全て。

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22:20〜24:30までウエイトトレーニング。(スクワット、胸、肩、腰、背中を全身満遍なく)

道場でガッツリ、ウエイトトレーニングをしたかったのと、事務仕事等もやりたくなり足を運びました。

遊びもとことんする事もありますが、休息以外に休みや時間が有りすぎると、持て余すので稽古か読書が一番。

今日は全てそれなりに高重量を意識。(落ち着いて何も考えずにじっくり出来ました)

自分にとっては稽古も身体を鍛える事も仕事として考えています。

身体を鍛えたり、体重を維持する為だけに食べる事に迷いはなく、生きる上でのモチベーションでもあります。

元々、体重は直ぐに落ちるので沢山食べていないと一日に2キロ3キロ落ちるのは当たり前にあります。

中学生までは本当に痩せていました。(卒業後3年間で30キロ以上を増やしましたが、93キロまで体重を増やしました)

ウエイトトレーニングは勿論ですが、肉体労働で毎日鍛えて、とことん食べました。

現在は20年間近く増減無しで83キロを常に保っています。

強くいたい事も勿論あります。

身長が低い為に「大きな人間と戦う事や、身長が180センチ以上ある人間に致命打を与える為には、自身が80キロ以上の体重は確実にあるべき」と十代の頃からひたすら考えてきました。

93キロは自分の骨格や身長では重すぎました。(組手で動けない為に稽古をしながら自然に10キロ落とした体重が今の体格です)

十代の時は吐くまで食べました。

朝から仕事に行く前に米を2合を当たり前に掻き込み、牛乳でプロテインを飲んで出掛けました。

力仕事をして 沢山食べて、夜や夜中も本当に沢山食べました。(夜中に引越屋の仕事を終えてから、吉牛に行けば特盛と大盛りを続けて頼み、味噌汁2杯、おしんこ2つ、サラダ2つは当たり前でした)

そして4〜5時間くらい寝て胃もたれした状態でまた朝から2合は食べました。

とにかく体重を増やしたかったです。

仕事は力仕事を好んで転々としました。(鳶職、左官屋、水道屋、防水屋、引越屋)

引越屋の仕事が一番長く続きました。(5年間くらいやったかと思います)

全ては強くなりたい為でした。

とにかく鍛えて仲間達や、周囲と差をつけたかった。

それしか考えていなかったです。

17歳の時に鳶職の仕事で出張に出掛ければ、連日の力仕事が出来るのに足らずに、リュックに握力を鍛えるハンドグリップを持ち歩きました。(先輩達には、『こいつは身体を鍛える事しか考えていない』と言われていました)

中学生の頃は毎日、腕立て伏せを千回、腹筋500回を一年中続けていました。

夜は走り込みもやりましたし、器具を使いながらトレーニングもしていました。

今の生徒達の素質はとにかく素晴らしいんです。

環境やノウハウは、自分達の様な、全日本選手達から有りとあらゆる角度で指導をして貰える。

ただ、自分の生徒達に関してだけ言えば、絶対的な稽古量が余りにも少ない。

自分が今の時代で彼らの体格があり、今のノウハウと環境があれば とことんやっていました。

中高生に関しては、どうして、たったの腕立て伏せの30回がきっちり出来ないのか、と思ってしまいます。

根気よくやれば毎日、セット数を組んで千回なんて当たり前に出来ます。

彼らの素晴らしい環境やセンスを間近で観ているだけに中高生の彼らには、ついつい もっとやって貰いたい衝動にかられます。

少年部達は逆に凄すぎる部分があるんです。(彼らはやらせればやらせるだけ、迷いもなく、いくらでもやれてしまうし、やります)

そして 稽古が終われば、ケロッとしていて翌日、また何事もなかったように笑顔で道場に来ます。

凄いなと。

自分は38歳になりましたが、若い十代の生徒達にはまだまだ 色々伝えていけると感じています。

鍛える事で指導や仕事に活きればいんです。

生徒達が信用できないような実力しか自分になかったら誰もついてこないです。

また自分は、自身の強さにはまるで満足がなく、コンプレックスや、試合実績には退け目しかないんです。

試合経験は沢山ありますが過去の実績も自分的には皆に誇れる物は何一つ無い。

そんな自分が鍛えたり、稽古を辞めたら何も残らないですし、自信を持って皆に指導も出来ない。

だから指導や仕事をやる以上は、身体を鍛え続けて追い込んでいないと生徒達にも失礼ですし、子供達への今の指導は出来ないです。

そんな事を考えながら、トレーニング後は1時間かけて道場を全て掃除しました。(掃き掃除、拭き掃除、トイレ掃除、更衣室掃除)

一人で道場をしっかり掃除すると、1時間は当たり前にかかります。

神棚の水を取り替えて頭を下げました。

田口支部長は毎日 道場に来られると、道場と事務所の神棚の水を取り替えて必ず 手を合わせて頭を下げられています。

佐野先生に言われた『皆の気持ちや、汚れを汲み取る気持ちで』

そんな気持ちで道場を掃除しました。

気分爽快でした。

明日も皆さん、宜しくお願い致します。