スーパーエリートクラス。【その意味とは】

   
    
 
19:30〜21:00スーパーエリートクラスを指導。 

今日から新たなメンバーとして、初参加の土方蓮斗君。 

スーパーエリートクラスへのメンバーとしては、彼が5人目となります。(全員が新中学1年生) 

先日の支部内特選クラスでは見事に、第3位を獲得しました。

この5名の、スーパーエリートクラスのメンバーの中から、先日の土曜日の国際大会へと、雨宮伶空君、川内翔太朗君、星野悠久君の3名が出場しました。

先週、行われた支部内交流試合での、特選クラスの、ベスト4強達でもあります。

そんな中、一昨日 土曜日の国際大会では、雨宮伶空君が、国際大会ベスト16となる、3回戦へと進出。

3回戦では、今大会で国際大会王者となった、元全日本大会王者の強豪選手に惜しくも敗れました。

川内翔太朗君、星野悠久君が、4回戦となる準々決勝戦に進出。(ベスト8)

出場した3名とも、初戦から強豪選手達との対戦となりました。 

星野悠久君の初戦の相手は、国際大会の入賞経験者でもあり、関東大会では毎回、入賞や優勝を繰り返している強豪選手との対戦となりました。(本戦4-0優勢勝ち)

続く2回戦では、正道会館の黒帯のチャンピオンクラスの強豪選手と対戦。(本戦4-0優勢勝ち)

続く3回戦の強豪選手との一戦も、本戦3-0の優勢勝ちで勝利しました。 

準々決勝戦では、それまでの疲労が残る中、持ち味でもある、魂の空手を貫いた。(本戦0-4判定敗退)

『試合開始10秒間で、既に疲れてしまいました…スタミナが課題だなと思います』

試合後、直ぐに、それを答えてくれました。

泣く事もなく、何も誤魔化さずに冷静な分析を答えてくれた悠久君。

驚きましたが、【悠久らしいな…】と感じました。 

試合開始10秒間で既に疲れてしまいました… 

これは、自分も過去に沢山の試合で経験してきた部分ですが、連戦の疲れで、どうにもならない疲労感で、体も動かない状態になります。 

しかし それら全てを含めた状況が、トーナメントの厳しさでもあり、運、不運は左右しますが、それが【勝負の世界】となります。

これは実際に、それを経験する者のみにしか解らない現実でもあります。

深い世界でもあり、彼らがそれを感じている事の現実の凄さは、本当に尊い事実でもあります。 

今日の4名とは様々な会話をしながら、今後の彼らの空手や、今後の目標と、新しい中学校生活や、部活との兼ね合いの中で、いかに稽古時間を捻出していくかを、皆で40分間程を話し合いました。

貴重な時間であり、自分自身の勉強にもなりました。 

敏感に色々な事を感じ取りたいと考えています。 

凄い境地へと到達しつつある、レベルの生徒達で、簡単に何となく空手を辞めさせたくはありません。 

星野悠久君は、近いうちに、関東大会や、全日本大会、国際大会レベルの大会で、結果を残す生徒かと感じます。 

今大会でも入賞する実力を、感じ取る事が出来ました。 

勝負の世界での大舞台でも本当に光っていました。

川内翔太朗君、雨宮伶空君にも共通する部分です。

一人一人、性格もタイプも違うので、話す内容も異なりますが、凄い逸材達なので、ひたすら続けさせたい。 

極真空手の青少年大会の【世界レベル】でそこまで来ている訳です。 

土方蓮斗君も、坂本元輝君も、ひたすら継続が出来れば、来年には国際大会を目指せるレベルにあります。 

彼らに毎日、浸透させたくある部分は、それらです。

ただの習い事ではなく、皆そんなレベルまで到達しているという事を、ひたすら伝えてあげたいなと感じています。

親御さん方にも、それらを御理解して頂けたらと思います。 

今の少年部達の誰しもが、本当に一生懸命に取り組めば、彼らの段階へ来れるはずです。