選手の皆さん、お疲れ様でした。
池田凌祐君、多田将太朗君も良く頑張りました。
二人の課題も明確になり、国際大会へ出場して本当に良かったと思います。
長年積み重ねて来ている生徒達ですから、負けても本当に尊敬に値する程頑張っているんです。
凌祐君に関しては、確実に精神面での成長が観られました。
試合直前の表情を観ても明らかに変化してきています。
彼には伝えましたが、本人が一番気付いていると思います。
惜しくも破れましたが、前回、すぐに負けてしまった鹿児島支部の強豪との再戦になりましたが、延長戦までもつれる大接戦を繰り広げました。
彼は本当に空手が大好きで誰よりも稽古をして誰よりも稽古が好きで道場が好きなんです。
今回、最近稽古をしてきた事が沢山出せました。
いつも彼を観ているので良くわかりました。
事前に課題にして 作戦を立ててきた動きも出ていました。
本当にあと少しなんです。
彼は今やっている事が時間は掛かりますが、徐々に今までとは明らかに精神面で変わりつつあり、いつか必ず華が開く時が来ます。
彼にもそれを伝えました。
諦めない事です。
将太朗君も今後の課題が明確になりました。
無口でクールな彼は言い訳等は決してしませんし、ひたすらいつも真面目に稽古をします。
彼に伝えたのはパワーアップの為にウエイトトレーニングも取り組みながら、ガチンコの打ち合いを沢山して揉まれて強くなるという事です。
それも全てが経験であり、今日試合をした事が後々の経験になります。
彼も諦めない事です。
そして世界大会二連覇を達成した永吉美優さん、本当におめでとうございます!
毎試合、コートの外から見守りました。
試合前のアップではとにかく彼女は落ち着いていました。
心配はしていませんでした。
必ずやるだろうと信じていました。
結果的には昨年よりも更にパワーアップした、ダントツの世界一。
文句の付けようがありませんでした。
課題をあげたら今後、強くなる為に いくらでも探せるかと思いますし、将来、極真女子の一般選手を牽引する選手になる逸材だと自分は信じています。
彼女のお父さんと、前大会同様に色々、お話させて頂きました。
小学一年生から親子二人三脚でひたすら極真空手に懸けてきたんだと感じられます。
親子の絆と努力の賜物だと感じました。
セコンドの声かけを聞いていても完璧に計算しつくされた戦略と絆があり、自分は外側から安心して見守らせて頂きました。
戦う直前だけ彼女と目が合い、一言だけ声をかけていました。
自分も弱いながらに選手としての心境は解りますから、勝ち上がる毎に【頑張れ】というような ありきたりな言葉はかけられなかったです。
毎試合 本当に一言だけでした。
自分も彼女を観る度に、鳥肌と武者震いをさせられていました。
優勝した時には安心しました。
信じていたけど、やはり やってくれたな、と。
試合後に、昨年よりも成長した余裕のある笑顔で自分のところへ挨拶に来てくれました。
努力の賜物ですね。
嬉しいです。
美優、世界二連覇おめでとう!
明日は小学高学年女子の部に、東大和道場の元気娘、並木ちはるさんが出場します。
彼女は関東王者でもあり、国際大会での結果が目前の選手です。
応援宜しくお願いします。