少年部達の見学や体験も増えています。
今日も白帯のYちゃんの友人のIちゃんも来てくれて一生懸命稽古をしてくれました。
明るくて 真面目な良い子でした。
少年部達は今日も素晴らしい頑張りでした。
今日の審査の見極めでは、先月の支部内初級の部で優勝した、黄色帯のK君に審査の用紙を渡しました。
彼は腕立て伏せは きっちり顎を付けて30回は簡単に出来てしまいます。(移動や型はいくつか修正しましたが上手でした)
今日は彼だけでしたが、課題をきちんと努力している生徒達は一人一人を確実に観て判断しています。
努力をしていない間は あげたくても なかなか次に進めないのは仕方がないですが、自分の仕事は皆をヤル気にさせる事です。
稽古が嫌々な時期は誰しもある場合もありますが、「そんな中でも通っていれば確実に変化をさせる」。
指導をしていて生徒が何も変わらないなら、それはやはり指導者の責任だと自分は考えています。
彼らとの信頼関係があり、一生懸命続けて来てくれる子供達や、たまにでも道場へ来てくれる生徒達は確実に変化をしていきます。
目標に向かって自ら努力をする気持ちを身に付けてくれたらと思います。
指導のクラス時間に関してですが。
火曜日の少年部選手クラスに関しては、夜の7時半を越える事も常です。
子供達は、皆当たり前に一生懸命稽古をしてくれています。
自分の方針としては、用事があったり、定時に上がらないといけない状況の生徒達は、クラス終了予定時間にきっちりあげています。(各自の御家庭の事情にお任せして、上がるのは自由とさせて頂いています)
中には遅くなっても最後まで稽古をしたかったり、それが当たり前と考えて行う生徒達もいれば、稽古後に早く帰るように自分が促しても、道場で仲間達と楽しく遊んでいたり、一般部の先輩達の稽古を見学したり、道場を楽しんで帰る生徒達もいます。
※御家庭により、事情は異なるかと思いますので、クラス終了時間定時に上がらないといけない方は、遠慮なさらずにお願い致します。
また定時に上がらないといけないとしても、自分はその生徒達にとって確実に身になる稽古を一人一人へ常に考えています。
それまでの彼らの実力や変化、日頃の実力、過去の試合での様子も全て、頭にインプットした上での稽古を全体を観ながら指導をしています。
自分は信念を持って指導を行っていますので、スタンスは決して変えませんし、最後まで行いたい生徒達もいるので最後まで指導しますし、何を言われても変わりはないですし、人に何かを言われたくらいで簡単に揺らぐような半端な気持ちなら、子供達に厳しい指導は最初からしてはいません。(中には火曜日の選手クラスへ他道場から来てくれて最後まで稽古するのを当たり前と考えている生徒もいます)
他人に何かの愚痴や不満を言うくらいなら、自身でその本人に面と向かい、問題を解決したらいいですし、例え30分でも途中からでも稽古に来てくれた生徒達にとっては、最大限の稽古をやらせてあげたいと常に考えています。
全ての稽古には意味があり、何となくやらせている訳では無く時間が来たら終わりという指導ではないんです。
無理強いは決して致しませんし、稽古をあがる時間は生徒達の都合に合わせて自由とさせて頂いています。
本気で強くなる為には、それなりの努力であったり我慢も伴います。
自分自身の事ではありますが、空手だけで生活をする以前は、アルバイトで、睡眠時間は時に連日2〜3時間で、一日に13時間以上を立ちっぱなし、時には、丸24時間を寝ないで、掛け持ちで仕事をしながら空手を続けていた時期も実際にありました。(当然、仕事後は稽古も出来ずに寝るしかないのですが)
大人に関しては、一つの事を続けるには、それくらいの根気はあるべきだと自分は考えています。
子供達に関しては楽しく長く続けて貰う事を常に考えながら、その中で最大限に心身を鍛えて強くなる為の努力を経験して貰えたらと考えています。
様々な考えや、意見があるかと思いますが、自分が自らの空手を稽古したり、生徒達を指導するにあたり、それだけ真剣に向き合っています。
常に前進する事。
年齢を重ねても『いつまでたっても、あの人は成長もしないし何も変わらないね、…いつでも同じ事しか言わないし、それしか言えない人だね…』これでは余りにも虚しいし、勿体ないと自分は昔の師範に空手以外にも様々な事を教えて頂きました。
何かを毎日 変化させていく気持ちがなければ、ただの自己満足でしかないと自分は考えています。
それが決して甘くは無く、簡単な事でも無いのはまだまだそれを出来てもいない自分自身が、痛いほど理解しています。
だからこそ、自分自身に甘い人間からこそ、未熟だからこそ、それを変えたい為に向上する気持ちを持ち続けていたい。
そんな気持ちで生きています。
今日は夜の一般部に久しぶりにEさんが来てくれましたが嬉しかったです。
Oさんは最近、定期的に来てくれていますが やはり確実に変化をしています。
空手の技は磨いていないと直ぐに錆びます。
これも自分を育てて下さった師範が常々、おっしゃっていました。
稽古後には中学生のT君、T君の緑帯の生徒達がウエイトトレーニングをしていました。
だいたいのメニューは組みましたが、彼らの自主トレをしようとする気持ちが嬉しかったです。
幼年部から諦めず、中学生になって生活が忙しくても続けている彼ら。
また新しく、強い段階へ、入り出しています。
諦めずに一つの事を長く続けた者にしか解らない境地が実際にあります。
これも運命の別れ道や、様々な力が働くかと自分は思いますが、何をやるにも一生懸命続けた事に間違いはないと、自分が皆に伝え続けてあげたいなと思います。
中学生の彼らは二人ともイケメンで優しい生徒達ですが、聞くと二人とも既に彼女がいるそうです。
微笑ましかったです。
優しく強くて男前な彼らなら まるで不思議で無いなと思いました。