今日最初に来たのはA君。
自分にも慣れてくれて最近では話しもしてくれるようになりました。
お正月に何処かへ行ったかを訊ねると『水族館行ったの…大きなお魚いっぱいいたよ』と、話しをしてくれました。
最初はお母さんから離れて道場に残る事や、皆と稽古に混ざる事も出来ませんでした。
見学をしながら、お母さんの隣で、クラスの皆と少しずつ同じ動きをするところから始めました。
出来たらすかさず誉めて、そこからがスタートでしたが今では一人で道場に残り、皆と楽しく稽古が出来るようになりました。
真剣に話をきちんと聞く事も出来ますし、体力が付いて最後まできちんと稽古も参加できます。
子供達は確実に変わります。
そんな今の彼を見ると自分も嬉しいです。(2番目に来たRちゃんと一緒にこれでもかと、タッチ鬼をしていました)
今日の少年部では全員の礼儀や、皆のヤル気を最大限まで引き上げる事を意識して指導しました。
最後に話の聞き方や、道場訓についての意味を説明しました。
2クラス目では、上級者達と選手達が揃っていたので、90分間を組手とスパーリングのみとしました。
今日は徹底的に技術を指導しました。(自分が使う組手での攻撃と防御テクニック、瞬間瞬間での1つの動作へのメンタルの注ぎ方等)
皆素晴らしい内容の組手とスパーリングの数々でした。
皆にとって意味のある指導を。
自分が少年から大人を指導させて貰う上で常にそれを考えています。
来てくれた全員を確実に伸ばす事。(組手の強さに限らず、若い生徒には厳しさや礼儀の部分を含め、気付く限りの事を全員に)
それがテーマであり、今の自分の仕事です。
常に新しい物を、また自分自身が勉強した部分や、空手に関しては磨き続けている物をと思います。
頑張ります。