全日本大会へ向けて。

思いの外、生徒達の試合のデータ入力や、諸々の事務仕事が捗りました。

深夜2時過ぎから、朝5時近くまで補強とウエイトトレーニングを再度行いました。

夕べは100キロをアップに、190キロをマックスで、バーベルスクワットを6セット。(1セットを6〜10回数)

背中を鍛えるラットマシーンで90、95、100キロを6回×5セットプラス、ダンベルを使いながら上半身を各種目で満遍なく補強。

夜中は懸垂を100回。
20キロの、プレートを抱えてのフルスクワットを300回。

60キロでのベンチプレスを300回と腹筋を行いました。

今までの長年の経験や、質に拘った稽古プラス、やれる事は何でもやろうと決めました。

「出来る限り、とことんやりたい」と一人で考えていました。

自分等、大した稽古量ではないかと思いますが ここ最近の緻密な稽古が実を結んできたなと感じられたのが先日 行われた横浜カップでした。

現在37歳の自分が、準決勝戦にて、23歳の無差別と重量級の全関東二冠王者の選手から勝利を納める事が出来ました。

その収穫の内容としては、身長180センチ、体重120キロの超パワーファイターに真っ向勝負で力負けしなかった事。

それと再延長戦を戦い抜き、関東王者であり若い強豪選手にスタミナで負けなかった事や、自らの技を効かせられた感触があった事。

残念ながら そのあとの決勝戦をも制する事は出来なかったのですが、今年既に4大会を出場してきた自分にとっては収穫のある大会だった事は事実です。

まだまだやれるんだ、まだまだこれから強くなれると、多少なりとも自信を取り戻す事が出来たかと思います。

全盛期の二十代の頃は今よりも1.5割増のスタミナや技の回転力があったようにも思います。

しかし おそらく今の自分の方が二十代の頃よりも様々な面を考えて 空手は強いのではないかと自分で思い込んでいます。

実際に昔よりも技の精度は明らかに増している部分もあります。

極真空手 最高峰の無差別全日本大会の一般選手権へは今年で自身、9度目の出場となります。

気付いたら、ベテランと言われる年齢と経験を重ねていました。

怪我や疲労の回復に関して等は、昔に比べたら無理が利かない部分もあるのですが、やり方によっては まだまだやれるなと信じています。

また道場主として 生徒達に経験を伝えていく為にまだまだ終われないなと考えています。

長年自らの手で掴んで来た全日本大会への切符と今までの経験を武器に戦いたいと思います。

1000人近い在籍者がいる世田谷東支部の中から代表者4名の選手の中の一人として、やれる事をやり、自分も精一杯挑みたいなと考えていました。

自分らしい空手が出来ればと思います。