嬉しかったから、殆ど布田大樹君の特集になっちゃったけど。
久しぶりに稽古に来てくれた。(一年半ぶり)
またいつでも稽古に来るようにと、先日の20周年記念パーティーにも来てくれた彼に話をしていた。
進路の都合で、高校生になった頃に道場を退会していた彼だが、退会をした後も、東大和道場の演武を手伝いに来たり、時々稽古に来てくれたりと、皆とも常に繋がりはあったが、再び彼が来てくれた事は本当に嬉しかった。
物凄い空手センスで…本当に天賦の才がある。
初めて彼に出会った当初、その才能や空手センスには、本当に驚愕した記憶がある。(当時の大樹君は、少年部・中学生時には国際青少年大会での第3位、関東大会での優勝等、数々の青少年大会での試合実績を残していた)
布田大樹君は、多田将太朗君とも同学年であり、二人は幼年部時代から、共に空手を頑張って来た幼馴染みでもある。
久しぶりに手合わせをする二人は、本当に楽しそうだった。
二人とも、笑顔でスパーリング、組手を楽しんでいた。
久しぶりの稽古となり、スタミナはキツかったかと思うが、大樹君の類い稀なる組手技術を、久しぶりに感じていた将太朗君。
一回りも二回りも心身共に大きく、そして本当に強くなっていた将太朗君の【現在】を感じながら、大樹君も懐かしげに本当に楽しんでいた。
【拳で語り合う】
まさに、それだなと思う。
当時、同級生で共に頑張ってきた仲間の将太朗君が現在は、極真空手の一般選手として大舞台で活躍しながら、現在も強くなり続けている事を本当に祝福してくれていた。
多田将太朗君は先日、一般選手権大会で【関東大会2連覇優勝】を成し遂げてきたばかりでもあった。
いつも黙々と、ひたすら稽古に打ち込む将太朗君でもあるが…あんなに嬉しそうに、笑顔でスパーリングを繰り返していたのも嬉しかった。
熱くて、本当に良い物を見れた。
そして実際に初めて、大樹君の天才的なテクニックを体感する後輩達。
今の東大和道場の中学生達にとっても、本当に良い経験になるなと…彼らの手合わせを観ていてワクワクしていた。
凄い。
本当に。
この形が本当に一番理想だったし…しかし、各々が別々の道を歩む中で…20周年パーティーで数年ぶりに顔を合わせた彼らは、いつ出会っても御互いを大切にしていて、楽しそうで本当に微笑ましいなと感じた。
当時、少年部や中学生だった彼らと出会い、初めて空手を指導した際に…
【全員、いつか必ず凄い選手達になる】
それを感じた記憶があるが。
全て現実に。
今の中学生達も、継続したら、いずれ必ずそうなる。