少年部選手クラス。

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少年部最初のクラスでは型試合に向けての稽古と、練習試合や型の楽しさを説明しながら指導しました。

後半からはミット稽古で全員で追い込み。(少年部選手クラスの先輩達も全員参加)

幼年部達は先輩達に、負けずに全員頑張りました。

そして少年部選手クラス。(今日は18名が参加)

最初のクラスと、選手達全員の写真が撮れませんでしたが稽古の一部だけ。

選手クラスでは ほぼ全員が7月の関東大会へエントリーしました。

このクラスでは組手稽古と試合に向けた稽古のみとなります。

今日のテーマは「究極のスタミナを手に入れる」「パワフルな突き技で前に出る」

「突き技の威力を増すための稽古と、追い込み方の意識の持ち方」をテーマとしました。

半端でなかったです。

今年の夏場の選手達の追い込み時には、毎年ではありますが空調も付けません。

今日の少年部達の追い込みの様子は余りにも凄すぎて終始、笑みが溢れるばかり。

「また新しい段階への強さへと入れるな…」と感じました。

一日にしてならず。

まさに積み重ねてきた日頃の彼らの努力の成果が今の少年部選手クラスでの様子です。

前に出る為の意識と、そのパワーを手に入れるポイントと、コツを今後も鍛えさせていく予定です。

今日の稽古でのチャンピオンが沢山いすぎて誰にも絞れないのですが。

日頃の稽古に間違いはないので『皆、自分の稽古や、積み重ねてきた努力に自信と誇りを持つ事』

『今までの努力を、気持ち的な浮き沈みがある時期に来ても、諦めず続けてそれを乗り越えたら、後で必ず辞めないで良かった、諦めないで良かったと思える時がくる』という話をひたすらしました。

「頭は低く、目は高く」
この部分を忘れずに子供達にはことあるごとに説明しています。

仲間の絆の部分を感じさせて 絶対離れられない絆を作らせてあげたいなと考えています。

選手クラスの生徒達は道場に来ていたら大丈夫です。

今後、本当に親友の絆を芽生えさせてあげたいなと思います。

他の少年部や幼年部の生徒達も、たまにしか来れない生徒達にも全員にそれを考えて指導しています。

彼らとの会話や、やり取りが可愛くて面白い場面は沢山あります。

子供達は普通にしていても、大人を和ませてくれる場面が沢山あります。

十人十色で色々な性格の生徒達がいますが 道場に通い続けたら、何かを確実に変えていく。

それが自分の仕事です。

技や帯の色が変わる速さには個人差もあり、前後もあります。

そんな事よりも子供達の大事な変化は他にも沢山あり、それを見逃さない事。(彼らの御互いに気遣う何気ない優しさや、前向きな姿勢、仲間を好きな事、道場を好きでいてくれる事、今までよりも前向きになった、辛い事に対しても明らかに粘り強くなった等)

それを常に考えています。

「解らない事は、そのままにしないで人に聞く事」

これも子供達にはよく話します。

今後、益々 東大和の個性や道場全体のカラーが出来上がると感じています。

生徒達の頑張りはそれだけ凄い物です。

少年部選手クラス後は型試合を視野に入れた子供達が、夜8時まで型の稽古をして帰りました。

遅くまで子供達を預けて下さる御家族の皆様方、有難うございます。

あれだけの稽古をして、苦手な型部門へ挑戦していこうとする生徒や、新しい可能性と、自らの空手の幅を広げる為に型試合にエントリーしている生徒達に感動しています。

今日、自分が考えて皆にも話した事は、『東大和の少年部達は組手は確かに強い…だけど技や礼儀、型は何も出来ないし、大した事もない…仮にもしもそんな事を言われてしまうような道場であったとしたら、それは余りにも寂しいし勿体ないという事』

『だから他の事もきちんと出来る道場の選手達を目指そう』

そんな話をしました。

型大会も立派な勝負の世界であり、それに向けて今までになかった工夫や思考と、努力をしてみる。

そこから また何かを感じて何かを学ぶ。

それを皆に話しています。

実際、彼らは前向きで、型試合も 一生懸命やろうとしています。

今日は嬉しい事が沢山あり、幸せでした。

オレンジ帯のR君が言った『前向きな男のが良い…』

日本語や、単語の深い意味を誰よりも一生懸命学びたがる彼が可愛いなと思います。

今では難しい心理を彼なりに日本語で うまく説明してくれます。

まだ小学5年生です。

昨年、日本に来たばかり。

凄く賢いのだなと感じます。

今日も皆さん お疲れ様でした。