2015,4月18日(土)東京千駄ヶ谷の東京体育館で第11回国際青少年空手道選手権大会が開催されました。
【15〜17歳高校生女子+50キロ超級の部】において、当東大和道場の永吉美優さんが1年ぶりの、また昨年の優勝を上回る快挙を見事に成し遂げました。
昨年の京都で行われた15〜17歳の高校生女子無差別の全日本大会で、見事に優勝を達成していた美優さん。
第11回国際青少年空手道選手権大会。
15〜17歳高校生女子 重量級の世界一をかけた戦いとなりました。
このカテゴリーでは過去には日本人の高校生女子選手が優勝した事がありませんでした。
昨年秋には、16歳(高校1年生)ながらに関東大会一般女子選手権にも出場しました。
一般重量級のトップ選手達とも、遜色のない見事な打ち合いを演じて準優勝に輝きました。
過去には中学生の3年間を無敗で卒業。【2014秋季関東大会一般選手権での準決勝戦を含め45連勝無敗記録を残してきました】
昨年の一般選手権での敗退を喫するまでの4年間をひた走り続けてきました。
そんな中で新たに迎えた2015年、日本人高校生女子選手初の【国際大会王者】への挑戦。
初戦から決勝戦までの全てを5-0によるフルマークの本戦判定勝利を納めました。
初戦では昨年の高校生関東大会王者を圧倒。
準々決勝戦では80キロ近くの大型選手を真っ向から打ち負かしての勝利。
最近パワーアップを繰り返していた、左下突きを武器に準決勝戦では、強豪選手を、あわや技ありまで追い込みました。
準決勝戦、決勝戦と危なげ無い圧倒的な判定勝ちを納める。
ロシア選手、関東大会王者、国際大会トップ選手達を寄せ付けずの磐石の優勝となりました。
11回国際大会の歴史の中で日本人高校生女子選手初の【国際大会王者】へと登り詰めました。
過去には中学生で世界大会を3連覇達成した後、昨年2014年は高校生で既に重量級と無差別の全日本大会を2冠制覇を達成しています。【いずれの大会も15〜17歳女子】
そして今回は高校生女子世界一の栄冠を手に入れました。
それと同時に、今回の国際大会での入賞者以上に与えられる6月の一般選手権女子の全日本ウエイト制大会への出場権利。
文句の付けられない【高校生女子の国際大会優勝】という肩書きを背負って、一般女子全日本ウエイト制大会へと挑みます。
【クールビューティー】の呼び名でマスコミや、極真関係者から既に注目を浴びている美優さん。
時期早々に極真女子を背負って立つ選手へと成長していく逸材です。
今後も美優さんの活躍に期待が掛かります。
高校生女子・重量級で日本人初の【国際大会優勝】を成し遂げた、永吉美優さん、おめでとうございます!!