11月の支部内交流試合に向けた稽古に重点を置きながら。
幾つかの大事なポイントを意識させながら、ひたすら反復。
昨日来てくれていた生徒達だけでも、物凄い変化を繰り返していた。
今日10月31日(火)からの連休は、自主トレをしっかりと、積んでおくように皆に連日、話をしながら。
来週以降は、11月の支部内交流試合までに、稽古に来てくれた生徒達を、バッチリ仕上げられるかと思う。
日頃から沢山、稽古に来てくれている生徒達は、本当にそうしていけるかと感じる。
年間をトータルして、彼ら一人一人を観察して、一人一人の1週間の稽古回数、空手に対するモチベーションを感じながら、またそれらを可能な限り、把握出来る様にと心掛けてもいる。
皆の昨日の様子も素晴らしかった。
【試合に関して】【極真精神】についての話をしながら。
【何が本当に大切かについて】の話をした。
【頭は低く、目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として、他を益する】
詳しく細かく説明をしながら。
大人になっても、これらを守れているのか?…自分自身に説いても、殆どが守れてはいなかったりは沢山ある。
ただ、それを出来る様になりたいと…真剣な気持ちで自分自身に向き合う事は、凄く価値があり、大切な事でもあり。
それを皆には話したかと思う。
子供達にも必ず伝わると思う。
大事な事は、同じ事でも毎回を丁寧に、心を込めて伝えていく事。
【真剣な気持ちで相手に話をしたり接したり、真剣な気持ちで行動をしていれば、必ず周りにもそれが伝わっていく物】
そんな話をした。
【本当にどれだけの事を、真剣に子供達へ浸透させられるか】
自分自身の空手の指導テーマの1つでもあり、それをするには、自分自身が弱い自分と、ひたすら向き合いながら、生の感性を子供達に伝える事を…本気で毎日考えていたりもする。
それが無ければ、41歳になり…今の自分自身は保ててはいないかと実際に思える。
また、それは本当に凄く幸せな事だなと感じている。
いまだに極真空手の一般選手権大会で戦えている。
35歳を過ぎてからの、一般選手権の全日本大会への出場は…【毎年、全日本大会に出場し続けている事】【2年以内の地区大会、地方大会においての、一般選手権大会での入賞以上の試合実績がある事】
確か、こんな条件があったかと思う。
一応は、それをクリアしてきた。
今回で【12回目】の無差別の全日本大会出場を迎える事にもなる。
過去の全日本ウエイト制大会、秋の無差別で行われる全日本大会へは…【支部の推薦枠】等で、全日本大会へと出場した事は、この20年間の間には、自分自身は本当に一度も無い。
【常に自分自身の実力で、出場権利を掴み、全日本大会へと出場する事】
本当にそれは常に考えて、この20年間を過ごしてきてもいる。
【果たして、自分ごときの実力で…全日本大会の舞台で本当に戦うべきなのか?…】
これは、一年中考えている事でもあるが、それは行き着くところ…結局は、地方大会にも該当してしまう感情でもあったりもする。
何故…そんな気持ちになるのか…
本当に深く、それを考えた時に…
【多くの生徒達に空手を指導する立場であり、生徒達には、強くて尊敬される存在でありたいから】
【彼らの期待を裏切りたくない…だけど…今の自分自身は既に若くは無いし、期待に応えられないかも知れないし…身体は故障だらけで、本当にいつまで、これが出来るか解らない…】
そんな事を感じる様になったのは、この6、7年間だとは思うが、【実際に一生涯…空手なんて無理】だと…ドクターストップが掛かったのは…31歳の頃だったが。
一年中、本当にそれを考えながら、一日の稽古時間を、減らしながらではあるもの【20代の全盛期】だった頃の、稽古の強度を可能な限りで保ちながら、日々の稽古を繰り返してきた。
【今の自分に何が出来るだろうか】
試合に出場する時には、常にそれは考えている。
ただ、空手が好きだから…それだけでは続けて来られなかった部分は、あるのかも知れないが…現在は自分自身でも実際のところ、良く解らない部分もある。
それは先述した部分から来ているのかとは思う。
様々な事を踏まえた中で、今の自分自身が、どれだけの【面持ち】で試合に挑めるのか。
この数年間は、そればかりがある。
…人生の中で、そんな気持ちに浸れる事が、本当に、物凄い幸せな事なのだなとも感じている。
昼間…今日、火曜日の三茶での職員ミーティング後の食事の際には、田口支部長から幾つもの御話しを頂いた。
自分自身の今の選手としての、様々な気持ちが交錯するが、極真空手に携わりながら…
戦いの中で、今の自分自身の、全ての確認が出来たらと思う。
自分らしい試合をしたい…
それが全て。