夏合宿を終えて。

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夏合宿が終了しましたが 2日間充実した時間を過ごす事が出来ました。

若い生徒達とのコミュニケーションは普段からとっていますが 集団での行動や、寝食を共にすると普段見れない部分が見えたりもします。

東大和の若い生徒達は特に個性があり、皆それぞれにエネルギーがあります。

ずっと 甘く優しく接していたいのが理想ですが、時に厳しく叱る事もあります。

彼らの年代は言われないと変われない時期でもあります。

エネルギーがあるだけに修正も必要になり、自由に放置しておく方が不親切なのではないかと自分は思います。

自分の生徒達だからこそ、間違いは厳しく叱ります。

時にはそれくらいの厳しさもないと皆を統率出来ません。

合宿中もありましたが 何が一番必要で彼等の為になるかを考えて接しました。

茶色帯のS君やT君が後輩達をまとめてくれていました。

特にS君からは信頼関係の気持ちを感じさせてくれます。

彼は日に日に強くなっていますが 物静かで素直な生徒です。

ただ 強くなりたい熱い気持ちは今の生徒達の中で一番強いかも知れません。

とにかく礼儀正しい事と、余計な単語を一切発しないです。

そして実際に強い。

誠実な生徒です。

試合ではその熱い戦いぶりをみて自分は涙が溢れました。

会場ではいつも『家族はみに来ていません』と話す彼の隣に自分がいてあげなければと思います。

彼は必ず黒帯になります。

現在、東大和の若い実力者達の中でも既に1、2、3を争う実力者になりつつあります。

実力は既に充分に黒帯に値します。

頑張って欲しいです。

今回、初参加の小学生達の合宿での様子も見れて良かったです。

写真の5年生のK君は『こんなに楽しい夜はないよ』と初日の夜に話してくれました。

佐野先生いわく『彼は天使なんだな』と話してくれていました。

彼は大物になります。

もう一人小学6年生のK君が参加しました。

彼は外見はまさに わんぱくな様子ですが根はとても優しい少年です。

学校では先生に叱られたりばかりだと話してくれますが、彼の良さは自分は凄く理解しています。

一つ一つ教えてあげると確実に変わります。

合宿中も彼には変化がありました。

一人一人可愛くて仕方がないんです。

自分にしか教えられない物があります。

自分が今まで生きて経験してきた男としての気持ちや空手です。

自分自身まだまだなので 生徒達が今の自分を越えていくなら それが一番ベストであり本望です。

実際にそうなるまでは自分が壁になり、経験を伝えていきます。

自分は熱くも何でもないです。

性格ですし、熱いと思われたい訳でもなく自分自身が一生懸命生きたいだけです。

伝わる生徒には必ず伝わります。

それが今いる生徒達です。

ただ それは自分が空手の稽古を怠らないでいるから伝わる部分もあるかと思います。

中には185センチを超える身長の生徒が実際に強くなっていますが、「仮に普段稽古もしていない、もしかしたら弱いかも知れない」先生の言う事は聞かないです。

心で話さないといけない。

自分自身は死ぬまで鍛えると決めています。