〈土曜日少年部最初のクラス〉
審査の見極めをしながら。
何度も何度も同じ事を、繰り返し繰り返し積み重ねる事で、少しずつ少しずつ心身共に確実に成長していける物となる。
稽古に夢中にさせて、彼らの全力を引き出してあげる事。
飽きさせない事も凄く重要。
年齢や経験と段階によって、一人一人のやるべき事も勿論違う。
〈以下、土曜日少年部2クラス目〉
補強、フィジカル稽古後は、対人稽古の受け返しとスパーリング、組手稽古までを全員で。
先輩達が後輩達に、アドバイスをしながらの受け返しの稽古を行い。
スパーリング、組手稽古へと続き。
ラストは、各先輩達の組手を試合形式で。
全員、素晴らしい組手内容だった。
真剣に見守りながら応援していた仲間達。
先輩がどうあるべきか、帯の色についての責任の話をしながら。
後輩達から、カッコいい先輩達だと慕われる存在になって貰えたらと思う。
飯田理愛さん、太田涼介君、和気清大君、後輩達を背中で引っ張る存在になりつつある。
稽古を通じて長所短所、次の課題を知って更に強くなって貰えたらと思う。
他、全員のそれぞれの良さがある。
19:00〜22:00〈一般部選手稽古〉
金久保、多田君のみで稽古。
前半は組手稽古を繰り返し、後半からは打たせ稽古、ウエイトトレーニング、補強稽古までを確実に。
毎回の事でもあるもの、本当にキツかったし、意味のある凄く貴重な稽古が出来た。
【自分自身で身をもって苦しさを知っていないと、人には決して教えられないし何も言えないよ、将太朗、今日の稽古の最初から最後までを通して、様々な事を感じ取り、良かった所も、そうでなかった所も、また苦しい局面で自分自身が何を感じ、どうしたのか、どう出来たのか、どうしたかったのかを含めて、全ての見直しを毎回しなければいけないし、まさにそれが稽古なんだよ】と、多田君に話しながら。
組手稽古では毎回、共にフラフラになるまで行う。
やっていなければ分からないし、厳しい稽古の中でこそ、確かに心が磨かれる部分があり遮二無二やれる。
武道であり、格闘技でもある極真空手の素晴らしさがそこにあると思う。
全身汗だくずぶ濡れになり、余計な事を何も考えられなくなるくらいに、集中して稽古が出来る事を、本当に幸せに思わなければいけない。
人生の持ち時間には限りがあり、今を大切に生きなければならないし、物事への感謝の気持ちを忘れない事。
23:00終了。
疲れたな、しかし。
そして、◯風◯の◯◯。
幸せ。