14:35~17:40少年部2クラス。(昨日 土曜日)
幼年部から中学生達までが、一緒に稽古をしながら。
幼い頃から先輩後輩と、共に稽古を積み重ねている彼らは、日頃から本当に仲良しだ。
もう何年も、5年近くにも感じる程、生徒達が喧嘩をする姿を見ていない。
東大和道場に来た当時や、数年の間には、気付くと、実際に馬乗りになり殴り合う、口喧嘩から、捕まれた側が、後ろ蹴りを本気で蹴り込んだり等の、少年部同士の喧嘩も稀にだが、あったりもした。
それらも男の子なら、さほど珍しくも無いし、仲良しの延長線上に起きる部分だったりもしたが、今は基本的に口喧嘩すら、殆ど見当たらないのが当たり前になった。(どちらかが、少しヘソを曲げたり、涙目になる程度の物は、時には勿論あるが)
今は年齢を問わずに、先輩達が常に、幼い後輩達達の面倒を見る流れが、ごく自然に出来ている。
幼い後輩達は、強くて優しくて、カッコいい先輩達をみて憧れたり、しっかりしてきたりもする。
先輩達は、後輩達の御手本になるようにと、立ち振舞う様にもなる。
幼年部から中学生までを、常に一緒に稽古をさせて来たのは、そういった理由もあった。
今は幼年部のみのクラスを設けていないのは、そういった部分を考えてきた事も実際にある。
頼りになる少年部の生徒達や、中学生達がいてくれるだけで、凄く助かるし、全体の指導もしやすい。
時に叱らないといけない場面や、厳しく話す事は稀にはあるが、自分自身は基本的に子供達には甘いと思う。
子供達と楽しむ事。
土曜日最初のクラスには、一般部の小林さんが娘さんを、少年部クラスの見学に連れてきてくれた。
可愛らしい女の子だが、そのうちに空手を習いに来てくれるかも知れない。
阿部華恋さん(新中学1年生)、先週から稽古に復帰してくれたが、久しぶりに男子生徒とのガチガチの組手と練習試合を行った。
何も衰えてもいないし、むしろ強い。
稽古後には、スッキリとした満面の笑みだった。
彼女の笑顔は、幼年部時代からあのままだ。
常に真面目な性格で静かだが、明るくもあり、負けず嫌いで、とにかく我慢強い。
幼い頃から、悔しくて涙を流す事はあったが、組手稽古で痛みや稽古が辛くて泣いた事は無い。
空手を大好きなんだなと思う。
これからも続けて貰いたい。
昨日の各少年部クラスでも、子供達の沢山の成長を感じ取る事が出来た。