今日も一日 色々考えて 過ごしました。
少年部達の稽古は凄かったです。
自分は一人一人皆 可愛いです。
忙しくて、一人一人全員の話しを聞いてあげれない時は凄く申し訳なく思いますが 普段は全員と会話をするようにしています。
少年部達をヤル気にさせるように工夫をしています。
本当に一生懸命伝えなければ 子供達には気持ちは伝わらないです。
あんなに一生懸命な様子をみると鳥肌が立ちます。
あんな純粋な頑張りや、必死さが時に羨ましくなります。
大人に無い部分を彼らは当たり前に持ち合わせています。
新しく入った白帯のC君。
明るい笑顔で 純粋な様子がとても可愛いです。
今日は緑帯のK君と、黄色帯のY君が最後の最後までC君と一緒に稽古をしてくれました。
自分の方針でもあるのですが東大和道場では幼い幼年部と、高学年の生徒達を2クラス、3クラス共に一緒に稽古をさせています。
高学年の彼らは無意識に幼い後輩に優しくするという気持ちに長けているので 幼年部でも高学年と混ぜてコミュニケーションをとらせています。
今日の様子をみて 先輩達を本当に頼もしいなと感動しました。
自分は指示をしていただけですが幼い白帯のC君を、先輩達が最後まで盛り上げてくれました。
あんな風に年上のお兄ちゃん達がいた事や、優しくされてきた事を、幼い子供達は大人になってもずっと覚えている物なんです。
冷たくされたり、理不尽にされたりしたら尚更 覚えている物です。
今の東大和道場の子供達の様子を見ると長年、一緒にいれば、いる程、皆仲間意識が高まり、思いやりの気持ちが出来て結束が深まっているのだなとつくづく思います。
今の中高生達を見るとそれが一目瞭然です。
彼らはある意味、幼馴染みであり、親友であり、ライバルでもあるんです。
本当に素晴らしいなと思います。
こんな様子や気持ちを、今の自分が皆に伝えて理解させていかなければ 誰がやるのか? と常に考えています。
これから本当に皆強くなります。
あんなに頑張っていたら強くならない訳がないです。
先月の支部内で7本の技ありと、3回の一本勝ちを築いた5年生黄色帯のS君。
彼は、これでもかと全力で追い込んだあげく、散々、一位をとりながらも最後の最後、『あと一回やりたいです』と手を挙げて その稽古で一位になれないと、その場で号泣していました。
余りにもカッコいい清々しい涙だったので痺れました。
彼は全ての稽古にそれだけ真剣なんです。
その涙の意味や尊さが本当によくわかりました。