2024/3/23。【極真空手/東大和道場/土曜日少年部クラス/今日の出来事】【一般部選手稽古】

〈土曜日少年部クラス〉

色々と話を聞かせてくれた。

【ちりとり出来るよ!(しりとり)ちりとり!(しりとり)】と、大河君。

盛り上がっていた。

彼は明るくて素直で賢い。

そして人が大好き。

泉美ちゃん、凄い気合いだ。

お姉ちゃんの和香奈さんばりの大きな気合い。

先日の支部内交流試合では素晴らしい戦いぶりを見せてくれたハヤト君。

パワーもあり、真剣に戦う姿が凄くカッコ良かった。

確実に強くなっている。

決勝戦では大きな相手に臆する事なく立派に戦った慶君。(4年生初級の部で準優勝)

昨年末の昇級審査に合格した勛程君、もうじき新しいオレンジ帯が届くはず。

色々した。

稽古後に律人君が、一人で近くまで挨拶に来てくれた。

しっかりと十字を切り、彼の真剣な気持ちが伝わってきた。

とても嬉しかった。

彼も空手も道場も仲間達も好きでいる。

稽古に来る度に逞しくなってきている。

〈以下、土曜日少年部2クラス目〉

前半は対人稽古のフィジカルトレーニング。

みんな凄く上達していて、全身の筋力や体幹の強さを増している。

後半は彼らのリクエストで。

メンバーを入れ替えながらも、10〜15本近くを勝負したと思う。

物凄い盛り上がりだった。

最後は更にバトルロープで、ひたすらトレーニングを積み重ねた彼ら。

17:20終了。

みんな頑張っていた。

楽しかったみたいで何より。

今日は…

15時過ぎに息切れをしながら道場に入ってきた南羽さんと昂誠君…

心配になり理由を聞くと、今日はたまたま、お母さんが車で送れない日だったとの事と、あまり乗らない日頃から本数の少ないバスにも乗り遅れてしまい、次のバスが来るまでに一時間程、時間が空いてしまい、更に稽古時間が無くなってしまうと考えて、姉弟で道場まで走って行こうと決断したとの事だった。

背中に防具や水筒と道着が入ったリュックを背負って、自宅から60分間強をランニングで道場に来ていた。

あまりにも驚いた…

道場に辿り着いた南羽さんの表情からも、既に疲労の様子が見えていた為、胸が苦しくなった。

【時に体を休めたりも大事な稽古だよ】と、彼女には日頃からよく話をしている。

お姉ちゃんと一緒に走ってきた【無尽蔵のスタミナ】を誇る弟の昂誠君も、元気に稽古をしてはいたものの、さすがにいつもよりも気持ちが疲れているのが分かった。

【はっ??!あの距離を走ってきたの…??】と、彼らの自宅までの距離を知っている太陽君が真顔で絶句していた。

彼らの自宅から道場まではかなりの距離があり、とても歩いては来れないのと、走るにしても荷物を背負ってランニングする距離ではない。

しかし、それでも稽古を休むよりは道場に来たかったとの事で、その気持ちにはとても感極まった。

それと、子供達ながらの彼らの気持ちは凄くよく分かった事と、その気持ちを理解して大切に受け止めてあげたいと思った。

二人が大人になった時に、今日の出来事や、長年空手を頑張ってきた気持ちもずっと忘れずに、繰り返し思い出すと思う。

だけど無理をしたらいけないし、さすがに今の季節を考えての二人の行動だったとは感じながらも【もしも夏場とかだと本当に倒れてしまうし危険だよ、そういう時には休んでもいんだよ…】という話をした。

〈土曜日一般部選手稽古〉

金久保、神代さん、中城さん、多田君で稽古に参加した。

2時間近くを全員で、組手稽古をメインとしてひたすら積み重ねた。

再来週末の2024愛知県大会を控えている、中城毅さん。(2024千葉県大会優勝,2024埼玉県大会優勝)

組手後は大の字になり、しばらくは本当に動けなくなるまで、必死の全力を出し尽くしていた。

【大丈夫?中城さん?】と問い掛ける。

【はぃ…せんせぃ…なんとか生きています……】と、掠れた声で答える中城さん。

神代さんも、本当に全身全霊で稽古を積み重ねていた。

まだまだ仲間達の組手の稽古相手になる事も含めて、自分自身が鍛えている事も重要としている。

組手後はミット、サンドバッグで更に追い込み稽古して、ラストは素手素足で全力の打たせ稽古を繰り返して稽古を終了とした。

3時間程の稽古ではあり、決して長いわけでもないが、テーマを持ち質の高い稽古とする為に最大限に集中する事、それぞれの心身鍛錬となる事が最大の目的になる。

疲労困憊ではありながらも、稽古を終えて掃除後にリラックスする神代さん、中城さん、多田君も、全てを出し尽くした清々しい表情をしていたのが印象的。

全員が大きな怪我もなく無事に稽古を終えられた事と仲間達に感謝。

唸るほどに本当に疲れた。

軽く4リットルくらいは水分補給をした。