■2016/4月/10日(日)世田谷東支部内交流試合【小学5・6年生女子初級クラス】
優勝
阿部華恋【東大和】
《せたひが賞 受賞》
組手試合での念願の【初優勝】を飾りました。
過去の大会では、準優勝が最高成績でした。
4月10日(日)支部内交流試合の、1週間前に行われた【西東京都大会ビギナーズカップ】でも第3位入賞となり、翌週の支部内交流へと挑みました。
幼年部時代から空手を始めましたが、とにかく空手を大好きで、一年間をひたすら毎日、道場へ通い続けています。(7日間は当たり前に稽古に来る日々)
お兄ちゃんの、紘鏡君と同時に空手を習い始め、今に到ります。
どんなに稽古が厳しくても、組手が辛くても、とにかく泣かない兄妹でした。
華恋ちゃんは、日頃の稽古では長年、男子生徒達と激しい組手を繰り返しています。
彼女は、試合で負けて悔しくて泣く事はありましたが、普段の組手では一切、泣いた事がありません。
基本的に痛みや辛さでは、決して泣く事がない生徒でもあります。
長年の組手試合では、なかなか勝てない事もありました。
ただ、いつも前向き、決して諦めない、負けた試合の翌日からも、当たり前に稽古に来る生徒でした。
『先生、昨日は応援、有り難うございました。』
いつも必ず、笑顔で挨拶をしてくれます。
ビギナーズカップと支部内交流試合では、2週間連続の入賞となりました。
凄い事です。
初優勝を成し遂げた支部内交流試合では、一皮向けた空手で、年上の大きな対戦相手達を封じ込めました。
絶対的な稽古量、豊富な試合経験、日頃の気持ちの強さが垣間見れた瞬間でした。
彼女よりも大きな対戦相手と延長戦にもつれても、進化した抜群のステップワークと、激しいラッシュで、次々に撃破する…その姿に本当に感動が尽きなかったです。(延長戦は全て、5-0での優勢勝ち)
長年の努力、前向きな気持ち、一皮向けた強さ、【空手を楽しむ心】日頃の本当に逞しい姿への感動を含めて、各道場で、一人のみに与えられる《せたひが賞》受賞者として、彼女を選びました。
今大会での優勝で、現在は2016年7月に行われる予定の【全関東大会】への、初の出場を視野に、ひたすら日々の稽古へと取り組んでいます。
【目標を持つ事】【前向きに続ける事】
シンプルで解りやすく、常にそれを実習してきた生徒の一人です。
【初優勝】おめでとうございます。
写真=決勝戦にて。(左 阿部華恋さん)