2014年度の西東京都大会が無事に終了しました。
審判に入って頂いた荒木先生、有難うございました。
運営スタッフとして一日手伝いに入ってくれた荒木竜太郎君、多田将太朗君も有難うございました。
応援に駆け付けて下さった皆様方、有難うございました。
応援に来て仲間達を励まし、アップを手伝い、セコンドに一緒に入ってくれた少年部の生徒達も有難う。
試合が各コートで度重なる場面があり、手分けしてくれて本当に助かりました。
朝から自分と一緒に一日セコンドに入って下さった馬場さんも有難うございました。
出場した選手の皆さん本当にお疲れ様でした。
11名が出場しました。
関東大会、国際大会とも変わらないレベルの大会で東大和道場から8名もの生徒達が入賞しました。
残念ながら負けてしまった生徒達も落ち込む必要は微塵もなく全員頑張りましたし、課題が解った事や確実に次に繋がる内容でした。
勝負は厳しい世界なので勝ち負けは仕方がないですし、運不運は確実に伴います。
壮年部の神代さん、湊さんはハイレベルな戦いを繰り広げ、神代さんは準優勝、湊さんは第3位に輝きました。
立派な結果ですし、二人は連日の稽古以外にも毎週土曜日に一般部選手クラスでも厳しい稽古を積んでいます。
確実に稽古の成果を感じ取る事が出来ました。
湊さんは選手稽古でのダメージを2週間前から今日まで引きずっていましたが常に前向きでした。
神代さんも湊さんも土曜日の選手クラス後には翌日から、しゃがめない程に太股を腫らして全身はアザだらけになりながら稽古を積んできました。
信頼関係がある中ではありますが、自分も稽古の組手では皆さんとは毎週一度の組手で30ラウンドから40ラウンドを当たり前に手合わせをしています。
神代さん、湊さんの頑張りや直向きさには本当に頭が下がります。
東大和での組手が軽いスパーリングの内容ではないので普段の二人の頑張りを知るだけに今日の健闘ぶりには本当に感動させて頂きました。
組手で倒されても怪我をしても稽古に来る人間は当たり前に来ますし、続ける人間は当たり前に続けます。
神代さん、湊さんはそれを証明してくれています。
湊さんは足にダメージが溜まり、屈伸も出来ない状態でも翌日から道場上のバイク屋さんで仕事をしながら笑顔で働かれていました。
2週間も足にダメージを引きずりながらも言い訳や不安な言葉を一言も吐かずに今日の戦いぶりです。
壮年部の皆さんの何が凄いかと言えば、決して弱音を吐かない強さと東大和での稽古を信じてくれている純粋な心や空手を好きな気持ちではないでしょうか。
山田先生の熱い指導も今の東大和の壮年部の皆さんにも浸透しています。
山田先生も土曜日は一緒に稽古に参加されて来ましたし、日頃から壮年部の方々の輪を繋いで下さっています。
自分に出来る事は皆と一緒に稽古をする事もそうですが、皆に自信を付けさせてあげたいんです。
その気持ちは少年部へも一般部の皆さんへも変わりはありません。
武道的な気配すら漂う東大和の壮年部の皆さんに自分も本当に勇気を頂いています。
神代さん、湊さんお疲れ様でした。
そして今日の少年部達。 (東大和の4年生以下の少年部選手の主力メンバー達の出場となりました)
半端でなかったです。
最近の少年部達は東大和での日頃の稽古に自信と誇りを各々が持っています。
今日の彼らは誰一人、諦めたり心が折れる生徒がいなかったです。
緊張しているのは当たり前ですが、むしろ自信に満ち溢れている様子さえありました。(初戦は緊張感で誰もが硬くなるので普段より手数足数が少ない、元気が無い等、それは仕方がないです)
2回戦以降、普段の稽古の成果が爆発し始める少年部達が続出しました。
全員凄かったです。
国際大会2位の強豪と一進一退の攻防の中で積極的に攻め立て、あわや勝ちにも見えた内容の中、僅差の判定敗退を喫した雨宮伶空君。
カッコ良かったですし、確実に次に繋がる内容でした。(初戦も強烈な下段廻し蹴りや中段と下突きで本戦での完封)
そして国際大会連覇王者との激闘を繰り広げた杉浦翔君。
あまりにも凄かったです。
初戦、準々決勝戦は圧倒的な強さでの判定勝ちと怒濤の下突きによる合わせて一本勝ち。
準決勝戦では過去の彼の試合の中ではベストバウト。
国際大会を常に連覇している王者を延長戦まで追い詰めて、あわや大金星の予感を漂わせながらも僅かな隙を上段を蹴られての敗退でしたが、実力と打ち合いは既に五分五分までに迫りました。
4月の国際大会では荒木拳君と一緒に頂点を狙える実力がある事を今日は証明してくれました。
今回の少年部達は先月、現国際大会王者を打ち破った荒木拳三君に続くんだという意識と普段の稽古を自信にしている様子を明らかに皆からも感じました。
4月の国際大会には荒木拳三君、杉浦翔君、雨宮伶空君、鈴木嵩人君の強豪選手達を東大和道場から送り出します。
全員にチャンスがありますし、全員が既に国際大会上位入賞者達の実力にも並んでいるのだと今日の試合で確かな実感をしました。
それが今回の収穫だったのと普段の指導や彼らの稽古に間違いがないなと自分自身も確かな実感も得る事が出来ました。
自分が確実に全員を変えていくと決めています。
勝ち負けだけが勿論全てではありません。
一生懸命、必死に取り組みながらも試合は普段の稽古の確認の場でもあります。
礼儀は勿論ですが 東大和の少年部達には優しさや、普段の厳しい稽古を皆で乗り越える事により、弱い自分に打ち克つ心や、お互いの信頼関係を結ばせています。
長年の経験と現役選手として稽古を積みながら、自らの空手を道場生全員に伝えられたら幸せだなと常に考えています。
今日は素晴らしい感動を皆さん本当に有難うございました。
春休みの土曜日に東大和の少年部クラスに三軒茶屋道場から少年女子部のMちゃんが出稽古に来てくれるそうです。
昨年秋の関東大会では低学年女子の第3位、今日の西東京都大会でも準優勝に輝きましたが、凄く素直で真面目な生徒です。(現在小学2年生の女子生徒です)
強豪が集まる道場に。
東大和道場を更に強くさせます。