『戦える喜び』。

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今日頂いたDVDをひたすら一時間以上、繰り返し観ています。

食事をしながら真夜中に自己分析をしていました。

確実に良くなっている部分と、いつになっても なかなか変わらない部分。

この技は、まあまあかなと思えたり、「相変わらず弱いな、この攻撃は…」と思って観察していました。

大勢の方々が応援に駆け付けて下さり、ビデオやDVDを用意していて頂けたり、本当に嬉しく思います。

自分の好きな空手を仕事に出来て、戦う事を生き甲斐に出来て、幸せです。

たくさんの人達の思いを乗せて、戦える事が本当に幸せです。

選手としての実力や、実績も、上を観ると自分は本当にまだまだなんです。

自分は弱いですし、器用ではありません。

少しづつ、少しづつ積み重ねて行くしかないんです。

気迫があって、根性があるだけでは勝てないのが、勝負の世界なんです。

無差別の全関東大会で優勝した時期に自分は、『勢いもあるし、もしかしたらこれから更に大きな華を咲かせる可能性がある!』と、自信過剰になって自惚れていた時期も、今思えばですが、もしかしたらあったかのかも知れません。

しかし、後の全日本大会で、ことごとく天狗の鼻をへし折られ、苦汁を味わって来ながら、現在にたどり着きました。

ですが、今の自分が 有りのままですし、実績も実力その物、でしかないんです。

ただ、一つ言える事は、戦う魂だけは年々 増していて、1ミリづつでも確実に進歩しているという実感があります。

全てにおいて努力は、まだまだ足りていないのですが、成長しようという志しは持ち続けていたいです。

悩みや不安も当然あったりもしますが、大勢の方々に支えられて今があります。

空手は、まだまだこれからです。

自分の好きな極真空手の選手の言葉で、『選手は、三十路を過ぎてからが、本番だし楽しい』というニュアンスのインタビューが雑誌に書かれていたのを今も忘れません。

自分も、これからが本番です。(笑)

押忍