道場には様々な年齢の方達が通ってくれています。
自分よりも年齢が上の方達も たくさんいます。
自分が教えられるのは 今の自分の空手の技術であったり、試合の心構えや、空手選手の経験の部分だったりしますが、稽古意外では歳上の方達から色々教えて頂く事ばかりです。
道場の先輩方にも同じです。
若い生徒達は たくさんいますが １人１人との信頼関係があります。
誰が好きで 嫌いとかはありませんし 各自の良さがありますし、皆が可愛いと思えます。
今日の演武会でも 感じた事ですが 皆と同じ緊張感を味わったり、同じ空間でお互いを無意識に思いやる瞬間が 凄く好きです。
仲間達と試合に出ると生徒達の連帯感が深まるのは、同じ空間で、お互いを頼もしく、愛しく思うからだと自分は思います。
普段、照れ屋な生徒が試合の時に自分がセコンドに入ると、『金久保先生、あの選手の攻撃をどう対処したらいいですか？』と聞かれて、自分を信じてくれてるんだと感じて、とても嬉しく思いました。
自分自身が その相手選手と戦う場合にどうするのかを、瞬間的にアドバイスしましたが、その生徒が優勝した時には自分の事のように嬉しく思いました。
年齢によって話す内容やアドバイスも変わります。
試合は独特の空間であり、勝負の世界の厳しさや楽しさ、魅力を、仲間達や生徒達と共有出来る事が幸せです。