頂いていた青木怜音君。

翌年【2013夏合宿】の写真真ん中の青木怜音君。(当時6年生)、中央後ろが池田拳士郎君(当時中学2年生)、左が池田凌祐君(当時中学1年生)、右が大森斗希也君。(当時6年生)

今日来てくれた中で、一番久しぶりだった青木怜音君、当時は一番小柄だった彼は、今現在は身長が伸びて大きく成長していた。

懐かしい。