原点へ。

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20:00〜22:00自主トレ。

・先ずはランニング30分間 (身体のバランスとペースを安定させながら)
・3分間ダッシュ×3本。(今日の課題)

・70メートルダッシュ×5本。(筋力とラッシュをイメージしながら)

・自宅でウエイトトレーニング。(上半身)

・25キロ ダンベルを抱えて腹筋 20回×5セット。

入念にストレッチ、マッサージをして入浴。

3分間のダッシュ、キツかったですが 当たり前にやれました。

2本目、1本目よりもペースが落ちて距離が30〜40メートル落ちた。

3本目、2本目と同じ場所まで辿り着いた。(タイマーで時間を計りながら)

ガード下の端から端までを折り返した時点でタイマーを見るとまだ半分程時間が残っていた。

ガード下の端を折り返したら一気にペースが落ちる… (ここからが本当に自分との戦い)

乳酸が溜まり、スピードが出ない中、必死に速度を上げようとする。

「何でこんなしか出来ないんだ」と、ひたすら自分に言い聞かせる。

呼吸をする度に声を出し続けた。

おそらく、3分間のダッシュを繰り返したのは10年近くぶりかと思う。(1分間や、30秒間の全力ダッシュは長年、毎週行ってきた)

スタミナには正直、昔から自信があった。

年齢と共に戦い方や、試合でのペース配分を実際の稽古や試合の中で色々な角度から分析してきた。

もしかしたら二十歳前後の時期に比べたら 躍動感や疲労の回復は落ちている部分はあるのかも知れない。

強さに関しては おそらく上がっていると感じれる部分もある。

時代なだけに極真空手のレベルが、10年前と比べて今は明らかに異なり、現在の組手技術や、選手レベルは確実に進歩している。

20年間、選手を続けている自分自身がそれを凄く感じている。

今日は原点に戻ろうと走り込みをした。

これをやらなくてもスタミナは維持してきた。

38歳になっている今、原点に返ってみようと思った。

そこには 生徒達の頑張りや、今自分がいれる立場を考えたら、苛酷ではあったが難なくやれた。

来週から本数を増やしたい。

空手を子供達に教えていなかったら 毎日、今の追い込みでの稽古やモチベーションは保てなかったと思う。

皆から教えて貰う事ばかりある。

今日、道場のパソコンメールから自分の携帯電話に転送されてきたメールがありました。

5月に関西に引っ越したH君と、彼のお母さんからの文章でした。

心が熱くなりました。

実は一昨日の短期講習、最終日にH君の声が自分の心と耳に聞こえて来たんです。

これは本当です。(彼への返信にも、この事を伝えました)

「今頃、Hがいたら、こんな風に語りかけてくるんだろうな…」と考えていたら、彼の声が本当に心と耳に聞こえて来ました。

そしたら今日たまたま、お母さんと彼からメールが来ました。

本当に心が痺れました。

彼から今週土曜日の京都での極真祭の際に、金久保先生に会いたいです、との事でした。

お母さんいわく、移籍した道場での稽古内容や雰囲気が、彼にはまだ馴染めずにいて、東大和道場や金久保先生が懐かしくて仕方がない様子があり、土曜日に金久保先生と会い、先生から彼に声をかけてあげて下さい、との内容を頂きました。(彼とお母さんからの、そのままの文章をブログに書かせて頂きました)

喜んで返信させて頂きました。

自分も彼を本当に可愛くて毎日、一番に道場に来てくれていた彼との会話が楽しかったのを思い出していました。

土曜日に彼に会える事を楽しみにしています。