東大和道場。

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少年部では演武会のリハーサルを行いました。

※来週水曜日も少年部リハーサルを行います。

今日と同じように6時30分まではリハーサルの時間として設けていますが、リハーサルを早く終えた場合は少年部は稽古を行います。

今日は関東大会選手と、稽古に参加したい生徒達のみ7時まで稽古を行いました。(来週も同じとなります)

演武のリハーサルは現場写真を観ながら、皆には説明とイメージをして貰いながら行いました。

今回、手伝いをして下っている服部さん、高橋さん、小柳さん、有難うございます。

演武や行事、試合に関して、審査の見極めや道場に関しての色々な事は自分が考えて判断をして決めています。

解らない事や不明な点等がございましたら遠慮なく自分に聞いて頂けますよう宜しくお願い致します。

今日の少年部達は凄かったです。

白帯を含む幼年部達も本当に素晴らしかったですし、元気に楽しそうに最後まで、本来は皆があそこまでやれるんです。

自分の指導を通じてでしか伝えられない部分があると自負しています。

少年部達に関しては長い間に、お子さん達を通じて色々な事を親御さんには感じて頂けたら幸いです。

あの必死に頑張る子供達の様子は自分の中で様々なイメージを繰り返し、自分のその時々の感性で作ってきた物でもあります。

何も考えずに何となく、指導をして子供達に稽古をさせてはいませんし、長いスパンでの様々な彼らの様子に変化をもたらせたいと考えています。

「東大和道場に来たら確実に生徒達を変化させる」

それが自分のテーマであり仕事です。

変化させるというのは、帯の色や空手の技が、ただ上達する事のみではなく、空手を好きでいさせる事もそうですし、試合で勝つ為に強くさせるのも、仲間達との絆を深めさせるのも、道場を楽しませる事や好きでいさせてあげる事や、自分の色々な経験を伝える事全てです。

あとは、それぞれ各々の可能性を感じさてあげる事や、本人達にその可能性の意味を理解させてあげる事もそうです。

時にモチベーションが下がり、稽古に来たくなかった生徒達が頑張って道場に来てくれたら、まずそれが偉い事ですし、来たら最終的に帰る際には自信を持たせて帰したい。

これを常に考えています。

残念ながら時に、どうしても無理な場合もあるかも知れないですが、今いる全員を前向きにさせてあげたい部分は自分の理想の一つです。

実際に出来る事も日々の指導の中には本当に沢山あります。

自分が自信を持ちながら今の稽古を皆にやらせるからには自分の中にも様々な裏付けがあります。

一番は20年間を一般選手として続けてきた自分の空手と様々な経験の部分。

もう一つは今も現役の全日本選手でもあり、若い時期の稽古を自分自身が現在もこなしている事による自信です。

それがなかったら自分自身の事ではありますが、大勢の生徒達はまとめられないです。

自分の指導の根本にはそれらがあります。

自分も稽古を大好きです。

若い有望な生徒達との組手も楽しい。

また「先生はあの年齢とは思えないな」と若い生徒達が感じるような実力や覇気、若さが皆に伝われば更に遣り甲斐がありますし、それも自分の生きるモチベーションとなっています。

夜は、学校や部活で疲れている中でも凛さんや、久しぶりに多田将太朗君は大学受験準備期間中に関わらず稽古に来てくれました。

昨年末に昇段をした将太朗君が、12月に昇段を控えている竜太郎君を心底、応援してくれていました。

竜太郎君の昇段の組手に備えた厳しい組手の連続でしたが2人とも素晴らしい技術と空手でした。

今年 2つの一般選手権での地方大会での入賞を勝ち得た竜太郎君に対して、久しぶりに稽古に来て互角の組手内容をこなした将太朗君が凄かったです。(攻撃力、ディフェンスも本当に抜群)

将太朗君は月末の演武の為の準備として体を動かしに来てくれたようです。

彼は何か行事の責任を受け持つと、どんなに忙しく勉強に追われていても必ず道場稽古に来てくれます。

彼らの長年の信頼関係と、御互いを認め合う、先輩後輩の仲良しな様子が微笑ましかったです。

稽古後には、型稽古や、昇段に向けた体力審査の稽古を2人で行っていました。

将太朗君は昇段審査での体力審査において、世田谷東支部歴代1位の記録を打ち立てた男です。

昨年の昇段審査では全ての体力審査を受審者達の中でも一人だけ、パーフェクトにこなして 、見学者達から拍手喝采だった生徒です。

竜太郎君も高い得点を叩き出すと予想されます。

既に今日は、逆立ち歩行も6メートルを何度もクリアしていました。(写真の逆立ち歩行は将太朗君)

竜太郎君は既に二段ボール蹴りは身長+35センチをクリアしているそうです。

棒跳びもクリアしています。

組手は大丈夫だと信じています。

是非 黒帯を取得して貰いたいです。

稽古後、2人には色々な話をしました。

美優さん、将太朗君、竜太郎君、銀次君が来年以降も、一般選手権で更に東大和道場からの本気の活躍の場を期待しています。

自分自身も、とことん鍛えて皆と稽古をして長年の自らの選手としての夢や、経験をいずれ自分の生徒達に引き継ぎたいと考えています。

色々考えていましたが、アドレナリン凄かったです。

今日も熱い一日だった。