子供達の空手に携われる事が幸せです。
長年、必死に稽古を続けて空手を続けてきて、選手を諦めないで続けていて良かった。
今から10年前には空手の現役選手を続けていくか 諦めるか、空手を辞めないとならないか…
本当に悩み続けながら焦りながら生活していた時期がありました。
22歳くらいの時から当時の道場で、一般部と一般選手クラスの指導をさせて頂いた時期がありました。
毎日のアルバイトと、好きな空手の稽古とトレーニングGYMの往復の毎日でした。
本当に夢に満ち溢れていました。
中学2年生の14歳の時に親元を離れ、卒業してからは肉体労働の仕事場で働きました。
自分なりに必死に生きてきました。
家族や、色々な人のお世話になりながら 様々な経験をして今にいたります。
子供の時から とにかくひたすら強さに憧れました。
人一倍負けず嫌いだったので、小学生時代は人前では一度も涙を流さなかったです。
一人では悲しくて、悔しくて泣いたりした事もあったかと思いますが 人前で泣いたりしたら、この先生きていけないんだと勝手に思い込んでいました。
小学生時代の友人達が 自分が涙を流すのを楽しみにしていたりした時期がありましたが、尚更泣いたり出来なかったです。
痛みに耐えたり、悲しさに耐えたりの気持ちは、今の空手の選手としての気持ちに弱いながらに活きている部分はあります。
二十歳前後の時には夢に満ち溢れて、エネルギーに満ちて、稽古を繰り返す度に超人に近付いていけると勝手に思い込んでいました。
本当に楽しかった。
当時は自分の為だけでしたが家族や兄弟は、一生懸命に空手に打ち込む自分をひたすら応援してくれました。
本当に感謝しています。
子供の頃には将来、プロのサッカー選手になりたかったのですが 気付いたら、空手の選手をしていて子供達に空手を教えていました。
そして気付いたら、生徒達の試合のセコンドに入り、人前で涙を流している自分がいました。
先日の国際大会では 余りにも感動してしまう場面が度重なりました。
自分の生徒達の試合の為に会場を走り回れる事が幸せでした。
まだまだ 頑張ります。
生徒達を必ず強くさせます。