2021/4/14。【水曜日少年部クラス・一般部クラス】【久しぶりに◯◯さんが…】【稽古の意味】

16:30〜17:45〈水曜日少年部最初のクラス〉

今日の皆の状態を感じながら、流れに沿って意味のある稽古を心掛けて指導。

幼稚園や小学校に繰り上がった子供達もいるし、今までにない経験をしてきた彼らの成長も読み取れた。

空手の稽古が、幼稚園や小学校でも確実に役立っている事も直ぐに分かる。

そういう物だし、そういう部分も日々の道場稽古の中で常に訓練をしているから。

全員が最初から最後まで、本当に真面目に一生懸命に、尚且つ楽しみながら空手の稽古が出来た。

【常に色々な事に気付ける事】の話をしつつ。

彼らの武道へと繋がっている。

17:50〜19:20〈以下、水曜日少年部2クラス目〉

高学年、中学生の先輩達も素晴らしい頑張りと貴重な積み重ねとなっていた。

幼年部の煤賀昂誠君、原大雅君、先輩達に混ざりながらの組手稽古でも、むしろ一番激しく動き、大きな返事や気合いも先輩達を凌駕していた。

汗だく、しかも笑顔で。

道場に通っていると本当に変わるという事。

今の時代になった事で、それ以前の様には多少なりとも自由が利かない生活の部分もあるかも知れないが、自由気ままに出来ない分、尚更に、彼らが後々に空手の稽古が本当に貴重な物だったと気付く時が必ず来るはずだから。

試合の結果だけに拘り、その為だけに空手の道場に通い、稽古を積み重ねる少年部稽古の風潮は既に存在していない。

元々そこはあまり無いんだけども。

ただ、試合に出ると決めたならきちんと稽古はしなければいけない。

真剣に取り組むべき物だし、何となく出るだけの物ではないから。

空手の年数を重ねている高学年達や中学生達と、幼年部達とでは全く別段階の物でもあり、学年や年齢と空手の経験年数により、語り掛ける会話の内容と投げ掛ける言葉も凄く異なる。

何を次に学ぶべきかが最も重要だから。

空手の技量の部分だけではない為、その生徒達の段階に沿った話をしなければならないし、彼らがしていかなければならない事もあるから。

結局はそういう部分も、彼らの空手の稽古でもある為。

言わなければいけないタイミングや、言うべき事は見逃さないし、何となくあやふやにはさせない様に心掛けている。

心から語り掛けていると、やはり子供達には伝わっていく物だし、時に何度も同じ事をひたすら繰り返して語らなければいけない事もある。

彼らは本当に一生懸命に頑張っているし、稽古が終われば褒め称えてあげる事も大切。

彼らの試合が終わった瞬間も、勝ち負けを関係無しにそこはまるで同じ。

大人になればなるほど何事も、苦手な物であったり、本来向き合うべき物の事実を誤魔化して都合良く作り上げてしまうと、結局本当に向き合うべき物や、本来なら気付ける物が見えなくて、新しい物が拾えずに通り過ぎていってしまったりもする。

物事の本質を見抜く事が物凄く大切だなと思うし、自分自身が空手を続けている事も自分の為でしかないし、稽古も実戦の試合も、生徒達への空手の指導も全てが同じ様に繋がっている。

また、人として足りていない部分が沢山あるからが一番大きい。

何かの道に迷わない為であり、踏み外さない為でもあり、自分を見失わない為にでもあるから、だからこそ真剣に打ち込める物だし、幸せでしかないし、楽しさも勿論あるが、ただ楽しいばかりの物ではなくて、弱い自分自身を受け入れながらも、どうするべきかと向き合う為の物でしかないから、時に苦しい事も当然ある。

だからこそ大事な物でもあるから。

19:30〜22:00〈水曜日一般部クラス〉

約4ヵ月ぶりに、神代さんが稽古に来てくれた。

本当に忙しい中、今年初めての道場稽古に参加出来た神代さんだが、伸び伸びイキイキと稽古を楽しんでいた。

これからは定期的に稽古に参加出来る様にしたいと話してくれていた。

湊さん、石河ローレンス君と共に稽古に励んだ。

24:00事務処理を終了。