第34回全日本空手道選手権大会2日目 速報【中量級】


■第34回全日本ウエイト制空手道選手権大会【中量級-80キロ級】

【2016秋季関東大会・中量級王者】多田将太朗選手(城西世田谷東支部・東大和)の2回戦(二日目の初戦試合)

強豪、岡田祐樹選手(大阪西支部)との一戦。(本戦2分間)

序盤、見合う展開。 

徐々に激しい突きから下段廻し蹴りの打ち合いとなる。

左右の回転の速い、下突きの連打で相手選手を畳み掛ける。(時おり強烈な下段廻し蹴りを放つと、相手の動きが止まる)

ラストは更に激しい打ち合いとなるが、確実にペースを握りながら本戦が終了。 

副審の旗は、多田将太朗選手に2本上がる…(主審は引き分けに)

(本戦2-0)リード。 

延長戦に突入。 

本戦で確実に勝負に出た為か…延長戦に入り、スタミナの消耗がみられるが、必死に打ち合いながら応戦する。 

疲れの色が見える所に、岡田選手の下段廻し蹴りを何度か受ける。(脛受けをするも、返しの蹴り技の有効打が足りないか…)

ラストは意地を振り絞り、左右の突きの連打で激しく相手を揺さぶり、最後は前に出た様にも見える。(延長戦2分間が終了) 

1-2で旗が別れる…(白1が多田選手)

主審が相手選手へ、3本目の赤い旗を指示する。(延長戦1-3判定敗退)

本当に惜しい… 

多田将太朗選手 ベスト16。 

2回戦敗退となるもの 大きな経験となり、次に繋がる素晴らしい戦いぶりだった。 

7月の全関東大会、秋の無差別の全日本大会に向けて仕上げて貰いたい。